遊戯王カードWiki - 《堕天使スペルビア》のバックアップ(No.27)

《堕天使(だてんし)スペルビア》 †

効果モンスター
星８/闇属性/天使族/攻2900/守2400
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「堕天使スペルビア」以外の
天使族モンスター１体を特殊召喚する事ができる。

　最上級モンスターとして十分なステータスを持ち、墓地から特殊召喚されると、さらに墓地の天使族を蘇生することができる。
　闇属性に限らず、天使族ならどの様なモンスターでも蘇生できるため、最上級モンスターが豊富な天使族での選択肢はかなり多い。
　レベル８・闇属性・天使族なので、《トレード・イン》・《終末の騎士》・《堕天使アスモディウス》を使って墓地に送る?のが良いだろう。

　次にこのカードを蘇生させる方法だが、魔法・罠カードでは《死者蘇生》以外はあまりお勧めできるカードが存在しない。
　一方モンスター効果では、《アテナ》と《ダーク・クリエイター》の２体が比較的簡単にこのカードを蘇生させることができる。
　《ダーク・クリエイター》の方を使う場合は、光属性の天使族が多いと事故を起こし得る事と、除外する天使族の選択に注意したい。
　他にも、多くの最上級の天使族に有効な《光神化》と《地獄の暴走召喚》のコンボで墓地から特殊召喚するのも良いだろう。

　また《光と闇の竜》との相性も良く、その効果で墓地からこのカードを蘇生することで、他の天使も蘇生することができる。
　この時《アテナ》を蘇生すれば、再びこのカードを墓地へ送って、《アテナ》の蘇生効果を使い、このカードを蘇生することができる。
　蘇生に成功した時に再びこのカードの効果が使われるので、場にモンスターを３体並べることができる。
《大天使クリスティア》を蘇生すれば、高い攻撃力を持つモンスターが２体並び、特殊召喚できなくなる。
　そのため、《冥府の使者ゴーズ》《トラゴエディア》を持っていると予測できたり、サーチ・サルベージしたりされた後なら、《大天使クリスティア》を蘇生するのもいい。

複数枚の《アテナ》と併用することで、バーン効果だけでも１ターンキルかそれに準ずるダメージを与えることができる。
さらに一気に４～５体のモンスターをフィールドに展開できるので、墓地に《アテナ》が２枚以上ある時に狙ってみよう。
なお《堕天使アスモディウス》や《おろかな埋葬》を駆使すれば、引き次第では早い段階で《アテナ》を墓地に送る?ことができる。

効果発動の条件は墓地からの特殊召喚であり、《奇跡の光臨》等の除外ゾーンからの特殊召喚には対応していない。
よって、《堕天使アスモディウス》に用いられる《闇の誘惑》と《奇跡の光臨》によるコンボはあまり意味が無いので注意しよう。

原作・アニメにおいて―
漫画GXの「響みどりvsレジー・マッケンジー」戦で、響みどりが使用。
《堕天使降臨》の効果によって《堕天使アスモディウス》と共に墓地から特殊召喚された。
さらに自身の効果で墓地から《堕天使エデ・アーラエ》を特殊召喚し、堕天使３体を一気にフィールド上に揃えた。
原作では特殊召喚できるモンスターが「闇属性天使」(堕天使）全般だったため、同名カードも蘇生できた（と思われる）。