*《&ruby(だてんし){堕天使};ディザイア》 [#dfc8e3a3]
 効果モンスター
 星10/闇属性/天使族/攻3000/守2800
 このカードは特殊召喚できない。
 このカードは天使族モンスター1体を
 リリースしてアドバンス召喚する事ができる。
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に
 このカードの攻撃力を1000ポイントダウンし、
 相手フィールド上に存在するモンスター1体を墓地へ送る事ができる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[遊戯王GX 第5巻 付属カード>書籍付属カード#i63e75d6]]で登場した[[闇属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。~
 自身の[[攻撃力]]を1000ポイントダウンさせ、相手[[モンスター]]を[[墓地に送る]][[起動効果]]を持つ。

 [[破壊]]ではなく[[墓地に送る]][[効果]]であるため、[[破壊]]された時の[[誘発効果]]を[[発動]]できない点は大きい。~
 さらに[[表示形式]]の指定もないため、[[リバース効果]][[モンスター]]も問題なく[[除去]]できる。~
 [[除去]]に乏しかった[[天使族]]にはうれしい知らせとなるかもしれない。

 [[特殊召喚]]ができないのは[[最上級モンスター]]にとってはかなりの[[デメリット]]となる。~
 特に[[《神の居城−ヴァルハラ》]]や[[《光神化》]]、[[《アテナ》]]といった[[天使族]]ならではの[[特殊召喚]]サポートが受けられないのは致命的。~
 だがその[[デメリット]]も、見方を変えると現環境で使用率が非常に高い[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]による[[相手]]への寝返りが無い、という事にもなる。~
 また、自身の[[召喚ルール効果]]によって[[リリース]]を少なくする事ができる。~
 [[《マシュマロン》]]などの[[戦闘]][[耐性]]を持つ[[天使族]][[モンスター]]の投入率も低くはない為、[[天使族]]中心の[[デッキ]]で無くても、ある程度の活躍ができるだろう。~
 この方法での[[召喚]]は[[アドバンス召喚]]扱いのため、[[《大天使クリスティア》]]や[[《虚無魔人》]]などの持つ[[特殊召喚]]を封じる効果でも止められない。~
 その点を考慮して[[デッキ]]を組めば[[【天使族】]]での活躍も可能だろうか。~
 
[[雲魔物]]との相性は抜群である。ほとんどの[[雲魔物]]は戦闘耐性があり、[[天使族]]なので[[アドバンス召喚]]が狙いやすい。

 また、[[レベル]]が10と高いため[[《トレード・イン》]]の[[コスト]]に使えないのも評価を下げる。~
 [[《アドバンスドロー》]]ならば問題無いが、そもそも[[特殊召喚]]自体が不可能なので、何かしらの[[サルベージ]]手段を用意しておきたい。~

 さらに一度[[効果]]を[[発動]]しただけで[[攻撃力]]が2000になってしまい、[[《サイバー・ドラゴン》]]を初めとする[[アタッカー]]に簡単に[[戦闘破壊]]されてしまうのも難点。~
 しかし[[守備力]]は高いので[[効果]]使用後は[[守備表示]]にすれば[[戦闘]]にはある程度強くなる。~
 [[《月の書》]]や[[《皆既日蝕の書》]]を使えば[[守備表示]]にできるだけでなく下がった[[攻撃力]]もリセットできるため相性はいいだろう。~
 逆に[[攻撃表示]]のままで[[《禁じられた聖杯》]]を使えば[[攻撃力]]が3400に跳ね上がり、大抵の[[相手]][[モンスター]]を返り討ちに出来る。~
 [[《あまのじゃくの呪い》]]との[[シナジー]]はすさまじく、3回[[効果]]を[[発動]]した《堕天使ディザイア》の[[攻撃力]]は6000になる。~
 [[自分]][[ターン]]に[[《あまのじゃくの呪い》]]を[[発動]]すれば、さらに[[効果]]を[[発動]]することで[[モンスター]]を[[除去]]しつつ最大7000の爆発的な[[攻撃力]]を得ることができる。~
 単に[[リリース]]一体で出せる[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]と見てもいいだろう。~

-各種[[ウイルス]]とも相性が良い。~
[[効果]]を使用していない状態では[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]、1回までなら[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]と使い分けができる。~

-[[《青眼の白龍》]]らと同程度の[[ステータス]]でありながら、なぜか[[三幻神]]にも匹敵する[[レベル]]10である。~

-「ディザイア(desire)」とは、英語で「欲望・願望」を意味する。~
「欲望・願望」を表す単語の中でも性的なニュアンスが強く、主に背徳的な意味で用いられる。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「響みどりvsレジー・マッケンジー」戦で、響みどりが使用。~
[[罠カード]]《闇に堕ちた天使》の[[効果]]によって《堕天使ユコバック》を[[生け贄]]に[[手札]]から[[特殊召喚]]された。~
自身の[[効果]]で[[《The splendid VENUS》]]と《ゼリエル》を[[墓地]]へ送り、マッケンジーに[[直接攻撃]]を仕掛けるが、[[罠カード]]《エンジェル・ティア》によって[[蘇生]]された[[《The splendid VENUS》]]に敗れ去った。~
自身の[[効果]]で[[《The splendid VENUS》]]と《ゼリエル》を[[墓地]]へ送り、マッケンジーに[[直接攻撃]]を仕掛けるが、[[罠カード]]《エンジェル・ティア》によって[[蘇生]]された[[《The splendid VENUS》]]に返り討ちに合い、敗れ去った。~
漫画版では[[召喚制限]]と[[効果]]が使用できる回数制限自体が無かった。~
--焦っていた上に[[伏せカード]]を見誤っていたせいもあるが、《ゼリエル》を[[墓地]]へ送らずに[[攻撃]]していれば普通に勝っていた。
--焦っていた上に[[伏せカード]]を見誤っていた・[[バトルステップの巻き戻し]]が発生しなかったせいもあるが、《ゼリエル》を[[墓地]]へ送らずに[[攻撃]]していれば普通に勝っていた。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~


**関連カード [#i42c9382]
-[[《ダークエンド・ドラゴン》]]

―堕天使~
-[[《堕天使アスモディウス》]]
-[[《堕天使エデ・アーラエ》]]
-[[《堕天使スペルビア》]]
-[[《堕天使ゼラート》]]
-[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]
-[[《堕天使マリー》]]
-[[《魔天老》]]
//-[[《堕天使ディザイア》]]


//―《堕天使ディザイア》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#d93e2375]
-[[遊戯王GX 第5巻 付属カード>書籍付属カード#i63e75d6]] YG05-JP001 &size(10){[[Ultra]]};


**FAQ [#r32def2c]
//Q:[[効果]]分類は何ですか?~
//A:(発売をお待ちください)

Q:[[相手]]の[[モンスター]]を[[対象にとりますか>対象をとる(指定する)効果]]?~
A:[[対象にとります>対象をとる(指定する)効果]]。(09/05/24)

Q:[[攻撃力]]を下げるタイミングは、[[効果解決時]]ですか?~
A:はい、[[効果解決時]]です。(09/05/28)

Q:[[効果解決時]]にこのカードが[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しない場合、または[[攻撃力]]が1000未満になった場合、この[[カードの効果]]は適用されますか?~
A:いいえ、適用されません。(09/05/28)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。