効果モンスター 星１１/闇属性/天使族/攻3000/守3000 このカードは特殊召喚できない。 (1)：このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。 相手フィールドの効果モンスターの数まで、手札・デッキから「堕天使」モンスターを特殊召喚する。 (2)：自分フィールドに他の「堕天使」モンスターが存在する場合、 相手はこのカードを効果の対象にできない。 (3)：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。 フィールドの「堕天使」モンスターの数だけ、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。 自分はこの効果で墓地へ送った「堕天使」カードの数×５００ＬＰ回復する。
ブースターSP−デステニー・ソルジャーズ−で登場する闇属性・天使族の最上級モンスター。
アドバンス召喚に成功した場合に相手の効果モンスターの数だけ堕天使を特殊召喚する効果、特定条件下で対象耐性を得る効果、デッキから墓地へ送った堕天使の数に比例したライフゲインを行う効果を持つ。
《堕天使の追放》により手札に加えることは難しくないが、最上級モンスターでありながら特殊召喚が一切できない。
さらに《堕天使ディザイア》のようにアドバンス召喚のリリースを軽減する手段も持たないので、非常に重いモンスターである。
幸い《終焉の焔》でのサポートが効き、《堕天使の戒壇》で蘇生した《堕天使スペルビア》の効果を用いることでもリリースは確保できる。
堕天使は高レベルのモンスターが多いので《レベル・スティーラー》・《帝王の烈旋》も扱いやすい。
(1)は堕天使を大量展開する効果。
特殊召喚できる数は相手の効果モンスターの数に依存するが、効果モンスターが並ぶのはよくある光景であり、この効果が腐る事は滅多にないだろう。
特殊召喚は手札だけでなくデッキからも可能なので、最上級モンスターが多くて重くなりやすいという堕天使の欠点をカバーできる。
《堕天使ゼラート》を特殊召喚すれば、その効果で相手モンスターを一掃して総攻撃を仕掛ける事もできる。
(2)は他に堕天使モンスターが存在する場合に相手の効果の対象にならなくなる効果。
基本的には、(1)の効果で堕天使を特殊召喚する事でこの耐性を得る形になるだろう。
逆にいえば、(1)の効果にチェーンしての《エフェクト・ヴェーラー》や《ブレイクスルー・スキル》等には十分気をつけたい。
それらのカードの存在が警戒される場合には無理にアドバンス召喚を狙わず、《堕天使イシュタム》・《堕天使マスティマ》のコストに用いるなどの判断も視野に入れたい。
(3)は、堕天使と同じ数のカードをデッキから墓地へ送り、その中の堕天使の数に比例したライフゲインを行う効果。
これも(2)の効果と同じく、(1)の効果で堕天使を展開してから使うのが基本となる。
モンスターが墓地へ送られれば各種蘇生手段に繋がり、魔法・罠カードなら回復したライフをコストに堕天使の効果で適用できる。
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