効果モンスター 星４/闇属性/悪魔族/攻1200/守1000 リバース：自分のデッキの上からカードを５枚まで確認し、 好きな順番でデッキの上に戻す。
Vol.5で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
自分のデッキの一番上のカードの順番を任意に入れ替えるリバース効果を持つ。
状況に応じて必要なカードを早く手札に加える事ができるが、カードの順番を入れ替えるだけでは直接アドバンテージを稼げない。
これにより、５枚の該当カードを《デーモンの宣告》・《リチュア・ディバイナー》のドロー効果で手札に加える事ができる。
《カードガンナー》・ライトロード等はデッキ圧縮 の過程で手札に加えたいカードを墓地へ送る可能性があるが、あらかじめデッキ圧縮しておく事で欲しいカードをめくりやすくなるともいえる。
リバース効果後にそれらで墓地へ送るカードを狙い撃ちする手もあり、手札のライトロード＋《ソーラー・エクスチェンジ》で必要なカードを早く手札に加える事もできる。
《ラヴァルバル・チェイン》・《おろかな埋葬》・《アームド・チェンジャー》等はデッキ圧縮を兼ねる反面、もしめくった中に欲しいカードがない場合デッキをシャッフルしてデッキトップを上書きできる。
加えてレベル４のリバース効果モンスターであるため、《カオス・インフィニティ》で即座に効果を発動させ、機皇兵とのエクシーズ召喚に繋げられる。
このカードのリバース効果で《カオス・インフィニティ》をピーピングする事ができれば、このカードが戦闘破壊されてもそれを後続のモンスターに活用できる為、他のリバース効果モンスターとの併用は可能。
この方法等で、デッキ内のあらゆるモンスターでデッキ圧縮及びデッキトップを操作可能な《ラヴァルバル・チェイン》をエクシーズ召喚でき、こちらと相性の良いカードを流用するのも有効。
こちらはモンスターの他にデッキの一番上から５枚の内の魔法カード・罠カードも操作可能なので、カードの種類の割合や残りのデッキ枚数にもよるが、状況しだいではこれら２枚で大部分のカードを操作する事ができる。
評価を下げる一因として、お互いのデッキを逆にする効果を持つ《天変地異》のように常にデッキトップの確認をする事はできず、《魔導書整理》・前述の《天変地異》のように手札から即発動して効果が使えないのは辛い。
こちらは《クリッター》でサーチしたり、リバース後にシンクロ素材・エクシーズ素材にするなどモンスター故の活用法があるが、召喚に成功した時に効果を発動でき準アタッカーもこなせる、《リチュア・チェイン》の方が使いやすい。
付け加えると、このカードはサポートカードの充実した闇属性・悪魔族であり、ピーピングをあちらより２枚多くできる利点もあるので、あらゆる点で劣るわけではない。
総じて、リバース効果モンスターの中でもデッキトップをピーピングする目的でもあまり採用されないが、他の類似効果を持つカードとは一味違った動きができるカードといえる。