通常罠 1から12までの任意のレベルを宣言して発動できる。 お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、どちらも表が出た場合、 自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。 どちらも裏が出た場合、自分は宣言したレベルの数×500ライフポイントを失う。
SHADOW SPECTERSで登場した通常罠。
1/4の確率で自分のモンスターを任意のレベルにし、1/4の確率でライフロスとなる。
レベルを任意に宣言でき、全てのモンスターに適用できるため、エクシーズ召喚による活用が期待できる。
並べることが難しい高レベルを指定することで難しいエクシーズ召喚も可能になるが、宣言するレベルが高いほど失敗時のライフロスも大きい。
低いレベルであっても、1×3等は狙いづらい部類のため、リスクを下げる意味も兼ね低いランクをあえて狙うのも手か。
いずれにせよ、宣言する数字はその場で選べるため、並べやすいモンスターを多めにしつつ、エクストラデッキに複数のランクを用意するとよいだろう。
その他の使い道として、レベルを指定するサポートを強引に適用するために使用することなども考えられる。
フォーチュンレディのようなレベルを参照するカードとあわせれば1ターンキルも可能。
《ザ・カリキュレーター》の場合は、2体のモンスターがレベル12になれば攻撃力7200にまで達する。
《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》をすり抜けたりするために使うことも可能。
しかし成功率が低いのが最大の難点。
素の1/4はもちろん、《セカンド・チャンス》を併用した場合でも44%と半分にも満たず、到底期待できる数字ではない。
ギャンブルカードとしては珍しく通常罠であるせいで、1度しかチャンスがなくすぐに発動できない上に何も起こらない場合は1枚のカードを失うだけで終わる。
―イラスト関連