通常罠 1から12までの任意のレベルを宣言して発動できる。 お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、どちらも表が出た場合、 自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。 どちらも裏が出た場合、自分は宣言したレベルの数×500ライフポイントを失う。
SHADOW SPECTERSで登場した通常罠。
1/4の確率で自分のモンスターを任意のレベルにし、1/4の確率でライフロスとなる。
成功率がたった1/4、《セカンド・チャンス》を併用したとしても7/16と半分にもならない。
何も起こらない場合も効果による直接的な害こそないが、見返り無くカードを消費し1枚のディスアドバンテージ、さらにレベルを揃える予定で並べたモンスターの利用する手段を失い次のターン以降で倒されるとその分もディスアドバンテージと、十分失敗に値する。
ライフロスは言わずもがなであり、それぞれの結果は成功・どちらでもない・失敗ではなく、成功・失敗・大失敗の図式と見たほうがいい。
ギャンブルに失敗はつきものとはいえ、カバーしてなお失敗の確率のほうが高いのではさすがに採用は非常に厳しい。
どうしても使いたいなら、低いレベルを宣言してリスクを減らすという考えは一切捨てて、自滅を恐れずに常に高レベルを宣言するべきだろう。
低レベルならより確実な展開やレベル変動手段がいくらでもあるが、モンスターを種類問わず高レベルへの変動手段としては並ぶものがないと言っていい性能ではある。
もともと分が悪いギャンブルをするカードなので、安定性など考えず1ターンキルか敗北かに賭けるネタ気味と言ってもいいほどのデッキのほうが性質にあっているだろう。
―イラスト関連