通常罠 1から12までの任意のレベルを宣言して発動できる。 お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、どちらも表が出た場合、 自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。 どちらも裏が出た場合、自分は宣言したレベルの数×500ライフポイントを失う。
SHADOW SPECTERSで登場する通常罠。
25%の確率で自分のモンスターを任意のレベルにし、25%の確率でライフロスとなる。
レベルを任意に宣言でき、全てのモンスターに適用できるため、エクシーズ召喚による活用が期待できる。
並べることが難しい高レベルを指定することで難しいエクシーズ召喚も可能になるが、宣言するレベルが高いほど失敗時のライフロスも大きい。
低いレベルであっても、1×3等は狙いづらい部類のため、リスクを下げる意味も兼ね低いランクをあえて狙うのも手か。
いずれにせよ、宣言する数字はその場で選べるため、並べやすいモンスターを多めにしつつ、エクストラデッキに複数のランクを用意するとよいだろう。
その他の使い道として、レベルを指定するサポートを強引に適用するために使用することなども考えられる。
フォーチュンレディのようなレベルを参照するカードとあわせれば1ターンキルも可能。
《ザ・カリキュレーター》の場合は、2体のモンスターがレベル12になれば攻撃力7200にまで達する。
《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》をすり抜けたりするために使うことも可能。
しかし、失敗すると大きくライフを失うことになり、最大の12では6000ものライフを賭けることになる。
失われるライフはダメージ扱いではないため、バーンメタによる回避もできない。
どうしても通常の手段での実行が困難なエクシーズ召喚やコンボを狙いたい場合でもないならば、あまり推奨されるものではないだろう。
また、片方が表、もう片方が裏という場合には効果がなく、50%の確率で無意味なカードになってしまう点もやや問題である。
もっとも、ライフロスを背負う確率よりは無意味になるだけですむ確率の方が高いということともとれる。
《セカンド・チャンス》を併用すればライフを失う確率は6%にまで下がり、任意のレベルになる確率は44%にまで上がる。
―イラスト関連