大皇帝(だいこうてい)ペンギン/The Great Emperor Penguin》

効果モンスター
星5/水属性/水族/攻1800/守1500
このカードをリリースして発動する。
自分のデッキから「大皇帝ペンギン」以外の
「ペンギン」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚する。

 GENERATION FORCEで登場した水属性水族上級モンスター
 自身をリリースして、同名カード以外のペンギンを2体リクルートする効果を持つ。

 このカード上級モンスターであるため、アドバンス召喚には1体のリリースを必要とする。
 その上でこのカードリリースする必要があるため、直接アドバンテージを稼げない。
 使用するなら《伝説の都 アトランティス》を併用してこのカードリリース無しで召喚したい。
 ただ、その場合、《ペンギン・ナイトメア》等のレベルも下がり、ランク4のエクシーズモンスターを呼べなくなってしまう。
 だが逆にランク3はエクシーズ召喚可能であり、水属性エクシーズモンスターランク4よりもランク3の方が多い。
 この場合《No.17 リバイス・ドラゴン》《伝説の都 アトランティス》と合わせてすぐに攻撃力2700となれるため、あえてランク3を狙うのもいいだろう。

 だが、やはりペンギン特殊召喚してもメリットが乏しいのが最大の問題点。
 ペンギンでも特に強力な効果を持つ《ペンギン・ソルジャー》リバース効果モンスターであり、高い攻撃力や強力な効果を持つペンギンもいない。
 《ペンギン・ナイトメア》2体を表側守備表示特殊召喚することで、水属性攻撃力強化などができるが、それならば他のカードでも事足りる。
 同レベルペンギンを2体特殊召喚すれば、エクシーズ召喚に繋げる事はできるが、それならば簡単にエクシーズ召喚を狙えるカードは他にも沢山ある。
 そのため、現時点ではこのカードを出してまで特殊召喚したいかどうかは微妙である。

 《リビングデッドの呼び声》《死者蘇生》などでこのカード特殊召喚して効果を使えば、カード1枚の消費でランク2〜4のエクシーズ召喚を狙うことができる。
 しかしこのカードレベルを含めたステータスが高いため、蘇生できる手段は少ない。

 このカードペンギン水属性である為《フィッシュボーグ−ガンナー》シンクロ素材にできるのは利点である。
 墓地《黄泉ガエル》《フィッシュボーグ−ガンナー》が存在する場合、強力なシンクロモンスターを導く事ができる。
 手札が《大皇帝ペンギン》を含む2枚以上なら《氷結界の龍 トリシューラ》、4枚以上なら《シューティング・クェーサー・ドラゴン》シンクロ召喚の条件が整う。
 しかし、《フィッシュボーグ−ガンナー》禁止カードとなったため、この構築は不可能となった。

関連カード

収録パック等