*《&ruby(だいしょうぐん){大将軍}; &ruby(シエン){紫炎};/Great Shogun Shien》 [#v53f6491]
 効果モンスター
 星7/炎属性/戦士族/攻2500/守2400
 自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
 2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 相手は1ターンに1度しか魔法・罠カードを発動できない。
 また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
 代わりに自分フィールド上に表側表示で存在する
 「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。

 [[STRIKE OF NEOS]]で登場した[[炎属性]]・[[戦士族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[六武衆]]が[[自分]][[フィールド]]に2体以上存在する時、[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[召喚ルール効果]]を持つ[[半上級モンスター]]である。~
 [[破壊]]される際に他の[[六武衆]]を身代わりにでき、[[相手]][[プレイヤー]]の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を制限できる二つの[[永続効果]]を持つ。~

 自身の[[召喚ルール効果]]と[[六武衆]]が[[特殊召喚]]での展開に優れている事から、[[フィールド]]に出す事は難しくない。~
 特に[[《真六武衆−カゲキ》]]や[[《真六武衆−キザン》]]、[[《六武衆の師範》]]とは相性がよく、[[手札]]に他の[[六武衆]][[モンスター]]があれば即座に3体以上の[[モンスター]]を展開できる。~
 [[攻撃力]]も2500と[[最上級モンスター]]にしては控えめな数値だが、数多い[[攻撃力]]2400の[[上級モンスター]]を[[戦闘破壊]]可能なラインは維持している。~

 他に、不完全ながら[[破壊]][[耐性]]を持ち、先攻1[[ターン]]目に[[召喚]]できれば[[相手]]の展開を大きく鈍らせることができる。~
 特に[[【チェーンバーン】]]をはじめとした[[コンボ]][[デッキ]]には、無類の強さを誇る。~
 また1[[ターン]]に1枚しか[[ロック]]を[[破壊]]できる[[カード]]を[[発動]]できないため、[[ロック]][[デッキ]]とも相性が良い。~
 [[六武衆]]は[[サポートカード]]でしかないため、[[召喚]]補助や[[除去]]回避手段を用意できるならば、[[【六武衆】]]以外の[[デッキ]]にも投入を検討できる。~

 だが[[コントロール奪取]]の[[カード]]には無力であり、奪われると[[相手]]は[[魔法・罠カード]]を使い放題になる。~
 [[《魔封じの芳香》]]があれば[[コントロール奪取]]も含めてさらに拘束力を強化でき、[[《六武衆−ヤイチ》]]の[[伏せ除去]][[効果]]も使いやすくなる。

-身代わり[[効果]]は[[戦闘破壊]]される時や、[[ダメージステップ]]時に[[カードの効果]]で[[破壊]]される場合も[[発動]]する。~
ただし[[《ライトニング・ボルテックス》]]等[[全体除去]]の場合は、[[六武衆]]を身代わりに[[破壊]]を免れる事はできない。~
この時[[六武衆]]の誰かに[[《漆黒の名馬》]]を装備している場合でも、その[[六武衆]]を身代わりにして[[破壊]]を免れることはできないので注意。~
[[フィールド]]に残るのは、[[《漆黒の名馬》]]を装備していた[[六武衆]]だけである。

-[[カウンター罠]]や[[《我が身を盾に》]]で[[相手]]の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にした場合、[[相手]]はもう1枚[[魔法・罠カード]]を[[発動]]できる。~
[[除去]][[魔法・罠カード]]を使用された場合に自身の[[永続効果]]で他の[[六武衆]]を身代わりにした際は、[[無効]]にした訳では無いのでそれ以上[[魔法・罠カード]]を[[発動]]される事は無い。~
なお、[[チェーン]]を組んでいる段階ではまだ[[無効]]化の処理が行われていないため、[[相手]]は1つの[[チェーンブロック]]の中で[[発動]]できる[[魔法・罠カード]]は基本的に1枚だけとなる。

-かつては名実共に[[【六武衆】]]の切り札となる[[カード]]であった。~
しかし現在は[[真六武衆>六武衆]]の登場、それに伴う[[カテゴリ]]の強化により、[[デッキ]]の内容が様変わりしている。~
[[下級モンスター]]と[[シンクロモンスター]]を軸とする[[デッキ]]に変化したため、この[[カード]]の出番は減ってしまった。~
多数の[[魔法カード]]を使用する[[【魔導書】]]のような[[デッキ]]に対する[[メタカード]]として働く事になるだろう。~

-旧[[テキスト]]では「代わりにこの[[カード]]以外の『[[六武衆]]』という名のついた[[モンスター]]を[[破壊]]する事ができる」とあった。~
最新[[テキスト]]ではその部分は削除されている。

-[[六武衆]]が身代わりとなるため、第1期から存在していた[[影武者>《紫炎の影武者》]]の存在意義は更に希薄なものとなってしまっている。~

-モデルは、[[《天下人 紫炎》]]と同じく織田信長であろう。~
[[マスターガイド2>書籍付属カード#u27ba37e]]によると、混沌とする戦乱の世を治め、人々に安寧をもたらすために家臣や[[六武衆]]と共に戦っているとの事。~
-[[マスターガイド2>書籍付属カード#u27ba37e]]によると、混沌とする戦乱の世を治め、人々に安寧をもたらすために家臣や[[六武衆]]と共に戦っているとの事。~
この大将軍がやがて天下を取り、[[天下人>《天下人 紫炎》]]となった。

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]、および[[2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では対戦[[相手]]として登場。~
使用する[[デッキ]]は、もちろん[[【六武衆】]]。~
[[2010>ゲーム付属カード#x98310ea]]でも登場するが、何故かセリフセットが[[《首領・ザルーグ》]]のものに差し替えられている。

//-原作・アニメにおいて―~

**関連カード [#jf3bbfcc]
-[[六武衆]]
-[[紫炎]]

-[[半上級モンスター]]

-[[《真六武衆−シエン》]]

-[[《紫炎の霞城》]]

-[[《六武ノ書》]]
-[[《中央突破》]]

-[[《紫炎の影武者》]]
-[[《シエンの間者》]]

―[[効果]]関連

――[[自分]][[フィールド]]上に特定の[[モンスター]]が2体以上存在する時に[[特殊召喚]]できる
-[[《紋章獣エアレー》]]

-[[《XX−セイバー フォルトロール》]]
-[[《燃料電池メン》]]

-[[《ガーディアン・オブ・オーダー》]]
-[[《火車》]]

――[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を制限する
-[[《氷結界の交霊師》]]
-[[《ナチュル・ローズウィップ》]]

―《大将軍 紫炎》の姿が見られる[[カード]]
-[[《死角からの一撃》]]
-[[《実力伯仲》]]

-[[《奇策》]]
-[[《御前試合》]]
-[[《真剣勝負》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#m8b8efca]
-[[【六武衆】]]

**収録パック等 [#u5fea1b1]
-[[STRIKE OF NEOS]] STON-JP013 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP087  &size(10){[[Rare]]};
**FAQ [#yac054cf]
Q:《大将軍 紫炎》と[[六武衆]]2体が[[自分]]の場にいる時に[[《ライトニング・ボルテックス》]]を使用されました。~
  身代わり[[効果]]で被害を抑えようとした場合、[[破壊]]される[[モンスター]]は何体となるのでしょうか?~
A:[[六武衆]]を身代わりにする[[効果]]は[[永続効果]]であるため、身代わりとなる場合自身が[[フィールド]]に居る必要があります。~
  そのため、《大将軍 紫炎》と[[六武衆]]は同時に全て[[破壊]]されてしまい、生き残ることができません。~
  結果、3体とも[[破壊]]されます。

Q:[[《因果切断》]]などの「[[除外]]する」[[効果]]に対し、身代わり[[効果]]は使えますか?~
A:いいえ。[[除外]]は[[破壊]]ではないので使えません。

Q:[[《奈落の落とし穴》]]などの[[破壊]]して[[除外]]する[[効果]]に対し、身代わり[[効果]]は使えますか?~
A:[[破壊]]された後に[[除外]]するので、[[破壊]]される時点で身代わりにすれば[[除外]]されません。

Q:この[[カード]]が[[戦闘破壊]]される場合、身代わり[[効果]]は使えますか?~
A:使えます。

Q:この[[カード]]が場にいるとき、[[相手]]に[[《おとり人形》]]で[[罠カード]]を[[発動]]させた場合、[[相手]]はこの[[ターン]][[魔法・罠カード]]は使えませんか?~
A:はい、使えません。

Q:[[相手]]が[[罠カード]]を[[発動]]した後で、この[[モンスター]]を[[召喚]]しました。~
  この[[ターン]]、[[相手]]は[[魔法・罠カード]]をもう1枚使う事ができますか?~
A:はい、もう1枚だけなら使う事ができます。~
  この[[カード]]が[[表側表示]]で存在しない間は、回数に関して制限は無く、回数制限に関与する事はありません。

Q:この[[カード]]が存在するときに[[相手]]が[[魔法>魔法カード]]を使用し、その[[ターン]]中この[[カード]]が[[裏側守備表示]]となり、さらに同一[[ターン]]でこの[[カード]]が[[リバース]]しました。~
  この場合、この[[ターン]]中に[[相手]]はもう1回[[魔法・罠カード]]を使う事ができますか?~
A:上記の通り、回数制限は「このカードが[[表側表示]]で存在するようになってから、[[表側表示]]で存在する限り1枚だけ」になっています。~
  つまり、1回[[裏側表示]]となった後で[[リバース]]する場合、[[裏側表示]]に「なる前」や「なっている間」に使われる[[魔法・罠カード]]は回数制限と無関係です。

Q:[[《漆黒の名馬》]]を装備した[[六武衆]][[モンスター]]と《大将軍 紫炎》が場にいます。~
  [[相手]]に[[《ライトニング・ボルテックス》]]などの全体[[破壊]]を[[発動]]された場合、[[六武衆]][[モンスター]]は[[《漆黒の名馬》]]の[[効果]]で[[破壊]]を免れ~
  《大将軍 紫炎》はその[[六武衆]][[モンスター]]を代わりに[[破壊]]し、[[破壊]]を免れることはできますか?~
A:[[《ライトニング・ボルテックス》]]の[[効果]]によって[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する《大将軍 紫炎》や[[六武衆]]と名のつく[[モンスター]]が全て[[破壊]]される場合、他の[[六武衆]]と名のつく[[モンスター]]を代わりに[[破壊]]する[[効果]]を[[適用]]する事ができません。~
  よって、この質問の場合、[[《漆黒の名馬》]]を装備した[[六武衆]]のみが[[フィールド]]上に残ります。

Q:《大将軍 紫炎》が[[自分]]の[[フィールド]]にいる時、[[相手]]が[[魔法・罠カード]]を[[発動]]し、それに対し[[自分]]は[[カウンター罠]]や[[《我が身を盾に》]]などで[[カウンター]]しました。~
  この場合「[[発動]]が[[無効]]」になっていますが、これは1枚[[発動]]した扱いになり、[[相手]]はそれ以上[[魔法・罠カード]]を[[発動]]できないのでしょうか?~
A:いいえ、[[発動]]が[[無効]]になっていますので、[[相手]]はさらに別の[[魔法・罠カード]]を[[発動]]できます。(07/08/02)

Q:《大将軍 紫炎》を[[自分]]が[[召喚]]した時、[[相手]]が[[召喚]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]Aを[[発動]]し、[[自分]]はそれを[[無効]]にする[[カウンター罠]]Bを[[チェーン]]しました。~
  そうした場合、[[相手]]は[[カウンター罠]]Bを[[無効]]にする[[カウンター罠]]Cを更に[[チェーン]]することができますか?~
A:[[永続効果]][[適用]]前ですので、[[カウンター罠]]Cを[[チェーン]]して[[発動]]できます。(08/07/31)

Q:《大将軍 紫炎》が[[自分]]の[[フィールド]]にいる時、[[相手]]が[[魔法・罠カード]]を[[発動]]し、それに対し[[自分]]は[[カウンター罠]]や[[《我が身を盾に》]]などを[[発動]]しました。~
  [[相手]]はそこにさらに[[チェーン]]して、[[カウンター罠]]を[[発動]]できるでしょうか?~
A:いいえ、できません。~
  この場合ですと[[チェーン]]2の[[カウンター罠]]や[[《我が身を盾に》]]が処理される前ですので、まだ[[チェーン]]1の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]が[[無効]]になっていません。~
  ですので《大将軍 紫炎》の[[永続効果]]により、[[相手]]は他の[[魔法・罠カード]]を[[発動]]することはできません。~
  ただし[[チェーン]]処理がすべて終了し、[[相手]]の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]化しているのであれば、[[相手]]はさらに別の[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]]1として[[発動]]できます。(07/08/02)

Q:[[墓地]]の[[《神剣−フェニックスブレード》]][[《剣闘獣の底力》]]の“[[効果]]の[[発動]]”や[[表側表示]]で存在している[[永続魔法]]、[[フィールド魔法]]、[[永続罠]]の“[[効果]]の[[発動]]”でも、《大将軍 紫炎》の[[永続効果]]が適用され、以降の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]が封じられますか?~
  また、封じられない場合は、《大将軍 紫炎》の[[永続効果]]が適用された後でも、上記の“[[効果]]の[[発動]]”は可能ですか?~
A:《大将軍 紫炎》[[《氷結界の交霊師》]][[《ナチュル・ローズウィップ》]]の[[効果]]は、[[魔法・罠カード]]の[[発動]]が1ターンに1度しかできない[[効果]]となり、既に[[表側表示]]で存在する[[永続魔法]]・[[永続罠]]カードの[[効果]]の[[発動]]や、[[墓地]]に存在する[[魔法カード]]の[[効果]]の[[発動]]は含まれません。~
  よって、[[墓地]]に存在する[[《神剣−フェニックスブレード》]]や[[《剣闘獣の底力》]]の[[効果]]を[[発動]]した場合でも、[[手札]]から[[魔法カード]]を[[発動]]したり、[[セット]]されている[[魔法・罠カード]]を[[表側表示]]にして[[発動]]する事ができます。~
  また、[[魔法・罠カード]]を1度[[発動]]した場合でも、[[墓地]]に存在する[[《神剣−フェニックスブレード》]]や[[《剣闘獣の底力》]]の[[効果]]を使用する事ができます。(09/08/31)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。