大地(だいち)騎士(きし)ガイアナイト/Gaia Knight, the Force of Earth》

シンクロモンスター
星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

 STARTER DECK(2008)で登場した地属性戦士族シンクロモンスター
 モンスター効果を持たない数少ないシンクロモンスターであり、《地天の騎士ガイアドレイク》融合素材

 より高い攻撃力を持つものが禁止カードに指定されており、実質的にレベル6で最高の攻撃力シンクロモンスターである。
 しかし、同じレベル6には3200打点まで戦闘破壊できる《BF−星影のノートゥング》が存在しており、元々の攻撃力も200しか違わないため、打点目的では優先しづらい。
 他にも攻撃力が100しか違わない《甲化鎧骨格》除去効果を持つ《獣神ヴァルカン》《超念導体ビヒーマス》も存在し、エクストラデッキの枠も考えればこちらを優先する価値は非常に低い。

 このカードのそれらと差別化できる特有の利点として、《デモンズ・チェーン》等を回避したり、《ダイガスタ・エメラル》蘇生できたりする利点がある。
 他にも、《絶対魔法禁止区域》や、戦士族サポートにも対応する。

 同じ用途のモンスターとして《ジェムナイト・パール》が上げられる。
 エクシーズモンスターシンクロモンスターの違いはあるが、《ヴェルズ・オピオン》を突破できる点が高く評価され、こちらはその《ヴェルズ・オピオン》がいればシンクロ召喚すらできないのが難点。
 また、守備力が非常に低いので、表示形式変更には弱い事もマイナス点となってしまう。
 よってシンクロ召喚を主体とするデッキであっても、デッキタイプや環境にもよるため一概に比べられる訳ではないが、上記のような除去を行えるカードと競合が激しくなるのは否めない。

 戦士族シンクロモンスターであり、【不死武士シンクロ】での採用が検討できる。
 また、《H−C エクスカリバー》《機甲忍者ブレード・ハート》などを採用する【戦士族】の場合はレベルが4に集中するため、《トラパート》レベルを合わせやすい。
 この攻撃力に疑似耐性が付けば、なかなかに厄介であろう。
 また、《地天の騎士ガイアドレイク》の正規融合素材であり、同時に「効果モンスター以外のシンクロモンスター」でもあるため、どちらの融合素材にもなれる。

 他の活用法としては、効果を持たないがゆえにインフェルノイドモンスター特殊召喚条件における「レベルランクの合計」にカウントされないという点を活かす手がある。
 【インフェルノイド】ならばシンクロ召喚しやすいため、チューナーを採用するならば投入して損はないカードである。

関連カード

―《大地の騎士ガイアナイト》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等