大天使(だいてんし)クリスティア》

効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
自分の墓地に存在する天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する天使族モンスター1体を手札に加える。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚する事はできない。
このカードがフィールド上から墓地へ送られる場合、
墓地へ行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。

 Vジャンプ(2009年3月号) 付属カードで登場した光属性天使族最上級モンスター
 自身を手札から特殊召喚する召喚ルール効果墓地天使族モンスターサルベージする誘発効果を持つ。
 また、お互い特殊召喚を封じる永続効果フィールドから墓地へ送られる時に自身をデッキトップ戻すルール効果も持つ。
 高い攻撃力と強烈な効果によってあらゆるデッキを戦略の部分から封殺する現環境最大級のパワーカードである。

 自身を手札から特殊召喚する効果は、最上級モンスターであるがゆえに、非常に強力である。
 墓地天使族モンスターを貯めるのであれば、《シャインエンジェル》《ヘカテリス》を使用するとよいだろう。
 ただし、このカードが存在する場合は、リクルーター効果を使用できないので注意が必要である。
 逆に墓地モンスターが貯まりすぎている場合は、《神聖なる魂》《魂の解放》モンスターの数を調整すると良い。
 特に《神聖なる魂》はこのカード自身の効果サルベージが可能で、繰り返し墓地モンスター数を調整できるため、相性が良い。
 《ハネワタ》フリーチェーン手札から捨てる事ができ、墓地調整に一役買ってくれるだろう。
 最近流行の《ダーク・ダイブ・ボンバー》に対するメタにもなるため、デッキに投入するのも悪くない。

 墓地天使族モンスターを回収する効果は、状況に応じて様々なモンスターを再利用できるため、大きなアドバンテージを得ることができる。
 特に《オネスト》手札に加えれば、使用後は再び墓地モンスター数を4体にする事ができるため、再度このカードの特殊召喚する条件を整えることができる。

 デッキトップに戻る効果は、ドローが阻害されるためデメリットになりやすいが、《光神テテュス》が存在すればデッキトップに戻ってもドローロックが発生せず、確実に手札を増やすことができる。
 その他に《アドバンスドロー》コストに使用したり、《神の居城−ヴァルハラ》特殊召喚したりと、デメリットを利用できるようにデッキを構築すると良いだろう。
 墓地天使族モンスターが4体存在する状態を維持できれば、ドローの機会は潰されるものの、何度も手札に戻り特殊召喚できるため、不死鳥のように使用できる。

 全ての特殊召喚を封じる効果は、蘇生シンクロ召喚等の戦術を崩すことができる。
 相手《死者蘇生》《異次元からの帰還》チェーンして、《奇跡の光臨》《光神化》でこのカードを特殊召喚すれば、無効化することができる。
 《光神化》速攻魔法であるため使いやすいが、自壊するデメリットがあるため、相手ターン発動するとほぼ確実に自壊し、ドローロックされることになるので、注意が必要。

 特殊召喚を封じられることで影響を受けるカードデッキは多い。
 蘇生特殊召喚を多用する、【アンデット族】【植物族】【シンクロアンデット】などには天敵と言えるだろう。
 そうでなくとも大抵の大型モンスター特殊召喚によって場に出てくるため、このカードが場にいるだけで何もできなくなり敗北する、ということも多々ある。
 単発の除去では十中八九次のターンに復活することもあり、これらのデッキで戦う場合はこのカードが出てくる前にライフポイントを削りきるか、もしくは除去をしたターンの内に勝負を決める必要がある。

 このカードと相性の良いモンスターは多い。
 《光と闇の竜》が並ぶと、相手はほぼ身動きが取れなくなる。
 光属性天使族を多く採用するなら、《天魔神 インヴィシル》の採用も考えられる。
 中でも《光神テテュス》との相性は抜群である。
 自身の特殊召喚効果による《光神テテュス》アドバンス召喚するためのリリース確保に加え、サルベージによる《光神テテュス》の回収、デッキトップに戻る効果により《光神テテュス》効果発動の補助までできる。
 《光神テテュス》効果を能動的に発動させるための《手札断殺》などといった墓地肥やしと手札の交換を兼ねたカードは《大天使クリスティア》の特殊召喚効果を満たすことにも役立つ。

 召喚制限が一切なく、《神の居城−ヴァルハラ》等による手札からの特殊召喚《アテナ》等による蘇生《奇跡の光臨》での帰還が可能であるため、最上級モンスターの中では扱いやすい部類に入る。
 光属性天使族なので《ジェルエンデュオ》にも対応しており、アドバンス召喚も行いやすい。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
  特殊召喚手札加える効果は分かれていますか?1つとして処理しますか?
A:自己特殊召喚は種別の無い効果(召喚ルール効果)、回収は誘発効果特殊召喚封印は永続効果デッキに戻るのは種別の無い効果(ルール効果)です。
  自己特殊召喚手札加える効果は分割されています。(09/01/21)

Q:2つ目の効果は、墓地天使族対象にとりますか
A:とります。(09/01/21)

Q:墓地天使族が4体以外のときに手札から《神の居城−ヴァルハラ》効果特殊召喚できますか?
A:できます。(09/01/21)

Q:デッキの一番上に戻る効果は「一度墓地に送られてから発動する」「そもそも墓地には送られない」のどちらですか?
A:フィールドから直接デッキの一番上に送られます。(09/01/21)

Q:デッキの一番上に戻る効果はどこで発動する効果ですか?
A:この効果は種別の無い効果であり、「発動」の概念自体がありません。
  なお、チェーンブロックは発生しません。(09/01/21)

Q:装備カード状態のこのカードが墓地へ送られる場合、デッキの一番上に戻る効果は処理しますか?
A:します。(09/01/21)

Q:《次元の裂け目》《マクロコスモス》存在中にこのカードがフィールド上から墓地へ送られる場合(《次元の裂け目》などの効果除外される場合)でもデッキの一番上へ行きますか?
A:はい、デッキの一番上へ行きます。(09/03/02)

Q:《奈落の落とし穴》発動された場合、どこへ行きますか?
A:除外されます。(09/01/21)

Q:裏側表示のこのカードが裏側表示のまま墓地へ送られる?場合、デッキに戻りますか?
A:いいえ、デッキに戻らずそのまま墓地へ送られます?。(09/01/21)

Q:《スキルドレイン》発動中にこのカードデッキに戻る効果無効になりますか?
A:はい、無効になり墓地へ送られるようになります。(09/02/28)

Q:《冥界の魔王 ハ・デス》戦闘破壊された場合、墓地に送られますか?
A:はい、送られます。(09/01/24)

Q:このカードが《聖導騎士イシュザーク》《異次元の狂獣》《レッサー・デーモン》戦闘破壊された時(相打ちではなく破壊された場合)、このカードはデッキトップにもどりますか?
A:《大天使クリスティア》が、《聖導騎士イシュザーク》《異次元の狂獣》《レッサー・デーモン》との戦闘によって破壊された場合、それぞれの 効果によってゲームから除外されるため、デッキの一番上に戻る事はありません。(09/02/02)

Q:このカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚を行うことはできますか?
A:いいえ。《大天使クリスティア》をシンクロ召喚を行う際のシンクロ素材として使用する事はできません。(09/02/03)

Q:このカードをコストとして《ヴォルカニック・クイーン》や、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》特殊召喚できますか?
A:できません。(09/02/03)

Q:《禁じられた聖杯》効果適用されたこのカード墓地に送られる?場合、デッキの一番上に戻すことはできますか?
A:いいえ。そのまま墓地に送られ?ます。(09/03/01)