通常魔法(制限カード) フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
BOOSTER7で登場した通常魔法。
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する全体除去。
不特定多数の魔法・罠カードを破壊するため、対象をとる(指定する)効果ではない。
《ハーピィの羽根帚》が禁止カードに指定された後、長きに渡って最高の魔法・罠除去として扱われてきた。
あちらと違い自分の場のカードも破壊してしまうものの、ノーコストで大きくアドバンテージを獲得できる性能を誇る。
特に本命の総攻撃を確実に通す手段として、各種ビートダウンでは必須カードとされている。
「魔法&罠カードゾーンに多くを伏せると痛い目を見る」という原則と共に、様々な駆け引きを作り出すカードでもある。
このカードが相手の手札にある可能性がある状況では、大量の魔法・罠カードをセットする行為に、最悪1:5交換という敗北に直結するディスアドバンテージを負う可能性がついて回るのである。
このため大量の伏せカードを使用する場合には「《スターライト・ロード》等の対策手段がある」、「セットモンスターが《メタモルポット》」、「それらに見せかけたブラフ」等の読み合いが発生する。
また、自分の魔法・罠カードを能動的に破壊できる点も優秀。
相手のカードを巻き込みつつ発動すれば損失は最小限に抑えられる。
《呪われた棺》や《歯車街》、《おジャマジック》等とコンボするのにも打ってつけ。
《黄泉ガエル》や《冥府の使者ゴーズ》のために自分フィールドを空にする方法にも使える。
しかし上記のようなコンボを考えないのであれば、自分の魔法・罠カードを巻き込むのは痛い。
このため、【ロックバーン】や【パーミッション】等の魔法&罠カードゾーンを多用するデッキには投入されないことが多い。
また【エクゾディア】・【ドグマブレード】等、相手の伏せカードを意に介さないデッキでも採用されないことが多い。
Q:このカードを発動した場合、このカード自身はどのように墓地に送られるのですか?
A:自身の効果では破壊されず、チェーン処理終了後に墓地に送られます。
なお、同時に複数のカードが破壊されたときは破壊されたカードの持ち主が任意の順番で墓地に置けます。