第六感(だいろっかん)/Sixth Sense》

通常罠(禁止カード)
自分は1から6までの数字の内2つを宣言する。
相手がサイコロを1回振り、宣言した数字の内どちらか1つが出た場合、
その枚数自分はカードをドローする。
ハズレの場合、出た目の枚数デッキの上からカードを墓地へ送る。

 ザ・ヴァリュアブル・ブック6 付属カードで登場したギャンブル性の「低い」ドローカードの一つ。
 ギャンブルカードの中では最高峰のカードである。

 本当に第六感を持っていない限り、このカードを使用する際に選ぶ数は5・6が基本。
 成功した場合、圧倒的なカード・アドバンテージを得て、勝ったも同然になる。
 失敗してもデメリットは少なく、墓地が肥えるのはメリットにもなる。
 フリーチェーンであり、除去チェーンすれば相手のカードを無駄に消費させる事も可能。

 【スタンダード】はもちろんのこと、ほとんどのデッキに入れることができるカードである。
 それ故このカードが無制限の時期の遊戯王は「サイコロゲー」などと揶揄されたほど。
 事実、このカードをフル投入した【カオス】の一種である【六感使者】は、【カオス】全盛期の代表的なデッキの1つにまでなった。

 このような凶悪なドローカードが許容されるわけもなく、制限を経て05/03/01制限改訂禁止カードに指定されている。
 しかしこの当時はアニメでも原作効果の《天よりの宝札》や《命削りの宝札》を始めとして4〜5枚のドローが当たり前の時代だったので、現実でもこのようなカードが登場したのはある意味当然の成り行きだったともいえる。

収録パック等