フィールド魔法 守備表示の岩石族モンスターが攻撃され、 攻撃モンスターのコントローラーが戦闘ダメージを受ける場合、 その戦闘ダメージは倍になる。
ストラクチャーデッキ−守護神の砦−で登場したフィールド魔法。
岩石族モンスターによる反射ダメージを倍にする効果を持つ
守備表示の岩石族モンスター全てに《アステカの石像》と同様の効果を付与できる。
しかし、フィールド魔法であるために予め発動しておく必要があり、《アステカの石像》・《クロスカウンター》のような奇襲性が存在しない。
加えてこれらの効果とは重複しないため、《バトルマニア》を使ってしても1ターンキルは遠く、結果消費が増えるだけなのでダメージソースとしては激しく劣る。
《アステカの石像》と比較して岩石族モンスターそれぞれが持つ効果を活かすこともできるが、岩石族自体、あくまで守備に適したモンスターが多いだけで突出したステータスをもつものはいない。
そのため、《牙城のガーディアン》などを用いない限り、実際のダメージは1000にも満たない事が殆どであり、繰り返し利用できる事のメリットが薄い。
また、このカードが発動している状況では、中途半端な攻撃力のモンスターでは裏側守備表示モンスターを攻撃する意味も薄く、二度三度と効果が適用される事自体が稀である。
当然ながら攻撃力で上回る場合にはなにもできず、単体で機能しないために例え破壊されず残り続けたとして発動分のディスアドバンテージを取り戻せるかも怪しい。
フィールド魔法ゆえにサーチは容易だが、張り替えられてしまっては意味もなく、《クロスカウンター》や《魔法の筒》を用いたほうが堅実。
また同じ岩石族を補助するフィールド魔法として、《岩投げエリア》が登場した事も逆風となっている。
攻撃せざるを得ないモンスターや、警戒され攻撃されない事がメリットとなるサイクル・リバース系統の岩石族と組み合わせるにしても、あちらのほうが強力である。