*《&ruby(ちきゅうきょじん){地球巨人}; ガイア・プレート/Gaia Plate the Earth Giant》 [#ee0cac0b]
 効果モンスター
 星8/地属性/岩石族/攻2800/守1000
 このカードは自分の墓地の岩石族モンスター2体を
 ゲームから除外し、手札から特殊召喚できる。
 このカードと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力・守備力は
 ダメージ計算時のみ半分になる。
 このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
 自分の墓地の岩石族モンスター1体を
 ゲームから除外する。または、除外せずにこのカードを墓地へ送る。
//http://aucfan.com/aucview/yahoo/m99442451/

 [[LIMITED EDITION 11>LIMITED EDITION#f6c7fd73]]で登場した[[地属性]]・[[岩石族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[《メガロック・ドラゴン》]]のような[[特殊召喚]]手段([[召喚ルール効果]])を持つ[[半上級モンスター]]である。~
 [[戦闘]]を行う[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を半分にする[[永続効果]]を持つ。

 [[戦闘]]する[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半分にする[[効果]]により、[[戦闘]]に関しては滅法強い。~
 単純に考えて[[攻撃力]]が5600あるようなものなので、[[攻撃力]]でこの[[カード]]を突破するのは困難を極める。~
 また、屈指の[[コンバットトリック]][[カード]]である[[《オネスト》]]にも強い稀有な[[カード]]でもある。~
 この[[効果]]は[[ダメージ計算]]時の最後、つまり[[《オネスト》]]の後に[[適用]]されるので、[[《オネスト》]]を使っていない時点での[[攻撃力]]が2800以上でなければ、この[[カード]]を[[戦闘破壊]]できないのだ。~
// [[《オネスト》]]を2枚使われると低[[攻撃力]]でも[[戦闘破壊]]されてしまうが、[[アドバンテージ]]は得られる。
 [[耐性]]は持っていないので、[[コスト]]にもなる[[《コアキメイル・ガーディアン》]]などで守れると都合が良い。~

 [[スタンバイフェイズ]]には[[自壊]][[デメリット]]が生じてしまう。~
 しかし、たとえ[[コスト]]が払えなくても[[相手]][[ターン]]までは[[フィールド]]に留まれるので、状況によっては使い捨ての[[火力]]もしくは[[単体除去]]として使う手もある。~
 また、維持[[コスト]]の支払いは任意なので、[[自壊]]を利用して[[《デーモンとの駆け引き》]]などを使うのもいいかも知れない。~

 [[岩石族]]を複数[[除外]]していくので、[[《ロストガーディアン》]]や[[《化石岩の解放》]]といった[[カード]]とは相性がいい。~
 [[《異次元からの帰還》]]からのラッシュも魅力的である。~

 同じく[[岩石族]]の切り札である[[《メガロック・ドラゴン》]]とは、[[コスト]]を食い合うので相性が悪い。~
 しかし、言い換えればサポートカードを共有できるということでもあるので、合計枚数を抑えれば併用もできないことはない。~
 こちらは少ない[[コスト]]で[[ビートダウン]]が行えるため安定性があるが、[[フィニッシャー]]としての能力は[[《メガロック・ドラゴン》]]の方が優れており、一長一短である。~

 [[特殊召喚]]するには[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行う必要があるが、2体以上[[墓地]]に落ちていれば出せるので、[[《メガロック・ドラゴン》]]ほど積極的に[[墓地]]を肥やさずとも活躍は見込める。~
 [[《手札断殺》]][[《手札抹殺》]][[《おろかな埋葬》]]などの汎用カードの他、[[種族]]サポートの[[《岩投げアタック》]]・[[《岩投げエリア》]]、同じく[[岩石族]]の[[《メタモルポット》]]、[[リクルーター]]の[[《ナチュル・クリフ》]]などが役に立つ。~
 いずれも単体では[[手札]]が減ってしまったり[[発動]]が遅れたりで一長一短なので、自分の[[デッキ]]に合ったものを投入するといいだろう。

-よく似た[[特殊召喚]]の手段や[[ステータス]]を持つ[[《デビルドーザー》]]などの存在からか勘違いしがちだが、[[特殊召喚モンスター]]ではない。~
[[蘇生制限]]は存在せず、[[通常召喚]]も可能である。~
しかしながら[[通常召喚]]した際でも、[[スタンバイフェイズ]]時の維持[[コスト]]は必要である。

-[[守備力]]が1000しかないので[[表示形式]]変更に弱そうだが、自身の[[効果]]で実質的に[[守備力]]2000となるので[[下級モンスター]]程度なら耐えることができる。~
ただし、[[《魔轟神ガルバス》]]などには弱い。~

-[[効果]]を含めた高い[[攻撃力]]を持ち、かつ自身の[[効果]]が全く[[チェーンブロック]]を作らないので、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]や[[《神光の宣告者》]]を手軽に[[破壊]]できる数少ない[[モンスター]]である。~

-[[《高等儀式術》]]・[[《終焉の王デミス》]]・[[《巨大化》]]を併用することで、[[【デミスドーザー】]]ならぬ[[【デミスプレート】>【デミスドーザー】#v0144fef]]なる[[1ターンキル]][[デッキ]]を組むことも可能である。~
[[1ターンキル]]に失敗したとき[[《ダーク・コーリング》]]で[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[特殊召喚]]できるという[[メリット]]がある。~

-「プレート(plate)」とは地球の表層を覆っている岩盤のこと。~
「ガイア」については[[《ガイアパワー》]]参照。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「覇王十代vsジム」戦においてジムが使用。~
[[墓地]]の《中世代化石騎士 スカルナイト》と([[融合デッキ]]に戻ったはずの)《新生代化石騎士 スカルポーン》を[[除外]]して[[特殊召喚]]した。~
[[効果]]によって[[《E−HERO ライトニング・ゴーレム》]]の[[攻撃力]]を半分にして[[戦闘破壊]]し、覇王十代の[[ライフ]]を残り50にまで削り取った。~
しかし、次の覇王十代の[[ターン]]に[[《超融合》]](アニメ仕様)を[[発動]]され、十代の[[フィールド]]上に存在する[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]と共に[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]にされた。~
[[攻撃]]名は「プレート・テンペスト」、[[効果]]名は「スーパープリューム」。~
//再放送時の字幕より。~

--「テンペスト(tempest)」の意味については[[《E・HERO テンペスター》]]を参照。~
一見この[[カード]]のイメージにそぐわないが、後述のスーパープリュームによる気候変動をモチーフにしているのだろう。~
「スーパープリューム(superplume)」とは、マントルの動きによって発生したマグマが長い年月をかけてマントルの底に溜まったものである。~
これが地表近くまで上昇すると極めて大規模な火山活動を引き起こして甚大な被害をもたらし、規模によっては[[地殻変動>《地殻変動》]]まで発生させる。~
かつての超巨大大陸パンゲアが分離した原因とされており、[[恐竜>恐竜族]]の絶滅の理由にこれによる[[火山活動説>《大噴火》]]がある。([[異説>《ジュラック・メテオ》]]も存在する)~
さらに地中から大量の温室効果ガス(二酸化炭素)を排出し、気候変動をも引き起こす。~

--アニメで[[攻撃力]]を半減させる[[効果]]は微妙に異なっており、「1[[ターン]]に1度、[[相手]][[モンスター]]1体の[[攻撃力]]を半分にすることができる」という[[起動効果]]であった。~
単純に考えて「[[相手]][[ターン]]でも[[効果]]を発揮できる点」「複数体の[[モンスター]]が[[相手]]でも[[効果]]を発揮できる点」「[[《オネスト》]]に強い点」「[[永続効果]]故に[[《天罰》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等で妨害されない点」はアニメより[[強化]]されていると言える。~
しかし、[[《次元幽閉》]]などを使われても[[効果]]が無駄にならない点はアニメ版の方が優れていると言える。~
また、アニメでは[[テキスト]]が出ていないため、[[スタンバイフェイズ]]時の維持[[コスト]]が存在したかどうかは不明である。

--ちなみに、この[[デュエル]]は2週にわたって放送されたのだが、1週目の最後(及び2週目の最初)の[[戦闘]]での[[ダメージ計算]]を間違えたため、覇王十代の[[ライフポイント]]が本来より100ポイント多くなってしまっていた(第139話再放送時の終了時点では覇王十代の[[ライフポイント]]が1850に訂正されていたが、第140話再放送時の冒頭だけ何故か1950に戻っている)。~
(類似例として「遊戯vs腹話術師」戦がある。)~
つまり、このミスさえ無ければこの[[カード]]の[[攻撃]]で覇王十代の[[ライフポイント]]は0となりジムが勝っていたが、この[[カード]]の[[特殊召喚]]自体が間違っていたため、どっちもどっちである。~
(一応《新生代化石騎士 スカルポーン》以外にも[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]と《中生代化石騎士 スカルナイト》を含め[[岩石族]][[モンスター]]が4体[[墓地]]に存在していたので、[[特殊召喚]]が不可能だったわけではない)~
その辻褄合わせのためか、[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]の[[攻撃力]]はOCG化に伴い、100ポイント下がって1200となっている。~
そして、再放送の際は[[攻撃力]]が1200に修正されて放送された。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#jfeab948]
-[[《E・HERO ガイア》]]

-[[《獣神機王バルバロスUr》]]
-[[《ダーク・ネクロフィア》]]
-[[《デビルドーザー》]]
-[[《メガロック・ドラゴン》]]

-[[《BF−疾風のゲイル》]]

-[[《邪神ドレッド・ルート》]]

-[[《収縮》]]

**このカードを使用したデッキ [#jfeab948]
-[[【ガイア・プレート】]]
-[[【ダーク・ガイア】]]

**収録パック等 [#ed61e4f0]
-[[LIMITED EDITION 11>LIMITED EDITION#f6c7fd73]] LE11-JP002 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2012 Vol.1]] TP21-JP002 &size(10){[[N-Parallel]]};

**FAQ [#ed13021a]
Q:[[通常召喚]]は可能ですか?~
A:可能です。

Q:[[攻撃力]]・[[守備力]]を半分にする[[効果]]の種別は何ですか?~
A:[[永続効果]]です。(08/01/12)

//Q:[[攻撃力]]・[[守備力]]を半分にするタイミングはいつですか?~
//A:[[ダメージ計算]]の開始時に適用され、[[攻撃力]]・[[守備力]]を半分にします。(11/12/16)
//↑最新テキストで明文化

Q:[[自壊]][[効果]]の[[除外]]は維持[[コスト]]ですか?[[効果]]ですか?~
A:維持[[コスト]]になります。(08/01/14)~
  また、[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]にはなりません。

Q:[[自壊]][[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:[[モンスター効果]]ではなく維持[[コスト]]ですので[[チェーンブロック]]は作られません。(08/01/14)

Q:[[《次元の裂け目》]]が存在する時に[[スタンバイフェイズ]]に[[墓地]]の[[岩石族]]を[[除外]]しなかった場合はどうなりますか?~
A:この[[カード]]がゲームから[[除外]]されます。(08/05/23)

Q:[[自分]]の場に[[モンスター]]が2体います。[[《サイバー・ブレイダー》]]を[[攻撃]]した場合、[[《サイバー・ブレイダー》]]の[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:2100になります。(10/07/16)~

Q:[[《デーモンの斧》]]を装備した[[モンスター]]に[[攻撃]]した場合、[[攻撃力]]半減は1000アップした数値を半分とする事になりますか?~
A:はい、そうなります。(10/06/11)~

Q:[[攻撃力]]1400の相手[[モンスター]]との戦闘時、[[《プライドの咆哮》]]が発動されました。~
  この時[[ライフポイント]]はいくつ支払い、[[《プライドの咆哮》]]の適用された後の[[モンスター]]は[[攻撃力]]がいくつになりますか?~
A:[[調整中]]。(12/05/09)~
//[[《プライドの咆哮》]]を発動するタイミングは[[ダメージ計算]]時ですので、既に[[攻撃力]]は半分となっています。~
//  従って、この場合は2800-700で2100ポイント払います。~
//  その後[[《プライドの咆哮》]]の効果が適用され、[[攻撃力]]は3100になります。《地球巨人 ガイア・プレート》の効果は再度適用しません。(11/12/16)~

Q:[[《お注射天使リリー》]]との戦闘時、[[《お注射天使リリー》]]の[[効果]]が発動されました。~
  この時、[[《お注射天使リリー》]]の[[効果]]が適用された後では[[攻撃力]]がいくつになりますか?~
A:[[調整中]]。(12/05/09)~




//Q:[[戦闘破壊]]されない[[モンスター]]に[[攻撃]]した場合、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]は[[ダメージ計算]]の後で元に戻りますか?~
//A:はい、半減される前の数値に戻ります。(11/10/03)~
//↑既に3番目の質問にある

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。