*《地獄の扉越し銃/Barrel Behind the Door》 [#t8de51cf]
 カウンター罠
 戦闘ダメージ以外のダメージを与える効果が発動した時、
 自分が受けるダメージを相手に与える。

 [[コンボ]]により脅威的な[[ダメージ]]を叩きだせる[[カウンター罠]]。~
 ざっと挙げても、[[《グラナドラ》]]・[[《G・コザッキー》]]・[[《ヘル・ブラスト》]]など[[コンボ]]できるカードは豊富。~
 [[《デビル・フランケン》]]+[[《青眼の究極竜》]]+[[《破壊輪》]]+《地獄の扉越し銃》が揃えば、一撃で9000[[ダメージ]]をたたき出すことも出来る。~
 (ただし、相手が[[《破壊輪》]]に何も[[チェーン]]しなかった場合のみ。事実上[[コンボ]]発動には[[《ハリケーン》]]や[[《大嵐》]]が必要。)

 色々と誤解が多いカードで、誤った解釈をしているプレイヤーも多い。~
 「[[ダメージ]]を受ける」[[効果]]の対象を相手に移し変えるのであって「LPを払う・失う」と表記されているカードには使用できない。~
 よって、相手の《地獄の扉越し銃》に[[チェーン]]して《地獄の扉越し銃》は発動できない。~
 これは、「移し変えられた」のであって、「与えられた」のではないからである。~
 また、[[《黒蛇病》]]のように[[チェーン]]ブロックに乗らない[[効果]]にも使用できない。~

 さらに、[[チェーン]]ブロックの直前にあるカードにしか発動できないため、自発的に使うと相手に妨害される可能性もある。~
 例えば、自分で[[《火炎地獄》]]を発動しそれに《地獄の扉越し銃》を[[チェーン]]して発動しようとしたとする。~
 しかし、相手が[[《火炎地獄》]]に[[《サイクロン》]]等の何かしらを[[チェーン]]して発動した場合、《地獄の扉越し銃》は使えなくなるのである。~
 ([[《火炎地獄》]]を発動した時点で、[[チェーン]]を優先的に積む権利は相手に移るため)

 結局、単体で使うには[[汎用性]]が低すぎる完全な[[コンボ]]カードなのだが、使い方次第で生きるカード。~
 しかし、能動的な活用は可能でも、[[【ロックバーン】]]や[[【フルバーン】]]対策には到底なり得ないだろう。~
 だが、[[《破壊輪》]]の[[制限復帰]]を受けて、出番は増えたと言える。~
 余裕があるならば仕込んでおくと良い。~

-ちなみに上で述べたとおり[[《雷仙人》]]の[[効果]]はライフを「失う」のでありこのカードの[[チェーン]]発動はできない。~
[[《グラナドラ》]]の場合は可能。~

-改めて発動できる対象の条件は以下、全ての条件を満たさなければならない。
--自分に来ると[[ダメージ]]が確定。
--どれだけの[[ダメージ]]か確定している。
--[[チェーン]]に乗る。
--[[ダメージ]]確定後すぐに[[チェーン]]できる。

-英語版では、銃のイラストがエジプト的なファンタジー色の強い物になっている。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《痛魂の呪術》]]

-[[《黒板消しの罠》]]
-[[《破壊輪》]]

**収録パック等 [#t258a657]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP043
-[[新たなる支配者]] 301-043

**FAQ [#m1a55979]
Q:自分の[[《連鎖炸薬》]]に[[チェーン]]した場合、このカードを発動させた時の1000[[ダメージ]]はどうなりますか?~
A:それ以前に、このカードを[[《連鎖炸薬》]]の[[効果]]に対して発動させることができません。