*《&ruby(ヘルジェネラル){地獄将軍};・メフィスト/Mefist the Infernal General》 [#u35c5f69]
 効果モンスター
 星5/闇属性/悪魔族/攻1800/守1700
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
 相手に戦闘ダメージを与えた時、相手の手札からカードを1枚ランダムに捨てる。

 [[闇魔界の脅威]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[攻撃力]]は1800と低めだが、[[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]と、[[ランダム]]に[[手札破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[上級モンスター]]としては[[攻撃力]]は低いのだが、強力極まる[[効果]]を持つ。~
 [[攻撃]]が通れば1枚[[手札破壊]]出来るため、[[生け贄]]の損失以上のリターンを得られる。~
 数[[ターン]]守り切れば、莫大な[[手札]]差をつけることができる。~

 しかし、[[《サイバー・ドラゴン》]]や[[下級]][[通常モンスター]]等に一方的に倒される[[攻撃力]]がネック。~
 対となる[[貫通]]・[[ドロー]][[効果]]を備える[[《天空騎士パーシアス》]]よりも[[攻撃力]]が劣り、[[効果]]の上限も低い。~
 [[ドロー]]は[[デッキ切れ]]以外に上限はないが、[[手札破壊]]は[[相手]]の[[手札]]が0の時は意味がないのだ。

 更に言えば、[[手札破壊]]だけで見ると、[[サーチ]]手段が豊富な[[《首領・ザルーグ》]]という存在が運用を遠ざける。~
 [[汎用性]]で劣り、[[《突進》]][[《収縮》]]による補助を意識しても、《地獄将軍・メフィスト》の方が有利となる場面は少ない。~
 [[攻撃力]]・[[貫通]]能力を考えるにしても[[《首領・ザルーグ》]]に[[《ビッグバン・シュート》]]を装備させれば性能差も少ない。~
~
 しかし、[[【悪魔族】]]か、徹底的に[[手札破壊]]カードを搭載する[[デッキ]]には採用の余地はある。~
 [[《魔族召喚師》]]の能力によって[[墓地]]から[[蘇生]]、[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[除外]][[コスト]]とした後に[[《闇次元の解放》]]で[[帰還]]させることもできる。~
 [[《冥界の魔王 ハ・デス》]]の[[効果]]対象となり、この[[モンスター]]では対処しきれない[[《マシュマロン》]]越しに[[貫通]][[ダメージ]]を与える事も可能。~
 [[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]の[[効果]]で[[2回攻撃]]させる事で、[[相手]]の[[手札]]を2枚削りつつ、[[貫通]][[ダメージ]]を蓄積させることができる。~
~
 運用の際は[[《天空騎士パーシアス》]]同様[[《収縮》]][[《鎖付き爆弾》]]等の[[戦闘]]補助を使いたい。~
 [[攻撃]]されやすいという点で、この[[コンボ]]に関しては[[《天空騎士パーシアス》]]より相性が良いか。~
 [[《首領・ザルーグ》]]が優先されるものの、[[【追い剥ぎハンデス】]]で活躍することはできる。

-[[ストラクチャーデッキ−閃光の波動−]]での[[《天空騎士パーシアス》]]の優遇振りから、このカードが脚光を浴びる日が来るかと思われたが…~
残念な事に[[ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−]]にこの[[モンスター]]は収録されていない。

-原作・アニメにおいて―~
GXにて万丈目が使用。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[《地獄戦士》]]を復活させ[[生け贄]]確保、そこから[[生け贄召喚]]へと繋げた。~
[[メインフェイズ]]2に[[攻撃表示]]の盾として[[召喚]]した。~

-神話・伝承において―~
『メフィスト』とは16世紀半ばに、魔術師『ヨハン・ファウスト』が、魔術の奥義を会得すべく魔界より召喚した悪魔である。~
"Mephist=Pheles"(メフィスト=フェレス)とは「光を憎むもの」を意味し、ギリシャ語で「愛すべからざる光」となる。~

**関連カード [#aa5be520]
-[[《天空騎士パーシアス》]]

-[[《首領・ザルーグ》]]
-[[《白い泥棒》]]
-[[《魂を削る死霊》]]

-[[《闇紅の魔導師》]]
-[[《炎帝テスタロス》]]

**収録パック等 [#hfd11fba]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP228
-[[闇魔界の脅威]] 305-013 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#h3e3dcaa]
//Q:~
//A: