通常魔法 (1):相手フィールドの守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。
暗黒の侵略者で登場した通常魔法。
相手フィールド上の守備力が一番高い表側表示モンスターを対象をとらずに破壊する。
単体除去魔法カードの中では特に扱いやすい。
《死者への手向け》のようにコストも不要で、《ソウルテイカー》のようにデメリットもない。
対象を取らないため、《オベリスクの巨神兵》も破壊できる。
その分対象は選べないが、強力なモンスターは守備力が高いことが多いので、それらを除去できる可能性は高い。
相手モンスターが1体であれば、問答無用で破壊できる。
類似する効果を持つ《地割れ》と比較すると、守備力を参照するので攻撃力が高いモンスターも破壊しやすい。
《スケープ・ゴート》をチェーンされ、破壊を回避される心配もない。
優秀なカードだが、モンスターの大量展開が主流になると、このカード1枚では対応が間に合わないことが増えた。
相手ターンに発動できる罠カードのほうが、展開の起点となるモンスターなどを即座に潰せて便利なのである。
とはいえ、罠カードと違って手札からすぐに使え、後出しで除去できる強みもあるため、環境次第といえる。
たとえば、相手の先攻1ターン目に出されたやっかいなモンスターを、次の自分ターンですみやかに除去できる。
―イラスト関連
Q:対象をとる(指定する)効果ですか?
A:いいえ、対象をとりません。
Q:相手フィールド上に存在する守備力の一番高いモンスターが魔法カードの効果を受けないモンスターでした。
この場合、どのように処理しますか?
A:効果は適用されず、他のモンスターを破壊する事もありません。(10/11/10)
Q:相手フィールド上に魔法カードの効果を受けないモンスターしか存在しない場合、発動できますか?
A:はい、発動できますが、効果は適用されません。(10/11/10)