*《&ruby(じばくしん){地縛神}; &ruby(コカパク){Ccapac}; &ruby(アプ){Apu};》 [#yb53da72]
 効果モンスター
 星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
 「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
 相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
 破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[RAGING BATTLE]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[フィールド魔法]]が存在しないと[[自壊]]する[[ルール効果]]、自身への[[攻撃]]を防ぐ[[永続効果]]、[[直接攻撃]]できる[[永続効果]]、[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。

 [[召喚条件]]の無い[[最上級モンスター]]としては高い[[ステータス]]、強力な[[効果]]を持っており非常に攻撃的な[[モンスター]]である。~
 その反面[[フィールド魔法]]が存在しないと[[自壊]]する[[効果]]のため、[[《サイクロン》]]などで[[フィールド魔法]]が[[破壊]]された場合あっさりこの[[モンスター]]自身も[[破壊]]されてしまう。~
 [[効果]]に対する[[耐性]]も無いので何かしら補助をしなくては場持ちには期待できないだろう。~
 また、この[[カード]]を[[攻撃対象]]に選択できない[[効果]]は一見地味だが、[[《N・グラン・モール》]]や[[《オネスト》]]によって突破されないなど役に立つことも多いだろう。~
 この[[カード]]のみが[[自分]][[フィールド]]上に存在している場合、[[相手]]は[[直接攻撃]]可能な[[モンスター]]以外での[[攻撃]]自体ができないとの裁定が下った。~
 こちらは3回[[攻撃]]を通してしまえば勝利できる様なものなので、この[[カード]]の専用[[デッキ]]を組む価値も出てきたと言えるだろう。~

 扱いやすい[[モンスター]]とは言えないが、[[戦闘]]を行うたびに3000ポイント以上の[[相手]][[ライフ]]を奪っていくその[[効果]]は魅力的。~
 また、[[サポートカード]]の多い[[闇属性]]・[[悪魔族]]のため[[フィールド]]に出す手段は豊富にある。~
 例として[[《終焉の焔》]]からの[[アドバンス召喚]]、[[《闇の誘惑》]]などで[[除外]]してからの[[《闇次元の解放》]]、[[《ダーク・クリエイター》]]・[[《魔族召喚師》]]からの[[蘇生]]など一通りどこからでも[[召喚]]はできる。~
 維持に必須な[[フィールド魔法]]も[[《テラ・フォーミング》]]や[[《終焉の地》]]で[[サーチ]]できる。~
 また、[[《死皇帝の陵墓》]]を使用することで[[自壊]]を防げ、[[召喚]]時の[[ライフコスト]]も[[直接攻撃]]で賄える。~
 他に相性の良い[[フィールド魔法]]といえば[[《アンデットワールド》]]だろうか。~
 [[《生者の書−禁断の呪術−》]]や[[《馬頭鬼》]]の存在から[[蘇生]]は容易であり、[[アドバンス召喚]]を防ぐため[[帝]]の[[効果]]などによる[[除去]]の回避にも役立つ。~
 このように、[[フィールド]]に出すこと自体は比較的容易である。~
 [[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]を用いれば1度の[[バトルフェイズ]]で2回の[[直接攻撃]]を行う事ができ、大[[ダメージ]]を与える事ができることも大きなポイントである。~
 [[闇属性]]という点を活かし、[[《闇の幻影》]]で守ってやると[[攻撃]]も通し易い。~
 勿論、[[《魔宮の賄賂》]]などの各種[[カウンター罠]]でも良い。~
 [[フィールド魔法]]を何とかすれば[[悪魔族]]と高攻撃力を活かし、[[【ダーク・ガイア】]]の投入の検討をしても良いだろう。~

 [[ダメージ]][[効果]]がある為、[[攻撃表示]]の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]しても[[直接攻撃]]同様に3000ダメージを与えられる。~
 ただし[[《収縮》]][[《オネスト》]]などによる返り討ちの危険があるので、その点は注意して攻撃対象を選択しよう。

 [[《閃光の双剣−トライス》]]と[[《魔導師の力》]]で、[[フィールド魔法]]を含めると3000-500+1500=4000で[[2回攻撃]]して8000[[ダメージ]]である。~
 [[《アームズ・ホール》]]や、同パックで収録されている[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]のおかげで[[装備魔法]]を揃えることはそこまで難しくはないため、狙ってみるのも悪くは無い。~

//フィールド魔法云々は「地縛神」へ移動。

-名前はケチュア語(インカ帝国の公用語)に由来すると思われる。~
「Ccapac(原語表記:Qhapaq)」は「偉大な、巨大な」、「Apu」は「君主、権力者」という意味である。~
アニメ5D'sでは「Ccapac Apu」で「巨人」を意味すると説明されていた。~

-おそらくナスカの地上絵の「巨人」を表している[[モンスター]]だと思われる。~
アニメにおけるこの[[カード]]の使い手である鬼柳の腕にある痣もそれである。~
その地上絵は一般的には「フクロウ人間」、「宇宙飛行士」等としても知られている。

-[[《神殿を守る者》]]にどことなく[[イラスト]]が似ている。

-[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]や[[《ジャンク・アタック》]]等とは異なり、[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[墓地]]に送らずとも[[ダメージ]]を与えることができる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vs鬼柳」戦において鬼柳が使用した真の切り札。~
//アニメでは以下の[[効果]]だった。~
//このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
//「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
//フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
//このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
//●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
//●相手プレイヤーはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
//●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
//●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
//破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
//↑「地縛神」のページにアニメ効果が書かれているのでここにわざわざ書く必要性がない
《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》の[[効果]]で[[サーチ]]され、[[罠カード]]《ダメージ・トランスレーション》により[[特殊召喚]]された「ゴースト・トークン」2体を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]される。~
その[[効果]]により、[[《ハイパー・シンクロン》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]3300となっている[[《スターダスト・ドラゴン》]]と[[《くず鉄のかかし》]]の[[効果]]を無視し、残り[[ライフ]]わずかな遊星に[[ダイレクトアタック]]を仕掛けた。

--登場時はライディング・デュエル中に[[召喚]]されたため、実質的に[[自壊]][[効果]]を持っていないも同然であった。~
ライディング・デュエルでは、開始時に[[フィールド魔法]]《スピード・ワールド》を[[発動]]し、[[デュエル]]中はそれを[[除去]]・張り替える事ができないためである。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#z5006233]
-[[地縛神]]

-[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]

-[[《伝説のフィッシャーマン》]]

-[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]

//―《地縛神 Ccapac Apu》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#t2bff86b]
-[[RAGING BATTLE]] RGBT-JP020 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#kb75fc6b]
Q:[[効果]]の分類は何ですか?~
A:1体しか存在できないのは分類のない[[効果]]です。~
  (→[[ルール効果]])~
  「自身を[[破壊]]する」「[[攻撃対象]]にならない」「[[直接攻撃]]できる」は[[永続効果]]です。~
  最後の[[効果]]は[[誘発効果]]です。(09/02/14)

//Q:[[自壊]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
//A:[[永続効果]]なので、作りません。(09/02/14)
// [[地縛神]]にまとめ済み

Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]のこの[[カード]]と[[表側表示]]の[[フィールド魔法]]が存在している時、[[自分]]が新たに[[フィールド魔法]]を[[発動]]しました。この[[カード]]は[[自壊]]しますか?~
A:[[自分]]の[[フィールド魔法]][[発動]]中に、[[自分]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]する時、''古いほうを[[破壊]]してから''新しいほうを[[発動]]するため、[[自壊]]します。(09/02/14)

Q:上の例と同様の状況から、[[自分]]ではなく[[相手]]が新たに[[フィールド魔法]]を[[発動]]しました。この[[カード]]は[[自壊]]しますか?~
A:[[自分]]の[[フィールド魔法]][[発動]]中に[[相手]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]したとき、その''[[効果の適用]]後''に[[自分]]のものは[[破壊]]されるため、[[自壊]]しません。(09/02/14)
// [[地縛神]]にまとめ済み

//Q:[[自分]][[フィールド]]上に、[[モンスター]]はこの[[モンスター]]のみです。~
//  「[[相手]]はこの[[カード]]を[[攻撃対象]]に選択する事はできない」という事は、[[相手]]はこの状況で[[自分]]に対し[[直接攻撃]]が可能ですか?~
//A:いいえ、[[直接攻撃]]はできず、[[相手]]は、[[直接攻撃]]可能な[[モンスター]]でこちらを[[攻撃]]する以外に[[攻撃]]ができません。(09/02/14)

Q:既にこの[[モンスター]]が場に存在するとき、[[同名カード]]を[[召喚]]できますか?~
  (このカードを[[リリース]]し[[同名カード]]を[[アドバンス召喚]]する場合も含めて)~
A:できません。(09/02/20)

//Q:[[カードの効果]]による[[リバース]]などで複数枚が[[表側表示]]で存在することとなった場合、どう処理しますか?~
//A:(発売をお待ちください)

Q:[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]が[[除外]]されたり、[[手札]]や[[デッキ]]へ戻ったりした場合も[[ダメージ]]を与えることができますか?~
A:その場合も問題無く[[ダメージ]]を与える事ができます。(09/02/20)

Q:この[[カードの効果]]で与える[[ダメージ]]はどの[[攻撃力]]を適用しますか。~
A:[[戦闘]]で[[破壊]]されて[[墓地]]へ送られたまたは[[除外]]された、[[デッキ]]などに戻った場合もその[[モンスター]]のテキスト記載の元々の[[攻撃力]]を適用します。(09/03/02)~


//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。