効果モンスター 星１０/闇属性/魚族/攻2900/守2400 「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に１体しか表側表示で存在できない。 フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。 相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 １ターンに１度、このカードの守備力の半分のダメージを相手ライフに与える事ができる。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。 また、このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する場合、 相手はバトルフェイズを行う事ができない。
ANCIENT PROPHECYで登場した闇属性・魚族の最上級モンスター。
地縛神共通のフィールド魔法が存在しないと自壊するルール効果、自身は攻撃対象にならず直接攻撃できる永続効果、１ターンに１度相手にダメージを与える起動効果、表側守備表示で存在すると相手のバトルフェイズを封印する永続効果を持つ。
他の地縛神と同じく非常に高いステータスを持っており、自身の効果による３回の直接攻撃でデュエルを終わらせることができる。
さらに、このカードには攻撃を放棄する代わりに自身の守備力の半分のダメージを与えるバーン効果も備わっている。
相手の攻撃反応型のカードや、ロックカードを気にせずに継続的にダメージを与えることができるため中々強力。
自分から攻撃しなければ決して戦闘破壊されることはないので、《オネスト》や《収縮》等も怖くない。
また、表側守備表示にしておくことで相手のバトルフェイズを完全に封じる効果を発揮する。
しかし、このカードは元から攻撃対象にならないので、《Ｎ・グラン・モール》や《異次元の女戦士》等は最初から怖くない。
また地縛神の特性により、こちらに地縛神しかいなければ相手は攻撃ができないので、ほとんどの場合であまり意味の無い効果である。
こちらの効果は、このカード以外のモンスターを守ったり、相手のリクルーターの自爆特攻を防止すること等に使う事になるだろう。
全ての地縛神に言えることだが、攻撃対象にはならないものの、カードの効果に対する耐性は一切ない。
このカードは地縛神の中でも、特にフィールドに維持しておきたいロックバーンタイプなので、あっさりと除去されてしまうとかなり厳しい。
まして、魚族であるこのカードを何度も使いまわすのは非常に困難なので、相手の除去には特に注意する必要がある。
魚族に関する効果は持っていないが、《超古深海王シーラカンス》の効果でリリース要員を確保できる【魚族】での運用も悪くない。
《超古深海王シーラカンス》を凌ぐ高い攻撃力を持っているので、強力なフィニッシャーの１体として活躍してくれるだろう。
投入するフィールド魔法は、このカードだけでなく《超古深海王シーラカンス》の召喚の補助にもなる《死皇帝の陵墓》がお勧め。