効果モンスター 星１０/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000 「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に１体しか表側表示で存在できない。 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。 相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。 また、１ターンに１度、このカード以外の自分フィールド上のモンスター１体をリリースする事で、 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択し、 エンドフェイズ時までコントロールを得る。
STARDUST OVERDRIVEで登場した闇属性・昆虫族の最上級モンスター。
地縛神共通の効果と、自分フィールド上のモンスターをリリースし、相手モンスターをコントロール奪取する起動効果を持つ。
生きる《エネミーコントローラー》と言うべき効果を備えている。
だが、このカードの召喚に加えて、自分フィールド上のモンスターをリリースするという手間は重い。
効果を使う際には既に通常召喚権を行使していることが多く、奪ったモンスターをアドバンス召喚のためのリリースにするのは難しい。
また、直接攻撃ができるモンスターなので、コントロール奪取によって相手の壁を除去するという用途も薄い。
それでも状況によっては重宝する効果であり、トークンなどを用いることでディスアドバンテージを減らすことができる。
召喚条件の無い昆虫族モンスターでは、デメリットは有るものの攻撃力・守備力共に最高値。
《共振虫》からサーチでき、《代打バッター》で簡単に特殊召喚する事が可能。
《ギガプラント》による展開も可能だが、両者にシナジーするフィールド魔法が《森》しかないため、【植物族】に入れるよりは、このカードの召喚を狙った専用デッキを作った方がいいだろう。
《スパイダー・エッグ》を発動できれば直接攻撃を防ぎつつ、一気に３体のリリースを用意できる。
そこからこのカードを召喚すれば、そのままコントロール奪取を行う事も可能である。
また、レベル９のモンスターを《孵化》させるのも面白い。
その場合にリリースするモンスターは、フィールドに出しやすい《ハネクリボー ＬＶ９》や、罠モンスターである《影依の原核》が適役だろう。