フィールド魔法 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドにレベル10モンスターが存在する限り、 このカードは効果では破壊されず、お互いはこのカードを効果の対象にできない。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分が「地縛神」モンスターをアドバンス召喚する場合、Sモンスターは2体分のリリースにできる。 (3):Sモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。 デッキから「地縛神」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5−で登場したフィールド魔法。
自身に耐性を付与する効果、シンクロモンスターを地縛神専用のダブルコストモンスターにする効果、シンクロモンスターが特殊召喚に成功した場合にサーチする効果を持つ。
(1)はレベル10モンスターが存在する限り、自身に効果の対象および効果破壊への耐性を付与する効果。
適用されれば除去が困難になる為、Sinや地縛神などの、高レベルでフィールド魔法が必須なデッキでは役に立つ。
この効果は相手フィールドにレベル10モンスターが存在する場合でも適用される。
(2)はシンクロモンスターを地縛神専用のダブルコストモンスターにする効果。
シンクロ召喚を行う際のシンクロ素材の時点で2体のモンスターが揃うため、そちらをリリースに使うのと消費は変わらない。
また、シンクロ素材を揃える過程で召喚権を使用することが多いので積極的に狙える効果ではない。
耐性や自己再生等で自分のターンに残ったものをリリースに使うことになるだろう。
(3)はシンクロモンスターが特殊召喚された時地縛神魔法・罠カードを1枚サーチする効果。
相手のシンクロモンスターの特殊召喚にも対応するが、基本的には自身のデッキにシンクロ召喚ギミックを組み込んで能動的に使いたい。
ただし現状ではサーチ先に汎用性の高いカードが少ない。
この効果を使っても手札枚数を稼ぐ以上のメリットが見出しにくく、サーチ先を多数積んでも事故要因になりがちなので、この効果を狙わないのも手。
(2)(3)の効果を活かす場合、【地縛神】にシンクロ召喚のギミックを入れる必要がある。
フィールド魔法自体との相性が良いシンクロモンスターとしては《妖精竜 エンシェント》があり、(3)のサーチと相手モンスターの除去が可能。
先にあちらを出してからこのカードを使えば1枚ドローできる。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》ならこのカードをサーチして2体分のリリースになる。
或いは、シンクロ召喚ギミックが元から搭載されている【地縛】で採用すると良いか。
《地縛超神官》とはシンクロモンスターを必要とする地縛神サポートカードと言う点が共通する。
あちらは墓地にもシンクロモンスターが必要だが、あちらの条件を満たせる場合、地縛神をサーチしつつ、シンクロモンスターをリリースして地縛神をアドバンス召喚し、相手のライフポイントを3000にできる。
しかし、《地縛超神官》を使う場合、召喚権の確保と墓地の条件が問題となる。
《使神官−アスカトル》らを使うと召喚権を使わずにシンクロモンスターは出せるが、墓地にシンクロモンスターが存在するという条件を満たさない。
他に特殊召喚できるモンスターを併用し、別のシンクロモンスターを経由して2回シンクロ召喚を行えば解決する。
- 《ボルト・ヘッジホッグ》をコストに《使神官−アスカトル》を特殊召喚して《赤蟻アスカトル》を出し、《ボルト・ヘッジホッグ》を自己再生。
- このカードを発動した後、《赤蟻アスカトル》と《ボルト・ヘッジホッグ》でレベル5の《源竜星−ボウテンコウ》をシンクロ召喚し、地縛神魔法・罠カードをサーチ、さらに《源竜星−ボウテンコウ》の効果で竜星魔法・罠カードをサーチ。
- 《使神官−アスカトル》と《源竜星−ボウテンコウ》で《アルティマヤ・ツィオルキン》を特殊召喚し、《源竜星−ボウテンコウ》の効果で竜星モンスターをリクルート。
- 地縛神魔法・罠カードをセットしシンクロモンスターを特殊召喚、竜星魔法・罠カードもセットしておく。
- 墓地とフィールドにシンクロモンスターが存在するため、《地縛超神官》を特殊召喚し、《地縛神 Wiraqocha Rasca》をサーチ。
- シンクロモンスター1体をリリースして《地縛神 Wiraqocha Rasca》をアドバンス召喚し、自分フィールドの地縛神魔法・罠カード、竜星モンスター1体、セットした竜星魔法・罠カードの計3枚をデッキに戻して3枚ハンデス。
- 《地縛超神官》の効果で相手ライフを3000にする。
―イラスト関連