*《&ruby(ちれいじゅつ){地霊術};−「&ruby(くろがね){鉄};」/Spiritual Earth Art - Kurogane》 [#v24cb0dd]
 通常罠
 自分フィールド上に存在する地属性モンスター1体を生け贄に捧げる。
 自分の墓地から、生け贄に捧げたモンスター以外で
 レベル4以下の地属性モンスター1体を特殊召喚する。

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[地属性]][[下級モンスター]]専用の[[蘇生]]カード。~
 [[イラスト]]が目を引く通称「霊術」の1枚。~
 能動的に[[発動]]すると2枚のカードを消費してしまうが、[[汎用性]]は高い。~
//議論板で一度結論が出たので削除しないで下さい
//http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=485

 [[発動]]には2枚の[[カード]]を消費するが、[[発動]]するタイミング次第で[[ディスアドバンテージ]]を回避することが可能。~
 [[自分]][[フィールド]]上の[[地属性]][[モンスター]]やこの[[カード]]を対象とする[[除去]]を[[不発]]にさせたり、[[連続攻撃]]への使用など応用力の高さが秀逸。~
 [[蘇生]]対象は[[下級]][[モンスター]]に限定されるが、[[地属性]]には[[《ゴブリン突撃部隊》]]等の[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]や、[[《N・グラン・モール》]]のような強力な[[効果]]を持つ[[モンスター]]が多い。~
 [[トークン]]を[[生け贄]]にすれば、ノー[[コスト]]に近い[[蘇生]]カードとして機能する点も評価できる。~

 [[蘇生]]対象として、まずは[[《ゴブリン突撃部隊》]]・[[《不屈闘士レイレイ》]]・[[《スチームロイド》]]といった[[デメリット]][[アタッカー]]達が挙げられる。~
 これらの[[モンスター]]は先鋒としても優秀であり、[[攻撃]]後にこの[[カード]]の[[コスト]]にする事で[[デメリット]]を帳消しにしつつ後続に繋げる事ができる。~
 これらと比べると若干打撃力は劣るが、[[デメリット]]の無い[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]を[[蘇生]]するのも良い。~
 [[《お注射天使リリー》]]も[[ライフ]]さえ支払えれば[[攻撃力]]3400となり、打撃力は上記の[[モンスター]]達を軽く凌駕するので十分選択肢になる。~
 状況次第では[[デメリット]][[アタッカー]]→[[デメリット]][[アタッカー]]と繋げて[[相手]][[ライフポイント]]をごっそり奪い取るのも手。~
 [[デュエル]]終盤なら十分決め手になり得る。~

 [[効果]]で選ぶなら、[[汎用性]]の高い[[除去]]能力を持つ[[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《N・グラン・モール》]]が筆頭だろう。~
 [[相手]]の[[除去]]に[[チェーン]]して[[発動]]した場合は、追撃を防ぐ[[壁]]として[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]や[[《ダンディライオン》]]、[[《伝説の柔術家》]]などが候補。~
 [[壁]][[モンスター]]キラーの[[《ドリルロイド》]]や[[《ミスティック・ソードマン LV4》]]を[[蘇生]]するのも良いだろう。~
 特に後者は[[通常召喚]]に制約があるため、[[墓地]]を経由するとはいえ即座に[[攻撃表示]]での展開が可能なこの[[カード]]とは相性が良い。~
 [[戦闘破壊]]できる対象がいる状況で[[特殊召喚]]すれば、[[《ミスティック・ソードマン LV6》]]への進化条件も満たしやすい。~

 [[《X−セイバー エアベルン》]]や[[《ジュッテ・ナイト》]]といった[[チューナー]]を[[蘇生]]し、[[シンクロ召喚]]に繋げるのも選択肢の1つ。~
 前者は[[《レスキューキャット》]]を経由してくれば素材も調達できる。~
 [[《緊急同調》]]まで絡めれば、[[連続攻撃]]による[[1ターンキル]]も不可能ではないだろう。~

-変わった所では[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[《ダーク・カタパルター》]]を[[守備表示]]で[[特殊召喚]]。~
次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]を安全に迎えさせ、[[伏せ除去]][[効果]]を[[発動]]させる使い方もできる。~

-[[地属性]]であれば、[[トークン]]も[[コスト]]に利用可能。~
特に[[《スケープ・ゴート》]]の[[羊トークン]]や[[《迷える仔羊》]]の[[仔羊トークン]]が狙い目。~
戦闘能力の無い[[トークン]]が[[下級モンスター]]に化けると考えれば、なかなか優秀な[[コンボ]]といえよう。~

-また、[[地属性]]は全[[属性]]中最も[[モンスター]]の数が多い[[属性]]である。~
[[相手]]の[[地属性]][[モンスター]]を[[コントロール奪取]]して[[攻撃]]し、この[[カード]]の[[コスト]]にして[[自分]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]、という流れも狙いやすいので覚えておきたい。~
この時、奪った[[モンスター]]の[[攻撃]]に対して[[《炸裂装甲》]]等を使わせられれば儲け物。~

-[[【ビースト】]]では[[《野性解放》]]を使用した[[地属性]][[モンスター]]を[[コスト]]にする事で[[デメリット]]を回避できる。~

-総じて打撃力を重視し[[ビートダウン]]に傾けた[[【地属性】]]で有効に働く1枚。~
少々プレイングに依存するところが大きく、クセも強い。~
だが使いどころを見極めれば、攻めにも守りにも柔軟に対応できる優秀な[[サポートカード]]である。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《水霊術−「葵」》]]
-[[《火霊術−「紅」》]]
-[[《風霊術−「雅」》]]
-[[《闇霊術−「欲」》]]

-[[《地霊使いアウス》]]

-[[《ディメンション・マジック》]]

-[[《キャトルミューティレーション》]]
-[[《救出劇》]]

-[[《戦線復活の代償》]]
-[[《冥界流傀儡術》]]

**収録パック等 [#m06fb642]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP050
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP050

**FAQ [#jb7cd0c4]
Q:この[[カードの効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]になりますか。~
A:はい。[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]になります。(05/05/26)

Q:この[[カードの効果]]で[[生け贄]]に捧げた[[モンスター]]と違う[[同名カード]]を[[特殊召喚]]する事ができますか。~
A:はい。[[同名カード]]を[[特殊召喚]]する事ができます。(05/05/26)

Q:この[[カードの効果]]を[[《おとり人形》]]の[[効果]]で[[強制発動]]された場合、この[[カードの効果]]を処理しますか。~
A:はい。[[効果]]を処理します。その場合、[[コスト]]を払って[[効果]]を[[発動]]します。~
  [[コスト]]が払えない場合は、何もできずに[[破壊]]されます。

Q:《地霊術−「鉄」》の[[効果の発動]][[コスト]]として、[[自分]][[フィールド]]に[[裏側表示]]で存在する指定された[[属性]]の[[モンスター]]を[[生け贄に捧げる]]事はできますか?~
A:はい。[[裏側表示]]の指定された[[属性]]の[[モンスター]]を[[生け贄]]にして《地霊術−「鉄」》等を[[発動]]する事ができます。~