蜘蛛(くも)領域(りょういき)/Spiders' Lair》

永続魔法
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
昆虫族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと戦闘を行った相手モンスターは
バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
このカードがフィールド上に存在する限り表示形式を変更する事ができない。

 ABSOLUTE POWERFORCEで登場した永続魔法

 1ターンに1度、自分フィールド上の昆虫族モンスター1体に戦闘した相手モンスター表示形式を変更する効果を持たせる事ができる。
 更にこのカードフィールド上に存在する限り、そのモンスター表示形式を変更できないので、強力な攻撃抑制カードと言えよう。
 もちろん、相手モンスター自爆特攻を仕掛けても、効果によって表示形式を変更させられる。
 だが除去が豊富な現環境においては、返しのターン除去される可能性も過分にある。
 除去がない状況では、殴り返されるリスクを踏まえて相手はあまり攻撃してこないであろうし、自爆特攻する以外でその効果適用する機会はあまりないかもしれない。

 現在、高い攻撃力を持つモンスターでも守備力は低めに設定されている事が多い。
 そのため、《デス・モスキート》のような戦闘破壊耐性を持つモンスター《共鳴虫》《ドラゴンフライ》などのリクルーター自爆特攻し、相手の表示形式を変更すれば大型モンスターでも処理できる可能性がある。
 《代打バッター》から《セイバー・ビートル》に繋いで貫通ダメージを狙うのもいいだろう。

 注意しておきたいのは、相手モンスター守備表示にするのは、バトルフェイズ終了時である。
 このため、《共鳴虫》等の自爆特攻から即座に守備表示になった相手モンスターを追撃したりすることはできない。
 相手表示形式は固定されるため、次のターンまでフィールドを維持できれば、貫通《スパイダー・スパイダー》で狙い撃ちすることもできるが、自分のカードはともかく、相手モンスターは簡単にエクシーズ素材シンクロ素材に使われてしまいがちである。

 基本的には相手モンスター攻撃を躊躇わせる用途で運用すべきだろう。
 能動的に使う場合は、守備表示に変えた相手モンスターメインフェイズ2でさっさと《マザー・スパイダー》特殊召喚等で処理してしまいたい。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:「昆虫族モンスターを選択」は、自分メインフェイズのみに使える、チェーンブロックを作るスペルスピード1の効果ですか?
A:はい、そうです。(09/12/12)

Q:この効果で選択した昆虫族モンスターが次のターン以降に戦闘を行った場合でも守備表示になり、表示形式が変更できない効果は適用されますか?
A:はい、このカードが表側表示で存在する限り、次のターン以降でもその効果適用され続けます。(09/11/17)

Q:守備表示になる効果チェーンブロックは作られますか?
A:いいえ、作られません。(09/11/17)

Q:このカードの効果で選択した昆虫族モンスター対象にとり続けますか
A:はい、対象をとり続けます。(09/11/17)

Q:このカードの効果で選択した昆虫族モンスター戦闘破壊された場合でも効果適用されますか?
A:はい、適用されます。(10/08/06)

Q:このカードの効果で選択した昆虫族モンスター守備表示モンスター戦闘を行った場合にその守備表示モンスター表示形式が変更できない効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(09/11/17)