調律(ちょうりつ)魔術師(まじゅつし)/Tuning Magician》

チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻   0/守   0
「調律の魔術師」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分のPゾーンに「魔術師」カードが2枚存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手は400LP回復し、その後自分は400ダメージを受ける。

 ブレイカーズ・オブ・シャドウで登場した闇属性魔法使い族下級モンスターチューナー
 自分ペンデュラムゾーン2か所に魔術師が存在する場合に自身を特殊召喚する起動効果特殊召喚に成功した場合に相手ライフを400回復して自分に400ダメージを与える誘発効果を持つ。

 闇属性魔法使い族であることと攻守の低さから、《終末の騎士》など対応するサポートカードは多い。
 ペンデュラムモンスターではないので魔術師のサポートこそ対応していないが、レベル1かつ自己再生効果を持つため幅広いレベルを擁する【魔術師】では柔軟なシンクロ召喚を狙える。
 ただし、自己再生した場合は除外されてしまうので蘇生するタイミングはよく考えたい。
 何度も使いたい場合は《PSYフレームロード・Ω》などで墓地に戻しておくと良いだろう。

 ライフポイントに関するデメリットを持つが、それぞれ400という僅かな数値なので影響は少ない。
 むしろ《H・C サウザンド・ブレード》《ガード・ペンギン》といった、ダメージを受けることをトリガーとするカードと組み合わせると良いだろう。
 特に《H・C サウザンド・ブレード》は、蘇生カード1枚からレベル5のシンクロ召喚を繰り返し行うことができる。
 また、《マジカル・コンダクター》《金華猫》から蘇生させることで、更に高レベルモンスターを展開することも可能。
 同じくダメージトリガーとする《DDD反骨王レオニダス》特殊召喚すれば《DDD呪血王サイフリート》シンクロ召喚する事もできる。
 自身を特殊召喚できる《ダーク・ホライズン》トリガーにもなり、シンクロ召喚につなげやすくなる。

 一方で、回復デメリットは有効な逆利用方法が少なく、【シモッチバーン】で使おうにも回復量が少なすぎるため大した効力が出ない。
 加えて、何度も使い回す場合に発生するライフ差は無視できないものであり、強制効果のためにコンボに繋げられない場合にもダメージを受けてしまう。
 このため回復そのものをトリガーとするよりは、アニメ同様に《活路への希望》のようなライフ差をメリットに転じられるカードと合わせるほうが良いだろう。

 上記以外にもサポートカードの豊富さのみを活かして《終末の騎士》などで即座に墓地へ送り効果無効にする釣り上げ系のカードを使って何度も使い回す方法も考えられる。

関連カード

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:自分フィールド《シモッチによる副作用》が存在し、お互いのライフポイントが400の時、《調律の魔術師》を召喚して(1)の効果を発動した場合、デュエルの勝敗はどうなりますか。
A:相手ライフポイント回復する処理を先に行うため、自分がデュエルに勝利します。(16/07/25)


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