永続罠 相手フィールド上にシンクロモンスターが 特殊召喚された時に発動する事ができる。 そのシンクロモンスター１体のコントロールを得る。 この効果でコントロールを得たモンスターは破壊された場合ゲームから除外される。 そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。
ABSOLUTE POWERFORCEで登場した永続罠。
特殊召喚されたシンクロモンスターをコントロール奪取する効果を持つ。
範囲は狭いが、シンクロモンスターの特殊召喚には確実にカードを消費するため、発動に成功した際のアドバンテージは大きい。
発動条件が「シンクロモンスターが特殊召喚された時」であるため、シンクロ召喚以外でも発動できるのもありがたい。
蘇生・帰還の他、《ギガンテック・ファイター》や《魔轟神レヴュアタン》等の墓地で発動する効果を封じられる。
破壊ではないため、自己再生した《スターダスト・ドラゴン》も抵抗されることなく奪える。
さらに破壊された後は除外してしまうため、相手の再利用を潰しやすいのも強み。
ただし、特殊召喚に成功したタイミングで発動する誘発効果などを許してしまうのが難点。
特に《ミスト・ウォーム》や《氷結界の龍 トリシューラ》などは、このカード自体を除去してくるため、対処できない。
また、カウンター罠ではないため、《魔のデッキ破壊ウイルス》などによるサクリファイス・エスケープといった抜け道の存在も気掛かりである。
エクシーズモンスターが環境を支配したかつてに比べればシンクロモンスターにメタを張る意義も取り戻されているが、１体のコントロール奪取で相手の攻勢を抑止しきれるかという懸念は、より高まっている。
どちらかといえば、相手ターン中の発動はこらえ、《水晶機巧−ハリファイバー》などによって行われる自分ターン中の相手のシンクロ召喚を逆手に取れる要素を活かした、奇襲向けのサイドチェンジ用カードとなるだろう。
《ギブ＆テイク》などの自分から能動的に利用する手段を用意してみるのもいいかもしれない。
Ｑ：この効果は対象をとる効果ですか？
Ａ：はい、その特殊召喚したシンクロモンスター１体を対象にとります。(09/11/17)
Ｑ：相手フィールド上にシンクロモンスターが複数同時に特殊召喚された場合でも発動できますか？
Ａ：はい、その複数同時に特殊召喚されたシンクロモンスターの中から１体を選択して発動できます。(09/11/17)
Ｑ：効果処理時にこのカードの発動時に選択したシンクロモンスターが裏側表示になった場合にコントロールを得る効果は適用されますか？
Ａ：いいえ、適用されません。(09/12/23)
Ｑ：この効果で選択したシンクロモンスターを対象にとり続けますか？
Ａ：はい、対象をとり続けます。(09/11/17)
Ｑ：コントロールを得ている時にこのカードがフィールドを離れた時、コントロールは戻りますか？
Ａ：はい、このカードがフィールドを離れるなどして対象をとり続ける関係がなくなれば戻ります。(09/11/17)
Ｑ：コントロールを得ているシンクロモンスターを《月の書》等で裏側表示にした後にこのカードがフィールドを離れた時、コントロールは戻りますか？
Ａ：いいえ、対象をとり続ける関係がなくなっていますので、コントロールは戻らず破壊された後に除外されることもありません。(09/12/02)
Ｑ：このカードでコントロールを得ているシンクロモンスターが《洗脳−ブレインコントロール》等で相手フィールド上にコントロールが移り、相手フィールド上で破壊された場合でも除外されますか？
Ａ：はい、除外されます。(09/12/02)