通常魔法 このカードの発動に対してカードの効果は発動できない。 (1):2000LPを払って発動できる。 融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を自分フィールドから墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外し、このカードの効果で融合召喚したモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組を自分の墓地から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、効果は無効化される。
マキシマム・クライシスで登場した通常魔法。
融合モンスターを融合召喚する効果、融合素材に使用したモンスター1組を蘇生する効果を持つ。
ライフコストがある上に融合素材2体限定のフィールド融合にしか対応していないが、(2)の効果により融合素材を蘇生する事ができる。
しかし、この効果で蘇生したモンスターは効果が無効になる上に攻撃力・守備力も0になってしまうため、漠然と使ってもアドバンテージにはならない。
フィールドに融合素材を揃えることができるため、単純に追加の融合召喚手段を確保した上で発動すれば2体の融合モンスターが並ぶ。
だがそれでは消費が嵩むため、このカードを最大限有効に利用するのであれば融合召喚とシンクロ召喚・エクシーズ召喚を併用する構成にするのが望ましい。
この時融合素材に《ゴブリンゾンビ》などの墓地へ送られた時に発動する効果を持つモンスターを用いれば、2回効果を使えるのでさらにアドバンテージを稼げる。
また、《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》や《青眼の双爆裂龍》のように《融合》無しでも特殊召喚できる組み合わせであれば、即座にその融合モンスター2体を並べることもできる。
コンタクト融合できる組み合わせであれば属性E・HERO融合モンスターとコンタクト融合体の2体を並べられる。
蘇生したモンスターと融合召喚したモンスターでシンクロ召喚やエクシーズ召喚するのもいいだろう。
《重装機甲 パンツァードラゴン》は比較的融合素材が揃えやすく、レベル5・機械族なのでコンボに組み込みやすい。
カラクリシンクロモンスターや《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》に繋げられれば、シンクロモンスターとエクシーズモンスターを計2体並べられる。
前者は《デブリ・ドラゴン》で機械族チューナーを蘇生、後者は墓地にレベル4のサイバー・ドラゴンを用意して《銀河戦士》で《ギャラクシー・ドラグーン》をサーチしてフィールドに出せば良い。
変わったところでは《カルボナーラ戦士》の融合素材はレベル3なので、《M.X−セイバー インヴォーカー》や《発条空母ゼンマイティ》でレベル4のモンスターを特殊召喚すれば更にランク4のエクシーズ召喚ができる。
レベル5の《ジェムナイト・セラフィ》などでも、《ゼンマイソルジャー》のようなレベル5にもなれるモンスターをリクルートすれば同様の手順でエクシーズモンスターを出せる。
シャドール融合モンスターや《ジェムナイト・アメジス》はフィールドから墓地へ送られた場合の効果を持っているため、シンクロ素材にすれば効果を使うことができる。
リンクモンスターのリンク先はモンスター効果ではないので、リンクモンスターを融合素材に使った場合も再利用価値を作り易い。
しかしいずれの使い方も、リンク先を2つ以上確保するか、融合召喚したモンスターを素材にしなければ不可能である。
このカードを使う前にリンクモンスターを出すとなると、《水晶機巧−ハリファイバー》などのモンスターを出せるものを利用し、融合素材も同時に確保しておきたい。
カードの発動に対してチェーンもさせないため、《超融合》同様に無効にされることが少ない。
ただし、(2)にチェーンして、または(2)の効果発動前に融合モンスターが除去されれば、大きなディスアドバンテージを被る事になるため、相手のセットカードには細心の注意を払いたい。
Q:《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》に対して(2)の効果を発動することはできますか?
A:いいえ、できません。
「トークン以外のフィールドの闇属性モンスター×2」一組が揃っている、という条件が満たせません。(17/01/14)