エクシーズ・効果モンスター ランク１０/風属性/機械族/攻3400/守3000 レベル１０モンスター×２ このカードのエクシーズ素材を１つ取り除いて発動できる。 相手フィールド上のカード１枚を選択して破壊し、 相手ライフに１０００ポイントダメージを与える。 「超巨大空中宮殿ガンガリディア」の効果は１ターンに１度しか使用できず、 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
コレクターズパック−ZEXAL編−で登場した風属性・機械族のエクシーズモンスター。
自身の攻撃を放棄する代わりに相手フィールド上のカードを破壊してダメージを与える起動効果を持つ。
デメリットにより攻撃できなくなるものの、相手のカード１枚を破壊しつつ、バーン効果も付随する。
同じ召喚条件を持つ《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》と比較して攻撃力がやや高く、バーン効果と除去を同時にできるためボード・アドバンテージを得やすい。
しかし、除去を使うと攻撃が不能になるデメリットがあるため、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》による戦闘破壊＋バーンと効率性はさして変わらず、ダメージ量も半分になる。
性質上、エクシーズ素材で攻撃したメインフェイズ２にエクシーズ召喚すると効率が良い。
ただ、引導火力としては《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》劣るうえ、攻撃からこのカードのエクシーズ召喚までが通る状況では、あえて除去したいようなカードが残っている状況というのもそう多くない。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》等、選択肢の一つとしてレベル10が並ぶようなデッキの場合、採用できるかはエクストラデッキの構成にも依るだろう。
無理にアドバンテージの取得にとらわれるより、効果破壊＋戦闘破壊という対応範囲の広さを活かした大型アタッカーと見たほうが良い。
《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》よりも状況を選ばない事もあり、レベル10自体を複数並べる事を前提としたデッキならば十二分に活躍できる。
《ＣＸ 超巨大空中要塞バビロン》に繋げれば、攻撃不能のデメリットを回避しつつ莫大なダメージを狙っていくことができる。
このカードを出せるデッキで《ＲＵＭ−バリアンズ・フォース》を採用できるかどうかは難しいところだが、成功すれば相応の戦果は見込めるだろう。