速攻魔法 エンドフェイズ時、自分がこのターン中に 手札から捨てた、または生け贄に捧げた ドラゴン族モンスター1体につき、デッキからカードを1枚ドローする。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した速攻魔法。
発動ターンに、ドラゴン族を手札から捨てるか、生け贄にした場合にその体数につき、ドローすることができる。
一種の手札交換カードともいえる。
このカード1枚で、状況によっては禁止カードである《強欲な壺》かそれ以上の効果を得ることが出来るのは魅力的である。
しかしこのカードを使用する際に注意したいのは、あくまで「消費したカード分のドロー」しかできない点である。
このカードを消費した分はドローできないため、1枚分の損となってしまう。つまり、このカード1枚では充分に手札を増強することができない。
しかし、このカードを使用して手札を増やす事ができないわけではない。
このカードは効果を重複できるため、複数の《超再生能力》が手札にあれば、大量にドローできる。
先に《超再生能力》を使用し《魔法石の採掘》でドラゴン族2体を墓地に捨て、《超再生能力》を回収し再発動すれば損失なしの手札交換になる。
さらに、《手札抹殺》や《メタモルポット》、《光の召集》といった、1度に複数の手札を交換するカードを利用しても手札を増やす事ができる。
他にも《トレード・イン》でレベル8のドラゴン族モンスターを捨てたり、《伝説の白石》を捨てることで、手札の損失を抑えることができる。
生け贄にして効果を使う場合は、《バイス・ドラゴン》、《仮面竜》、《ドラゴン・アイス》などが相性がいい。
ただし、自分のターンに使った場合には注意点が一つある。
このカードの効果が発動するのはエンドフェイズなので、手札が7枚以上になれば手札調整で墓地に捨てなければならないのだ。
基本的には、その前のメインフェイズまでに魔法・罠カードをフィールド上にセットして捨てなくていいようにしたい。
また、手札調整時にドラゴン族を捨てて、その後のターンで《龍の鏡》からの《F・G・D》特殊召喚を狙ってもよい。
デッキ破壊やシンクロ召喚で墓地に送られたモンスターはカウントしない点に注意。
―イラスト関連
Q:《超再生能力》発動中、《DNA改造手術》の効果によって、ドラゴン族になっているモンスターを生け贄にした場合、エンドフェイズにドローする事は可能ですか?
A:可能です。(08/12/28)