速攻魔法 エンドフェイズ時、自分がこのターン中に 手札から捨てた、または生け贄に捧げた ドラゴン族モンスター1体につき、デッキからカードを1枚ドローする。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した速攻魔法。
発動ターンに、ドラゴン族を手札から捨てるか、生け贄にした場合にその体数につき、ドローすることができる。
一種の手札交換カードともいえる。
発動はエンドフェイズでクセがあるものの、大量のドローができる可能性を秘めたカード。
《調和の宝札》・《メタモルポット》等の手札交換カードを1ターン中に複数使うことで、その分アドバンテージを得ることが可能。
《氷結界の龍 ブリューナク》などで複数枚手札を捨ててもほぼ損失0にすることができる。
《伝説の白石》をコストにすれば、アドバンテージは+1以上になる。
《魔法石の採掘》ともシナジーが良く、このカードを回収しディスアドバンテージを補うことも可能。
生け贄にした分もドローができるが、生け贄召喚は1ターンに一度しかできないのでアドバンテージを得にくい。
一応、《スターダスト・ドラゴン》の効果にも適用されるので覚えておくと良いだろう。
また、《DNA改造手術》で種族を変更する手もあり、《イレカエル》と組み合わせることでほぼ無限ドローができる。
またこのカードは効果を重複するため、複数の《超再生能力》が手札にあれば、大量にドローできる。
先に《超再生能力》を使用し《魔法石の採掘》でドラゴン族2体を墓地に捨て、《超再生能力》を回収し再発動すれば損失なしの手札交換になる。
速攻魔法であるため、《超再生能力》によって新たな《超再生能力》をドローした場合に即使用可能な点も魅力。
ただし、自分のターンに使った場合には注意点が一つある。
このカードの効果が発動するのはエンドフェイズなので、手札が7枚以上になれば手札調整で墓地に捨てなければならないのだ。
基本的には、その前のメインフェイズまでに魔法・罠カードをフィールド上にセットして捨てなくていいようにしたい。
また、手札調整時にドラゴン族を捨てて、その後のターンで《龍の鏡》からの《F・G・D》特殊召喚を狙ってもよい。
《貪欲な壺》でさらにドローを加速させることもできる。
手札を溜め込むなら《無限の手札》と併用するのもいいだろう。
―イラスト関連
Q:ドローする効果はチェーンブロックが作られますか?
A:チェーンブロックを作ります。(10/09/13)
Q:《神の恵み》が存在する時にこのカードの効果で複数枚ドローする場合、回復するのは500ポイントだけになりますか?
A:はい、そうなります。(10/06/03)
Q:この効果で複数枚ドローする時に1枚ドローして、その後別の効果を発動した後に残りのカードをドローするなどして、複数回に分けてドローする事はできますか?
A:いいえ、一度の処理で複数枚ドローしなければいけません。(10/06/03)
Q:《超再生能力》発動中、《DNA改造手術》の効果によって、ドラゴン族になっているモンスターを生け贄にした場合、エンドフェイズにドローする事は可能ですか?
A:可能です。(08/12/28)
Q:このカードを発動したターンのエンドフェイズに、手札調整でドラゴン族モンスターを墓地に捨てる場合、その枚数だけドローはできますか?
また、《超再生能力》の効果でドローし、その後手札調整でドラゴン族モンスターを捨てる場合、再びドローすることは可能ですか?
A:手札調整を行う前にこのカードの効果によりドローする処理を行う場合、手札調整でドラゴン族を捨ててもドローする事はできません。
また、ドローする処理が行われずエンドフェイズの手札調整を行ったことによりドラゴン族を捨てた場合はドローする事ができます。(10/06/03)
Q:このカードの効果でドローした後、そのエンドフェイズ中にドラゴン族を捨てるなどした場合、再びドロー出来ますか?
A:いいえ、できません。(10/06/03)
Q:《超再生能力》を発動したターンのエンドフェイズにこのカードをドローした場合、新たにドローしたこのカードの効果をエンドフェイズに発動し、このターン捨てたドラゴン族の枚数分、追加でドローすることは可能ですか?
A:《超再生能力》の効果によってカードをドローした後、2枚目の《超再生能力》や《リロード》を同一エンドフェイズ中に発動し、処理する事ができます。(10/05/19)
Q:メインフェイズにこのカードを発動した場合、エンドフェイズに手札調整で墓地に捨てた後に効果の処理でドローする事はできますか?
A:はい、可能です。(11/07/17)