*《&ruby(ちょうじゅうじょうき){超重蒸鬼};テツドウ−&ruby(オー){O};》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星12/地属性/機械族/攻2000/守4800
 「超重武者」チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター2体以上
 このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
 (1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
 その場合、このカードの守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
 (2):1ターンに1度、手札を2枚まで捨て、
 捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。
 そのカードを破壊する。
 (3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
 お互いの墓地の魔法・罠カードを全て除外し、
 除外した数×200ダメージを相手に与える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:3/21発売のVJ

 [[COLLECTORS PACK 2017]]で登場する[[地属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[超重武者]]として扱う[[効果外テキスト]]、[[守備表示]]のまま[[攻撃]]できる[[効果]]、[[相手]][[フィールド]]の[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]、[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]を[[除外]]して[[効果ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~

 [[シンクロ素材]]は[[チューナー]]・非[[チューナー]]共に[[超重武者]][[縛り]]があり、非[[チューナー]]は2体以上が必要と[[シンクロ召喚]]の難易度は高い。~
 [[《超重荒神スサノ−O》]]を出せる[[《超重輝将ヒス−E》]]と[[《超重武者ホラガ−E》]]などの組み合わせに、[[《超重武者装留シャイン・クロー》]]を合わせて[[シンクロ召喚]]を狙うことになる。~
 [[《超重武者タマ−C》]]の[[効果]]で[[相手]]の[[レベル]]10を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[特殊召喚]]を狙うのも手である。~
 [[《壊星壊獣ジズキエル》]]を使えば能動的に[[相手]][[フィールド]]に[[レベル]]10[[モンスター]]を用意できる。~

 (2)の[[効果]]は[[手札コスト]]を要する[[除去]][[効果]]。~
 [[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[破壊]][[効果]]と比較的対処されやすい部類ではあるものの、[[破壊]]できる[[カードの種類]]には制限が無く、1[[ターン]]に2枚まで[[除去]]できるため[[直接攻撃]]も通しやすい。~

 (3)の[[効果]]は[[お互い]]の[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]を[[除外]]して[[バーン]]を与える[[効果]]。~
 [[【超重武者】]]は[[【フルモンスター】]]構築になりやすいので、基本的には[[相手]]の[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]を[[除外]]するのがメインとなる。~
 [[魔法・罠カード]]を5枚[[除外]]すれば1000[[ダメージ]]と、オマケと考えれば悪くない数値である。~
 [[魔法・罠カード]]を[[除外]]し、[[墓地]]に[[魔法・罠カード]]がないことを条件とする[[効果]]を利用することも考えられるが、[[超重武者]]を展開するには[[墓地]]に[[魔法・罠カード]]がないことを条件とする[[効果]]を利用することが多く、結局噛み合わない。~

-[[守備力]]が4800の初の[[モンスター]]であり、同時に[[シンクロモンスター]]の中で最も高い[[守備力]]を持つ。~
[[機械族]]及び[[地属性]]の[[モンスター]]としても、最も高い[[元々の守備力]]となっていたが、発売される前に[[《スーパービークロイド−モビルベース》]]の情報が出たため、あちらに抜かれる事となった。

-列車型[[モンスター]]ではあるが、[[【列車】]]での運用はほぼ不可能であり[[シナジー]]もない。~
[[相手]][[フィールド]]に[[《デビリアン・ソング》]]が2枚あれば[[《転回操車》]]の[[トリガー]]となることは可能だが、[[エクシーズ召喚]]できないのであまり意味はない。
--[[超重武者]](および、その名前扱いになる[[モンスター]])は武蔵坊弁慶を筆頭に古風なものが多くモチーフとなっているが、この[[モンスター]]は一気に時代が飛んで列車がモチーフとなっている。~
ちなみに、蒸気機関車の中には「弁慶号」という名前の機関車も存在している。
--[[カード名]]の「テツドウ−O」は、明治時代に鉄道会社の社長として経営を再建し、国内の多くの鉄道会社への投資や再建事業に関わった根津嘉一郎が「鉄道王」と呼ばれたことに由来していると思われる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs権現坂vs沢渡vs月影」戦で権現坂が使用。(ただし、この[[モンスター]]を出した時点で後者2人は脱落済み)~
《超重武者コブ−C》の[[効果]]により、[[バトルフェイズ]]中に《超重武者コブ−C》・《超重武者カク−5》・[[《超重武者ビッグベン−K》]]の3体で[[シンクロ召喚]]される。~
遊矢への[[直接攻撃]]を狙ったが[[通常罠]]《EMシグナル》で防がれる。~
その後、遊矢の[[永続魔法]]《ペンデュラム・イリュージョン》によって毎[[ターン]][[守備力]]を2400に半減され、あちらの[[効果]]により[[戦闘破壊]]はされないもののその度に[[貫通]][[ダメージ]]を繰り返し受け続けた。~
権現坂もそのやり取りの最中に[[バーン]]を3度、[[除去]]を[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]に2度お見舞いしたのだが、最終的には先に権現坂の[[ライフ]]が尽きたことで敗北した。~
因みに、[[手札コスト]]には[[超重武者]][[モンスター]]と[[アクションカード>魔法カード]]をそれぞれ2枚ずつ使用している。~

--アニメでは[[チューナー]]には[[縛り]]が無く、非[[チューナー]]は1体でも良かった。~
[[除去]]と[[バーン]]はいずれも[[フリーチェーン]]だったが、[[除去]]は[[手札コスト]]が2枚に固定され[[破壊]]できるのも[[モンスター]]1体のみだった。~
[[バーン]]は[[自分]]の[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]を[[コスト]]で全て[[除外]]し、その枚数×200[[ダメージ]]を与えるものであった。~

--権現坂は[[除去]][[効果]]を何故か2回とも[[自分]][[メインフェイズ]]2で[[発動]]している。~
遊矢の[[フィールド]]には[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]を出せる[[ペンデュラムスケール]]が既に成立しており、[[ペンデュラム召喚]]によって復活されるのは分かっていたはずである。~
また、[[相手]][[ターン]]に[[手札]]を温存しておき、[[相手]][[バトルフェイズ]]に[[発動]]すれば[[戦闘ダメージ]]を受けることは防げていた。~
加えて、最初の[[発動]]時にはまだ[[ライフ]]に余裕があったので、次の[[自分]][[ターン]]まで温存しておけば[[除去]]からの[[直接攻撃]]で勝利も狙えていた。~
不可解なプレイングであり、[[OCG]]で[[起動効果]]に変更されたのはその関係もあったのかもしれない。~
//さすがに↓のは文章が長すぎるので要点のみで
//短くしたように見えて1文が長いだけであまり変わってないような…あと復活するのがわかってるオッPを無駄に除去したという点は記述すべき内容だと思う
//--権現坂は[[除去]][[効果]]を何故か2回とも[[自分]][[メインフェイズ]]2で[[発動]]している。~
//そもそも、アニメでは[[フリーチェーン]]なのだから[[相手]][[ターン]]に[[手札]]を温存しておけば[[相手]][[バトルフェイズ]]に[[発動]]する事で[[戦闘ダメージ]]を受けることは防ぐことができた。~
//もっと言ってしまえば、最初の[[発動]]時にはまだ[[ライフ]]に余裕があったので次の[[自分]][[ターン]]まで温存しておけば[[除去]]からの[[直接攻撃]]で勝利が狙えたはずである。~
//[[手札コスト]]として[[墓地へ送った]][[アクションカード>魔法カード]]を[[除外]]する事で[[効果ダメージ]]を与えることを狙った可能性もあるが、その場合でも[[相手]][[ターン]]に[[発動]]すれば済むことである。~
//結局、[[手札]]を無駄に消費したばかりか自分から勝機を逸しており、余りにも不可解なプレイングと言わざるを得ない。~
//無言COから復帰

--[[シンクロ召喚]]時の口上は「[[不動の鬼神>《超重武者ビッグベン−K》]]よ、覚悟の拳を握り締め、今、鉄の鬼となって&ruby(いくさば){戦場};を駆け巡れ![[シンクロ召喚]]!いざ出陣!現れろ![[レベル]]12《超重蒸鬼テツドウ−O》!!」~

--作中ではこの[[モンスター]]の周りにレールが出現し、その上を通る事で移動していた。~
また、自身の後ろ側にいた[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]と[[戦闘]]を行う際にはその場で180度向きを変えることで対処している。~
---「不動の[[デュエル]]」を信条とする権現坂にしては珍しく積極的に動き回る[[モンスター]]であり、劇中でも沢渡から驚かれていた。~
この[[デュエル]]ではこれまでとは異なり自分から[[アクションカード>魔法カード]]を取りに行くなど、彼の心境の変化を表しているとも言える。~
---DM16話リマスター版の放送終了後のデュエル漫才で、遊矢から「俺とのデュエルでも見せてくれよ!」と発言されており、その約束を果たした形とも言える。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[超重武者]]

//―《超重蒸鬼テツドウ−O》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTORS PACK 2017]] CP17-JP011 &size(10){[[Super]],[[Collectors]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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