エクシーズ・効果モンスター ランク12/光属性/機械族/攻3600/守3200 レベル12モンスター×3 (1):このカードのX素材の種類によって以下の効果を得る。 ●2種類以上:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 フィールドのカード1枚を選んでデッキに戻す。 ●4種類以上:このカードは「超量」カード以外のカードの効果を受けない。 ●6種類以上:相手はカードの効果でデッキからカードを手札に加える事ができない。 (2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 自分の墓地から「超量機獣」Xモンスター3種類を1体ずつ選んで特殊召喚する。
ブースターSP−ウィング・レイダーズ−で登場した光属性・機械族のエクシーズモンスター。
エクシーズ素材の種類によって、デッキバウンスの誘発即時効果・効果耐性の永続効果・サーチとドロー妨害の永続効果を得る。
また、自身が墓地へ送られた場合に超量機獣エクシーズモンスター3種類を1体ずつ蘇生する誘発効果を持つ。
正規のエクシーズ素材は重い上、エクシーズ素材は3種類までしか得られず、下記の効果で問題が出る。
4種類以上のエクシーズ素材を得る場合には《超量機艦マグナキャリア》の(2)の効果での特殊召喚が必須となる。
その場合も、4種類以上の効果を得る場合はフィールドのエクシーズ素材を持った超量機獣を1体以上エクシーズ素材にする必要がある。
エクシーズ素材6種類を獲得するにはフィールドの超量機獣の効果で超量士をエクシーズ素材にしたり、《オーバーレイ・リジェネレート》などを駆使する必要がある。
超量士モンスター3種類を並べ、《超量機艦マグナキャリア》でその上に超量機獣3種類を重ねる手もあるが、リンクモンスターが必須になる。
(1)は、自身のエクシーズ素材の種類に応じて3つの効果を得るルール効果。
いずれの効果も「〜以上」とあるため、エクシーズ素材の種類が多いほど効果が追加されていく。
2種類以上での効果はカードの種類を問わないデッキバウンス。
対象をとらないので、マジェスペクターのような効果の対象に耐性のあるモンスターもバウンスできる。
また、相手メインフェイズにも発動できるため、相手の展開を妨害する手段としても役立つ。
4種類以上での効果は超量以外の効果を受けない耐性。
自分の超量のサポートを受けつつ、相手の除去を回避できる。
ただ、超量の効果であれば相手の効果も受けるので、ミラーマッチの際には《超量機獣マグナライガー》の効果で容易に除去されてしまう。
また稀なケースではあるが、自分が発動した《超量機獣エアロボロス》や《超量機獣マグナライガー》の効果の対象をこのカードに変更された場合でもその効果を受けることになる。
6種類以上での効果は相手のみデッキからカードを加えられなくなる効果。
《ライオウ》や《手違い》と違いサーチだけでなく効果によるドローもできなくなる。
墓地に超量機獣が3種類存在する場合は《超量機艦マグナキャリア》1枚で出せる攻撃力3000オーバーのモンスターになり、バウンス効果、蘇生効果も持ち合わせる。
除去を警戒する必要がないのなら無理にエクシーズ素材4種類確保を狙う必要はない。
《超量機神剣−マグナスレイヤー》がセットされていれば1ターンキル級の戦闘ダメージも狙える。
(2)の効果により超量機獣3体を蘇生できるが、これらは自己の効果などでエクシーズ素材を補充しないと攻撃できず、そのままでは壁程度にしかならない。
とはいえ、各種リンク素材や《真魔獣 ガーゼット》のリリース要員にするなど利用方法は少なくないので、(1)の耐性が無い場合における相手の除去への牽制としては十分である。
除外・バウンスに対しては、自分のカードの効果やコストにしてこのカードを墓地へ送るのも手ではある。
この効果と高い攻撃力により戦闘破壊には滅法強い。
その攻撃力を上回り(2)の効果を封じる《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》はバトルフェイズへ入る前に自身のバウンス効果で除去しておきたい。
なお、「3種類を1体ずつ」を蘇生の条件とするので、墓地に蘇生可能な超量機獣が2種類以下しか存在しない場合は効果を発動できない。
また、(2)の効果処理時に《D.D.クロウ》の効果などで3種類の超量機獣のうち1種類が除去された場合でも蘇生効果は処理されない。
―《超量機神王グレート・マグナス》の姿が見られるカード
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