*《&ruby(ちんもく){沈黙};の&ruby(まどうけんし){魔導剣士};−サイレント・パラディン/Silent Paladin》 [#top]
 効果モンスター
 星4/光属性/天使族/攻 500/守1500
 (1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
 デッキから「サイレント・ソードマン LV3」または
 「サイレント・マジシャン LV4」1体を手札に加える。
 (2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
 自分フィールドのモンスター1体のみを対象とする魔法カードが発動した時に発動できる。
 その発動を無効にする。
 (3):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
 自分の墓地の光属性の「LV」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを手札に加える。

 [[Vジャンプ(2016年8月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2016]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚成功時>召喚に成功した]]に特定の[[モンスター]]を[[サーチ]]する[[誘発効果]]、[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を1体を[[対象]]に取る[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にできる[[誘発即時効果]]、[[墓地]]の[[LV]][[モンスター]]を[[サルベージ]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 (1)は、自身の[[召喚に成功した]]時に[[《サイレント・ソードマン LV3》]]か[[《サイレント・マジシャン LV4》]]を[[サーチ]]する[[効果]]。~
 [[召喚権]]を使うため、[[サーチ]]した[[モンスター]]の展開手段が別途必要になる。~
 [[《サイレント・ソードマン LV3》]]・[[《サイレント・マジシャン LV4》]]の円滑なレベルアップを狙うのなら、[[《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]・[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]・[[《シャインエンジェル》]]などで[[リクルート]]した方が手間が少ない。~
 [[サイレント・ソードマン]]に関しては[[《沈黙の剣》]]でも[[サーチ]]が可能。~
 一応、[[《アンノウン・シンクロン》]]や[[《ジェット・シンクロン》]]など[[レベル]]1[[チューナー]]を[[特殊召喚]]し、[[召喚]]したこの[[カード]]を素材に[[《X−セイバー ウェイン》]]を[[シンクロ召喚]]すれば、[[サーチ]]した[[《サイレント・ソードマン LV3》]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[レベル]]4[[モンスター]]と共に[[《天翔ける騎士》]]を[[エクシーズ召喚]]したり、[[《天翔ける騎士》]]の[[自己再生]][[効果]]で[[エクシーズ素材]]にしたりして、その[[効果]]を使う場合なら[[サーチ]]した[[モンスター]]をどちらでも[[特殊召喚]]できる。~

 (2)は、[[自分]]の[[モンスター]]1体のみを[[対象]]とする[[魔法カード]]の[[発動]]を一度だけ[[無効]]にする[[効果]]。~
 [[無効]]化の範囲が狭く、使用頻度の高い[[魔法カード]]で該当するものは[[《精神操作》]]程度であり、使う機会はそうないだろう。~

 (3)は、自身が[[戦闘]]または[[相手]]の[[効果]]で[[破壊された]]場合、[[光属性]]の[[LV]][[モンスター]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 低[[攻撃力]]で[[召喚]]するため[[戦闘破壊]]自体は起こり得るが、[[LV]][[モンスター]]の性質上、[[墓地]]にあるなら[[蘇生]]するか、[[《ダイガスタ・エメラル》]]などで[[デッキ]]に戻してから[[特殊召喚]]したい場合が多く、[[サルベージ]]と噛み合っていない。~
 数少ない[[サルベージ]]対象のうち[[サイレント・ソードマン]]系は[[《戦士の生還》]]にも対応している。~
 [[メインフェイズ]]に能動的に[[発動]]できないこの[[カード]]を優先する必要性が薄い。~
 この[[カード]]単体で見ても、(1)によって[[対象]]が[[墓地]]ではなくまだ[[手札]]にある内に[[破壊]]される可能性も高く、2つの[[効果]]が噛み合っていない。~

 (1)の[[効果]]と(3)の実質的な範囲から、この[[カード]]を採用するとすれば[[サイレント・ソードマン]]か[[サイレント・マジシャン]]を利用する[[デッキ]]になるだろうが、それら2種類は[[《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]・[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]で直接高[[レベル]]を[[リクルート]]する方が即効性が高い。~
 その2体は[[戦士族]]・[[魔法使い族]]を[[リリース]]する必要があるが、この[[カード]]は[[天使族]]なのでその[[リリース]]にもならない。~

 総合的に見て、[[サイレント・ソードマン]]なら[[戦士族]]、[[サイレント・マジシャン]]なら[[魔法使い族]]の[[モンスター]]とその[[サポートカード]]を優先した方が動きやすい。~
 [[サーチ]]・[[サルベージ]][[効果]]を持つが、肝心の[[サーチ]]・[[サルベージ]]先の[[効果]]と相性が悪く、[[ハンド・アドバンテージ]]を獲得できるように見えるが、[[手札コスト]]に使える程度でありこの[[カード]]である必要が薄い。~

 [[《アームド・ドラゴン LV10−ホワイト》]]は自身の[[効果]]でのみ[[手札]]から[[特殊召喚]]できるため、(3)で[[サルベージ]]する意義はある。~
 [[《ハネクリボー LV9》]]なら(3)で[[サルベージ]]した後、[[手札]]から[[特殊召喚]]でき、[[種族]]・[[属性]]が共通する。~
 [[サイレント・ソードマン]]と[[サイレント・マジシャン]]よりは[[シナジー]]がある。~

-[[効果]]と[[カード名]]から、[[サイレント・ソードマン]]と[[サイレント・マジシャン]]との関連性を感じさせるが、この[[カード]]の[[種族]]はどちらとも関係ない[[天使族]]である。~

-自身は[[LV]][[モンスター]]ではないが、[[《ハネクリボー LV9》]]以来8年ぶりに登場した、[[LV]][[カテゴリ]]関連[[カード]]。~
[[デュエリストパック−王の記憶編−]]で登場した[[カード]]達は[[サイレント・ソードマン]]や[[サイレント・マジシャン]]を指定しており、厳密には[[LV]]に関係する[[カード]]でなかった。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[LV]]

-[[《サイレント・ソードマン LV3》]]
-[[《サイレント・マジシャン LV4》]]

//―《沈黙の魔導剣士−サイレント・パラディン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

***[[光属性]]の[[LV]][[モンスター]] [#list]
#taglist(光属性^LV^星1~~4);
#taglist(光属性^LV^星5~~6);
#taglist(光属性^LV^星7~~12);

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2016年8月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2016]] VJMP-JP117 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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