永続罠 自分フィールド上のモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、 相手はランダムに手札を1枚捨てる。
Vol.7で登場した永続罠。
何も考えずに発動しても、手札に差をつけられる場合もある。
攻撃力増減や貫通、除去を使う等、ダメージを通しやすいデッキで効力を発揮できる。
手札破壊系のカードではかなり強力だが、手札破壊という迂遠な効果ゆえにフィールド上のカードに干渉出来ず、攻撃が通らなければ単なる置物でしかない。
とくに手札破壊は相手がフィールドを整える前に行うのが最も効果的なのに『永続罠を発動』して『攻撃』という2度手間がかかるこのカードは、自身がアンチシナジーそのもののような存在である。
ゆえに自分が押されている時はまったく役に立たない。
永続罠ゆえにサーチの手段が乏しく、《冥府の使者ゴーズ》《黄泉ガエル》と相性が悪いのも痛い。
このカードを活用するなら、デュエルの初期段階で攻撃を通すためにデッキを構築すべきだろう。
フリーチェーンであり、攻撃力を変動させる《突進》・《収縮》・《鎖付き爆弾》等と好相性。
貫通効果を持つモンスターや、直接攻撃ができるモンスター等と併用するのも有効。
《イグザリオン・ユニバース》・《激昂のミノタウルス》などがその力を遺憾なく発揮してくれる。
元々手札破壊が可能な《首領・ザルーグ》・《魂を削る死霊》等との併用で相手に壊滅的な被害を与えられる。
無論、貫通に加えてドロー・手札破壊効果を持つ《天空騎士パーシアス》・《地獄将軍・メフィスト》も好相性。
反射ダメージでも発動するため、自身の効果によって直接攻撃もできる《機動砦のギア・ゴーレム》や《サブマリンロイド》なども相性が良い。
他にも除去効果発動後も場に残る《サイバー・ジムナティクス》、連続攻撃できる《不意打ち又佐》・《阿修羅》など、相性が良いモンスターは豊富。
【戦士族】や【除去ガジェット】に代表される「除去デッキ」等でも活躍が見込めるだろう。
《魔宮の賄賂》も相性が良く、このカードを守る目的と攻撃を通す目的の両方に使え、デメリットのドロー効果に対してもこのカードによりハンデスすることができる。
デュエル中に戦闘ダメージ自体が頻繁に見られる以上、悪巧みの選択肢は豊富。
ただし【暗黒界】が相手の場合は、《エンド・オブ・アヌビス》・《虚無魔人》・《次元の裂け目》等がなければ危険。
Q:ダメージステップでカードの発動(カードを表側表示にする発動)はできますか?
A:できません。
Q:バーンカードなどでダメージを与えた場合、効果を発揮しますか?
A:バトルフェイズの戦闘ダメージを介してしかこの効果は発揮しません。
Q:《ディメンション・ウォール》で相手に戦闘ダメージを与えた場合効果を適用しますか?
A:いいえ、しません。