永続罠 自分フィールド上のモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、 相手はランダムに手札を１枚捨てる。
Vol.7で登場した永続罠。
カードの発動自体はフリーチェーンで、ハンデス効果は戦闘ダメージを受けたタイミングに発動する誘発効果。
手札破壊としては強力だが、ボード・アドバンテージは稼げず、戦闘ダメージがトリガーなので劣勢時は役に立てにくい。
永続罠ゆえにサーチの手段が乏しく、ビートダウンデッキに採用される事になるが《冥府の使者ゴーズ》や《黄泉ガエル》と相性が悪いのも痛い。
このカードを活用するなら、デュエルの初期段階で攻撃を通せるデッキ構築すべきだろう。
《突進》・《収縮》・《鎖付き爆弾》等の強化カードとは好相性。
貫通効果や除去効果を持つモンスター、直接攻撃、連続攻撃ができるモンスター等と併用するのも有効。
貫通に加えてドロー・手札破壊効果を持つ《天空騎士パーシアス》・《地獄将軍・メフィスト》は好相性である。
反射ダメージでも発動するため、《機動砦のギア・ゴーレム》や《サブマリンロイド》等も相性が良い。
《イグザリオン・ユニバース》・《激昂のミノタウルス》等はその力を遺憾なく発揮できるだろう。
【戦士族】や【除去ガジェット】に代表される除去デッキ等でも活躍が見込める。
《魔宮の賄賂》はこのカードを守る目的と攻撃を通す目的の両方に使え、デメリットのドロー効果はこのカードで帳消しできる。
以上のように、悪巧みの手段は豊富。
ただし【暗黒界】が相手の場合は、《エンド・オブ・アヌビス》・《虚無魔人》・《次元の裂け目》等がなければ危険。
Ｑ：ダメージステップでカードの発動（カードを表側表示にする発動）はできますか？
Ａ：できません。
Ｑ：バーンカードなどでダメージを与えた場合、効果を適用しますか？
Ａ：バトルフェイズの戦闘ダメージを介してしかこの効果は適用しません。
Ｑ：《ディメンション・ウォール》で相手に戦闘ダメージを与えた場合効果を適用しますか？
Ａ：いいえ、しません。
Ｑ：相手に戦闘ダメージを与えた時、相手プレイヤーの手札に《冥府の使者ゴーズ》が存在する場合、スペルスピードで下回る《冥府の使者ゴーズ》を相手が発動できますか？
Ａ：このカードの強制効果の発動にチェーンする形で相手は《冥府の使者ゴーズ》を発動できます。（10/10/01）