*《&ruby(お){追};い&ruby(は){剥};ぎゴブリン/Robbin' Goblin》 [#jdc514dc]
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 永続罠
 自分フィールド上に存在するモンスターが相手ライフに
 戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに1枚捨てる。

 [[Vol.7]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[カードの発動]]自体は[[フリーチェーン]]で、[[戦闘ダメージを与えた]]時に[[手札破壊]]する[[効果]]を持つ。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]が[[戦闘ダメージを与えた]]時に[[手札破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[ビートダウン]]と[[ハンデス]]を並行して行えるのは強力だが、[[戦闘ダメージ]]が[[トリガー]]なので劣勢時は[[腐りやすい>腐る]]。~
 [[戦闘ダメージ]]を通しやすい[[デッキ]]であれば[[腐る]]心配は少ないが、[[罠>罠カード]]なので[[発動]]が遅く、速攻が売りの[[ビートダウン]][[デッキ]]では戦術に遅れをもたらしてしまう場合もある。~
 [[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《黄泉ガエル》]]の[[特殊召喚]]を阻害し、[[特殊裁定]]で[[《冥府の使者ゴーズ》]]を[[チェーン]]できるのも痛い(後述参照)。~
 [[ハンデス]]がかえって手助けになる[[【暗黒界】]]や[[墓地リソース]]を活かす[[デッキ]]の存在や、[[サーチ]]の手段が[[《不幸を告げる黒猫》]]等に限られる事からも、この[[カード]]にあまりに依存した構築は危険である。~
 [[ハンド・アドバンテージ]]を重要視するこのゲームにおいて、[[手札破壊]]は有効な戦術である。~
 [[発動]]回数の制限等もないので、[[貫通]]・[[直接攻撃]]・[[連続攻撃]]等の[[効果]]を持った[[モンスター]]を併用すれば、大量の[[手札破壊]]を行う事も可能。~
 [[《百鬼羅刹 グリアーレ三傑》]]で[[ゴブリン]]の[[ダイレクトアタッカー]]を作成し次々と[[攻撃]]すると良い。~

 [[戦闘ダメージ]]を与える主な手段としては、[[貫通]][[効果]]や[[除去]][[効果]]を兼ね備えていたり、[[直接攻撃]]や[[2回攻撃]]ができる[[モンスター]]が活用しやすい。~
 [[《イグザリオン・ユニバース》]]・[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]・[[《サブマリンロイド》]]は、[[反射ダメージ]]と自身の持つ[[効果]]の双方で[[戦闘ダメージ]]を与える機会に恵まれている。~
 [[エクストラデッキ]]に[[《機甲忍者ブレード・ハート》]]や[[《ダイガスタ・フェニクス》]]を採用する場合でも多少は活用しやすいかもしれない。~
 [[悪魔族]]に[[2回攻撃]]を付与できる[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]は後述の[[悪魔族]]達を利用する際に併用できれば便利だろう。~
 [[《天空騎士パーシアス》]]の派生[[モンスター]]や[[《地獄将軍・メフィスト》]]で[[戦闘ダメージ]]を与えられれば、それなりに優位な試合運びができる。~
 [[《エンド・オブ・アヌビス》]]は[[手札破壊]]の過程で出た余計な[[墓地リソース]]をある程度無力化できるが、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]や[[特殊召喚モンスター]]までは対処できないので注意。~
 それらは[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]で対処可能だが、[[《大嵐》]]等の[[全体除去]]には注意が必要になる。~
 [[《魔宮の賄賂》]]はこの[[カード]]を守る目的と[[攻撃]]を通す目的の両方に使え、[[デメリット]]の[[ドロー]][[効果]]はこの[[カード]]で帳消しにできるが、[[ドロー]]した[[カード]]の[[効果]]が[[手札誘発]]だと[[ハンデス]]の前に使われてしまう場合もあるだろう。~
 難点は、この[[カード]]が[[永続罠]]であるという点である。~
 「[[戦闘ダメージを与えた]]」という[[発動条件]]を満たすためには、基本的に次の[[自分]]の[[ターン]]まで待たなければならない。~
 ([[反射ダメージ]]や[[コンバットトリック]]で[[相手]][[ターン]]に[[発動]]させることも可能ではある。)~
 最も[[ハンデス]]が効果を発揮する[[デュエル]]序盤に使えないのは痛い。~
 もう一つ、[[ハンデス]][[カード]]共通の難点であるが、[[暗黒界]]や[[シャドール]]を筆頭とした[[墓地]]で[[発動]]する[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]が増加している点にも注意したい。

-この[[カード]]の[[効果]]は[[罠>罠カード]]である性質上[[効果の発動]]そのものも[[スペルスピード]]2である。~
しかし、この[[カード]]は''同じタイミングで[[発動]]できる[[スペルスピード]]1の[[効果]]に[[チェーン]]される''という[[特殊裁定]]がある。~
 [[サーチ]]手段も乏しいこの[[カード]]に依存した戦術を採るのは難しいため、あくまで[[ハンデス]]の中の一手段に留めて使いたい。~

-[[カードの発動]]は[[フリーチェーン]]である。~
また、[[ダメージステップ]]ではこの[[カードの発動]]はできない[[裁定]]なので間違えないようにしたい。~

-[[効果の発動]]は[[スペルスピード]]2の[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]である。~
しかし、''同じタイミングで[[発動]]できる[[スペルスピード]]1の[[効果]]に[[チェーン]]される''というルールがある。~
(例:[[チェーン]]1《追い剥ぎゴブリン》→[[チェーン]]2[[《冥府の使者ゴーズ》]])~
このお陰で[[強制効果]]で[[手札破壊]]をする[[《魂を削る死霊》]]は勿論、[[任意効果]]の[[《首領・ザルーグ》]]等とも併用できる。~

-[[イラスト]]からして[[《押し売りゴブリン》]]とは同一人物と思われる。~
体色や頭髪、衣服や胸当て、腰の剣などどれも一致している。~
そして彼はその後ゾンビ化し、その後も[[追い剥ぎ>《追い剥ぎゾンビ》]]・[[押し売り>《押し売りゾンビ》]]をしているらしい。~

-「ゴブリン」については[[《ゴブリン突撃部隊》]]を参照。~

-原作・アニメにおいて―~
「KCグランプリ編」の「闇遊戯vsデュエルコンピューター」戦でコンピュータが使用。~
その[[効果]]で遊戯の[[手札]]を大量に捨て去った。~
その後[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]で自ら[[破壊]]した。~
[[デュエル]]中に3回[[効果]]を[[発動]]して闇遊戯の[[手札]]を大量に捨て去った。~
しかし、いずれも[[手札]]で[[腐って>腐る]]いた[[上級モンスター]]([[《天空竜》]]・[[《エメラルド・ドラゴン》]]・[[《ビッグバンドラゴン》]])だった為、闇遊戯を追い詰めるには至らなかった。~
(このいずれかで1度でも[[下級モンスター]]を捨てさせる事ができていれば、闇遊戯は[[壁]][[モンスター]]が足りなくなり、敗北していた)~
その後[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]](原作・アニメ[[効果]])で自ら[[破壊]]した。~

**関連カード [#h70617d8]
--アニメ5D's第44話では、黒い霧に襲われたサテライトのデュエリストが使用しているのが確認できる。

**関連カード [#card]
-[[ゴブリン]]

-[[《追い剥ぎゾンビ》]]
-[[《押し売りゴブリン》]]

―[[戦闘ダメージを与えた]]時に[[手札破壊]]を行う[[カード]]は[[《白い泥棒》]]を参照。~
-[[戦闘ダメージを与えた時に手札破壊を行うカード>《白い泥棒》#list]]~

**このカードを使用する代表的なデッキ [#mee5fa04]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【追い剥ぎハンデス】]]
-[[【バウンス・ハンデス】]]
-[[【フェンリルハンデス】]]

**収録パック等 [#j3117a90]
**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.7]] &size(10){[[Super]]};
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-74 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-064 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP080
-[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]] SD7-JP029
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP064 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#sb8fdbef]
**FAQ [#faq]
Q:[[ダメージステップ]]で[[カードの発動]]([[カード]]を[[表側表示]]にする[[発動]])はできますか?~
A:できません。

Q:[[バーン]][[カード]]等で[[ダメージ]]を与えた場合、[[効果]]を[[適用]]しますか?~
A:[[バトルフェイズ]]の[[戦闘ダメージ]]を介してしかこの[[効果]]は[[適用]]しません。

Q:[[《ディメンション・ウォール》]]で[[相手]]に[[戦闘ダメージを与えた]]場合[[効果]]を[[適用]]しますか?~
A:いいえ、しません。

Q:[[相手]]に[[戦闘ダメージを与えた]]時、[[相手]][[プレイヤー]]の[[手札]]に[[《冥府の使者ゴーズ》]]が存在する場合、[[スペルスピード]]で下回る[[《冥府の使者ゴーズ》]]を[[相手]]が[[発動]]できますか?~
A:この[[カード]]の[[強制効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]する形で[[相手]]は[[《冥府の使者ゴーズ》]]その他条件に合致する[[スペルスピード]]1の[[効果]]を[[発動]]できます。(11/01/21)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《追い剥ぎゴブリン》,罠,永続罠,ゴブリン);