通常魔法 自分フィールド上のモンスターを１体生け贄に捧げる。 相手はフィールド上のモンスターを１体生け贄に捧げなければならない。
BOOSTER7で登場した特殊なモンスター除去の通常魔法。
このカードの効果は｢モンスター」ではなく｢プレイヤー｣に干渉する効果である。
ここで言う「生け贄に捧げなければならない」とは「生け贄をコストとする効果を強制発動させる」ではない。
「ただ生け贄に捧げる（リリースする）だけ」であり、これを他のカードのコストには出来ない。
具体的に言うと相手に《痛み分け》を使用された際に自分の《ならず者傭兵部隊》をリリースして道連れを狙うような事はできない。
この「生け贄に捧げる」強要効果に対しての耐性を持つモンスターは非常に限られている。
表側表示の《召喚僧サモンプリースト》や「《デーモンの雄叫び》で特殊召喚したデーモン」程度である。
ただし、《マジック・キャンセラー》のチェーン蘇生や《生贄封じの仮面》等で効果妨害可能な点はお忘れなく。
難点は、基本的に２：１交換になる点と相手プレイヤーが「生け贄に捧げる」モンスターを選ぶ点。
《リビングデッドの呼び声》《スケープ・ゴート》等の特殊召喚で回避されてしまう。
コントロール奪取効果を持つ《強制転移》よりもやや使い勝手が悪いと言えるかもしれない。
《クロス・ソウル》とコンボで、発動時に相手モンスター１体を選択して生け贄とし、効果解決時に相手はもう１体生け贄に捧げる事になる。
また、このカードの発動コストとして羊トークンや《黄泉ガエル》、《暗黒プテラ》などを生け贄に捧げる事で、１：１交換に持ち込める。
Ｑ：このカードの効果で《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》など、魔法の効果を受けないモンスターを生け贄に捧げる事ができますか？
Ａ：はい、できます。
Ｑ：｢生け贄に捧げる｣のは、自分も相手も効果ですか？
Ａ：自分の生け贄はコストで、相手の生け贄は効果です。
ただし、どちらも「魔法の効果による生け贄」ではありません。
Ｑ：｢相手モンスター１体｣かつ｢《クロス・ソウル》適用中｣の状況でこのカードは使えますか？
(コストを払った時点で不発が確定する場合に使えますか？)
Ａ：調整中(07/12/24)