通常魔法 自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。 相手はモンスター1体をリリースしなければならない。
BOOSTER7で登場した通常魔法。
自分フィールド上のモンスターをリリースし、相手にモンスターをリリースさせる効果を持つ。
このカードの効果はあくまで「相手プレイヤーにリリースを強要する」ことであるため、相手モンスターに直接影響を与えるわけではない。
よって、相手の場にいるのが魔法の効果を受けないモンスターだとしても除去対象となる。
そのまま使用すると2:1交換になるため、他のカードを併用しディスアドバンテージを軽減したい。
この点は《クロス・ソウル》とのコンボにより、相手モンスターを2体リリースすることで回避が可能。
また、共通効果持ちの聖刻モンスターやトークン・《黄泉ガエル》などをリリースする事でも、1:1交換に持ち込める。
また、相手プレイヤーがリリースするモンスターを選ぶのが難点である。
類似効果の《強制転移》同様、《リビングデッドの呼び声》や《スケープ・ゴート》などのチェーン発動で簡単に回避されてしまう。
《強制転移》と比べるとディスアドバンテージを負いやすく、コンボに使いにくいため、安定性が低い。
このカードは効果を受けないモンスターの除去というメタカードの役割が強い。
《毒蛇神ヴェノミナーガ》や《神竜騎士フェルグラント》等を後出しで処理でき、《閃こう竜 スターダスト》の耐性付与カードと《安全地帯》等の組合せもまとめて除去できる。
高レベルモンスターを軸とするデッキでは、これらは共通の弱点となりえるため、サイドデッキに採用するのもいい。
ただ、リリースするモンスターを上記のカードによる影響を回避して調達できるデッキでなければ、安定して利用する事は難しい。
《聖刻龍−アセトドラゴン》を利用できる【聖刻】や、《竜の渓谷》によるサーチが可能な【ドラグニティ】などが併用しやすい。
Q:リリースするのは、自分も相手も効果によるものですか?
A:自分のリリースはコストです。相手のリリースは効果によるものとして扱いません。(14/07/20)
Q:このカードの効果で《ホルスの黒炎竜 LV6》など、魔法の効果を受けないモンスターをリリースする事ができますか?
A:はい、できます。
Q:「相手モンスター1体」かつ「《クロス・ソウル》適用中」の状況で、このカードは使えますか?
(コストを払った時点で不発が確定する場合、使えますか?)
A:発動できません。(10/09/07)
Q:このカードの効果処理によって《トリック・デーモン》が墓地へ送られました。
《トリック・デーモン》の効果は発動しますか?
A:このカードによってモンスターを墓地へ送る処理は、効果による扱いとはなりません。
《トリック・デーモン》の効果は発動しません。(13/10/26)