*《&ruby(いた){痛};み&ruby(わ){分};け/Share the Pain》 [#top] 通常魔法 自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。 相手はモンスター1体をリリースしなければならない。 [[BOOSTER7]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[自分]][[モンスター]]の[[リリース]][[コスト]]とし、[[相手]]に[[モンスター]]の[[リリース]]を強制する[[効果]]を持つ。~ そのまま使用すると[[2:1交換>1:1交換]]になるため、他の[[カード]]を併用し[[ディスアドバンテージ]]を軽減したい。~ [[《クロス・ソウル》]]や[[《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》]]との[[コンボ]]により、[[相手]][[モンスター]]を[[コストにすれば[[2:2交換>1:1交換]]が可能。~ また、[[聖刻]][[モンスター]]や[[トークン]]・[[ペンデュラムモンスター]]・[[《黄泉ガエル》]]などを[[リリースする]]事でも、[[ディスアドバンテージ]]を軽減できる。~ 単なる[[除去]]目的なら他に[[コスト]]が軽く使いやすい[[カード]]が多数あるが、この[[カード]]の特徴は特殊な[[効果]]処理にある。~ この[[カード]]の[[効果]]はあくまで''「[[相手]][[プレイヤー]]に[[リリース]]を強制する''」であるため、[[リリース]]そのものはこの[[カード]]の[[効果]]によるものではない。~ (この[[カード]]の[[効果]]による[[リリース]]なら「[[相手]][[モンスター]]1体を[[リリース]]する」という[[テキスト]]になる)~ ''強要される[[リリース]]は[[効果]]によるものとして扱われない''(14/07/20)ため、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]や[[《神竜騎士フェルグラント》]]等の([[魔法カード]]の)[[効果を受けない]][[耐性]]に対しても後出しで[[除去]]することができる。~ 一方で[[リリースする]][[モンスター]]の選択権が[[相手]][[プレイヤー]]にあるのが難点であり、狙った[[モンスター]]を[[除去]]できないことも少なくない。~ 類似[[効果]]の[[《強制転移》]]同様、[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《スケープ・ゴート》]]などを[[チェーン]][[発動]]されれば簡単に回避されてしまう。~ 第9期以降は[[効果を受けない]][[モンスター]]が多く登場するようになり、相対的には価値は上がっていると言える。~ 元から[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリース]]することに意味のある[[【聖刻】]]の様な[[デッキ]]に投入するのも悪くないだろう。~ ただし[[特殊召喚]]の手順により[[無効]]化[[効果]]を持つものでもほぼ確実に[[除去]]できる[[壊獣]]や[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]等と比べると見劣りするのは否めない。~ [[メタカード]]として見た場合でも安定性は低いため、使いこなすには相応のプレイングが求められるだろう。~ -[[自分]]は[[コスト]]として[[モンスター]]を[[リリースする]]ため、[[モンスター]]が1体もいない状況では[[発動]]できない。~ 逆に[[相手]]は[[効果処理時]]に[[フィールド]]に[[モンスター]]が1体もいない場合、何も処理を行わずに[[効果]]が終了する。~ --ただし、上述の[[《クロス・ソウル》]]などによって[[相手]][[モンスター]]を[[コスト]]とする場合、他に[[リリース]]されるべき[[相手]][[モンスター]]がいなければ[[発動]]できない(22/07/18)。~ //-[[プレイヤー]]を[[対象]]とするため、[[《精霊の鏡》]]によって[[対象]]を移し替えられる。~ //ただし移し替えられた場合、この[[カード]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]がもう1体[[リリース]]することになるため、その[[プレイヤー]]の[[フィールド]]上に2体以上[[モンスター]]がいなければ[[《精霊の鏡》]]は[[発動]]できない。~ -ここで言う「[[リリース]]しなければならない」とは''[[効果処理時]]に[[モンスター]]を[[リリースする]]処理だけを行う''という意味である。~ 様々な差異はあるが、概ね「[[墓地へ送る]]」とほぼ同義である。~ ([[チェーン]][[発動]]した[[《生贄封じの仮面》]]で封じられる、「[[リリース]]された」を条件とする[[効果]]の[[トリガー]]になるなどの差異はある) -[[イラスト]]では二人の剣士が刺し違えて首から血を噴き出しているが、何故かその血液と思しきものが青く描かれている。~ また、[[海外版のイラスト>海外版イラスト変更カード]]では血液が削除されているため、さらにどんな状況なのか分かりづらくなっている。~ //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ マスターデュエルでは下記の[[裁定]]と異なり、[[《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》]]の[[適用]]中で[[相手]][[モンスター]]が1体のみの場合にも[[相手]][[モンスター]]を[[コスト]]に[[発動]]することができる。~ [[発動]]後は[[相手]][[モンスター]]が[[効果処理時]]に存在しなくなるため、何もせずに[[効果]]が終了される。~ **関連カード [#card] -[[《強制転移》]] -[[《アポクリフォート・キラー》]] -[[《強制退出装置》]] -[[「プレイヤーは◯◯しなければならない」カード>プレイヤー#must]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[BOOSTER7]] -[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-79 -[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-069 -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP083 -[[DUEL TERMINAL −ワームの侵攻!!−]] DT02-JP041 -[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP067 **FAQ [#faq] Q:[[リリースする]]のは、[[自分]]も[[相手]]も[[効果]]によるものですか?~ A:[[自分]]の[[リリース]]は[[コスト]]です。~ [[相手]]の[[リリース]]は[[効果]]によるものとして扱いません。(14/07/20) Q:この[[カードの効果]]で[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]など、[[魔法>魔法カード]]の[[効果を受けない]][[モンスター]]を[[リリースする]]事ができますか?~ A:はい、できます。 //Q:「[[相手]][[モンスター]]1体」かつ「[[《クロス・ソウル》]][[適用]]中」の状況で、この[[カード]]は使えますか?~ //A:[[発動]]できません。(10/09/07) //FAQの改変を確認 Q:[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]1体のみが存在し、[[自分]][[フィールド]]には[[モンスター]]が存在しません。~ この状況で[[《クロス・ソウル》]]を発動した場合、[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[《痛み分け》]]を[[発動]]できますか?~ また、[[《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》]]が存在する場合は[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[《痛み分け》]]を[[発動]]できますか?~ ([[コスト]]を払った時点で[[不発]]が確定する場合、使えますか?)~ A:いずれの場合でも[[発動]]できません。(22/07/19) //シャドウディストピア追記 Q:この[[カード]]の[[効果]]処理によって[[《トリック・デーモン》]]が[[墓地へ送られました>墓地へ送られた]]。~ [[《トリック・デーモン》]]の[[効果]]は[[発動]]しますか?~ A:この[[カード]]によって[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]処理は、[[効果]]による扱いとはなりません。~ [[《トリック・デーモン》]]の[[効果]]は[[発動]]しません。(13/10/26)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《痛み分け》,魔法,通常魔法);