*《停戦協定/Ceasefire》 [#l55011c1]
 通常罠（制限カード）
 フィールド上の全ての裏側守備表示モンスターを表側表示にする。
 この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
 フィールド上の効果モンスター１体につき５００ポイントダメージを相手に与える。
*《&ruby(ていせんきょうてい){停戦協定};/Ceasefire》 [#top]
 通常罠
 (1)：フィールドに効果モンスターまたは裏側守備表示モンスターが存在する場合に発動できる。
 フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側表示にする。
 この時、リバースモンスターの効果は発動しない。
 フィールドの効果モンスターの数×５００ダメージを相手に与える。

　[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]で登場した[[リバース効果]]抑制と[[火力]]を備えた[[通常罠]]。~
　手軽に｢攻め([[セット]][[モンスター]]の把握＋[[ダメージ]])｣と｢守り([[セット]][[モンスター]]対策カードの回避)｣を行う事ができる。~
　そのため、[[制限カード]]に指定されている。
　[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]で登場した[[通常罠]]。~
　[[裏側守備表示]][[モンスター]]を[[表側表示]]にし、[[フィールド]]の[[効果モンスター]]の数に比例した[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~

　[[発動]]と同時に[[相手]]の切り札の[[リバース効果]]を[[無効]]にし、それなりの[[ダメージ]]を与えることが出来る。~
　[[スタンダード]]タイプの[[ビートダウン]][[相手]]なら、1000〜2000辺りが目処となるだろう。~
　[[自分]]の身の安全を確保しつつ、[[相手]]に対する最大で5000[[ダメージ]]を与える強力なカードである。~
　特に[[バーン]][[デッキ]]など[[戦闘ダメージ]]を主軸としない[[デッキ]]との相性は最高で、これを主力にもできる。
　[[モンスター]]が並びやすい中盤では致命的な[[ダメージ]]を与えられ、終盤では[[引導火力>火力]]にも十分なり得る。~
　一般的な[[ビートダウン]][[相手]]なら、序盤でも1000以上は確実に[[ダメージ]]を与えられる。~
　展開力の高い[[デッキ]]も多いので、2000以上の[[ダメージ]]も難しくない。~
　[[《自業自得》]]・[[《仕込みマシンガン》]]等とは[[相互互換]]的な性能だが、共に複数[[積んで>積む]][[《トラップトリック》]]で状況に応じ使い分けるのも面白い。~
　また、[[【ロックバーン】]]等の[[お互い]]の[[フィールド]]に[[モンスター]]が溜まりやすい[[デッキ]]では、最大の6000[[ダメージ]]を与える事も可能である。~
　ただし、[[羊トークン]]を始めとした[[トークン]]は[[通常モンスター]]扱いで勘定には含めないので注意。~

　[[裏側守備表示]]の[[《サイバー・ジムナティクス》]]や[[《光の追放者》]]などを、[[表側守備表示]]にするために使える。~
　状況にもよるが、対[[スタンダード]]では先攻１[[ターン]]目に[[セット]]して置けば[[《抹殺の使徒》]]の対策に使える事も多い。~
　[[相手]]の[[モンスター]]を[[表側表示]]に出来るので、[[《地砕き》]][[《ライトニング・ボルテックス》]]等のサポートにも使える。~
　[[相手]]の[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]といった[[リバースモンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にできるのはもちろん、[[自分]]の[[裏側守備表示]]の[[《光の追放者》]]・[[《Ａ・ジェネクス・クラッシャー》]]等を[[表側守備表示]]にするのに使える。~
　[[相手]]の[[モンスター]]を[[表側表示]]にできるので、[[《カオス・ソーサラー》]]・[[《地砕き》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]等のサポートにもなる。~

-｢[[リバース効果]][[モンスター]]ではないが[[リバース]]した時に誘発する[[効果モンスター]]｣の[[効果]]は止まらない。~
つまり、[[《ペンギン・ナイトメア》]]や[[《竜宮之姫》]]等の[[効果]]は[[発動]]するのである。~
　かつては[[《抹殺の使徒》]]・[[《地帝グランマーグ》]]等の[[効果]]を回避する用途も見込めたが、これらの[[カード]]が第一線を退いたため、防御的にはあまり期待できない。~
　せいぜい、[[《月の書》]]による妨害を相殺できる程度である。~

-[[リバース効果]]は｢[[発動]]しない｣ので、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]と共存可能。
-[[リバースモンスター]]の「[[リバースした]]場合に[[発動]]する[[誘発効果]]」を止める事ができるが、[[リバースモンスター]]以外の[[モンスター]]の「[[リバースした]]時に[[発動]]する[[誘発効果]]」を止める事ができない。~
つまり、[[《ペンギン・ナイトメア》]]・[[《スノーマンイーター》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等の[[効果]]は[[発動]]する。~
この特性を利用し、[[相手]][[ターン]]に[[リバース]]させて[[モンスター効果の発動]]を狙うのも手である。~

-普通の[[効果モンスター]]だけではなく、以下の[[モンスター]]も対象となる。~
--「[[融合>融合モンスター]]・[[効果]]」
--「[[儀式>儀式モンスター]]・[[効果]]」
--「○○族・[[トゥーン]]」
--「○○族・[[スピリット]]」
--「○○族・[[ユニオン]]」
--「○○族・[[デュアル]]」
-[[リバースモンスター]]の[[効果]]は[[発動]]自体しないので、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]とも共存が可能である。~

>なお、[[表側表示]]で存在する「○○族・[[デュアル]]」は[[《スキルドレイン》]][[発動]]中など｢[[効果]]が[[無効]]にされているならば｣カウント対象となる。~
[[裏側表示]]の[[デュアル]][[モンスター]]が存在する時にこの[[カード]]を[[発動]]した場合、この[[カードの効果]]で[[表側表示]]になった[[デュアル]][[モンスター]]はこの[[カードの効果]]処理が終わった後に[[通常モンスター]]扱いとなる。~
そのため、この[[カードの効果]]処理を行う段階ではまだその[[デュアル]][[モンスター]]は[[効果モンスター]]として扱い、[[ダメージ]]を与える[[効果モンスター]]の数にカウントされる。~
-[[攻撃宣言]]時にこの[[カード]]を[[発動]]し[[表側守備表示]]になった[[《デコイドラゴン》]]の[[効果]]は、[[攻撃宣言]]時のタイミングを過ぎているため[[発動]]しない。~

-カード名の通りに[[戦闘]]を止める事はできない。
-[[裏側表示]]の[[デュアルモンスター>デュアル]]が存在する時にこの[[カード]]を[[発動]]した場合、この[[カードの効果]]で[[表側表示]]になった[[デュアルモンスター>デュアル]]はこの[[カードの効果]]処理が終わった後、[[通常モンスター]]扱いとなる。~
そのため、この[[カードの効果]]処理を行う段階では、まだその[[デュアルモンスター>デュアル]]は[[効果モンスター]]として扱い、[[ダメージ]]を与える[[効果モンスター]]の数にカウントされる。~

**関連カード [#a55f478e]
-[[《自業自得》]]
-「停戦/ceasefire」とは、交戦中の両軍が何らかの目的のため、合意の上で一時的に戦闘行為を中止する事である。~
しかし、[[カード名]]に反して[[戦闘]]を止められないどころか、逆に[[ダメージ]]を与えているため、停戦ではなくなってしまっている。~
しかも、[[フィールド]]の[[効果モンスター]]の数によっては、停戦を通り越して[[終戦>エンドカード]]となる事も少なくない。~

--[[《強引な安全協定》]]では停戦に応じている人物が脅されている事から、何らかの賠償金などを[[ダメージ]]で表現している可能性はある。~

-[[01/01/15>禁止・制限カード/2001年1月15日]]の[[制限改訂]]で[[制限カード]]になり、以降は長らくその地位を保ち続けた。~
18年後の[[19/01/01>リミットレギュレーション/2019年1月1日]]に[[準制限カード]]に緩和され、[[19/07/01>リミットレギュレーション/2019年7月1日]]で[[制限解除]]された。~
制限在籍期間は当時[[エクゾディアパーツ>封印されし]]に次ぐ記録であったが、[[制限緩和]]されたことで現在は[[《手札抹殺》]]に追い抜かれている。~
--発売４ヶ月後に制限指定されたが実際に猛威を振るっていたわけでもなく、[[戦闘]]の主役が[[通常モンスター]]だったこともあり[[ダメージ]]効率もイマイチだった。~
時折[[環境]]に姿を現す[[【ロックバーン】]]や[[【チェーンバーン】]]では[[使用]]されたが、それらのコンセプト自体が第５期中盤を最後に衰えが明然となり、10年以上[[環境]]で目立つ活躍は無かった。~
（2017年の世界大会小学生部門で[[【チェーンバーン】]]が優勝したがこの[[カード]]は投入されていなかった。）~
実際の使用状況の割に規制は非常に早く、緩和は非常に遅かったと言える。~
--海外では[[14/10/01>海外の禁止・制限カード/2014年10月1日]]より[[準制限カード]]になり、[[18/02/05>海外の禁止・制限カード/2018年2月5日]]より[[制限解除]]となっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsシェリー」戦において、シェリーが使用した[[カウンター罠]]《チェーン・クローズ》の[[イラスト]]に登場している。~

--アニメARC-V21話において、遊矢が読んでいた雑誌「Ｄステップ」の記事の[[《魔力吸収球体》]]の解説で、貧弱な[[ステータス]]をこの[[カード]]を使って守るよう書かれている。~
[[表側守備表示]]にすることで[[戦闘ダメージ]]から守れということだろうか。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]の[[スピードデュエル]]では、EXステージの龍可が使用。~
デスティニースキャンも、この[[カード]]である。~
[[発動]]時には、専用ボイスを言う演出もある。~

**関連カード [#card]
-[[フィールドのカードの枚数に比例したダメージを与えるカード>《自業自得》#card]]
-[[自身の効果でモンスターの表示形式を変更した場合に、リバースモンスターの効果の発動を封じるカード>ロック#reverse]]

-[[《生命力吸収魔術》]]
-[[《軍神ガープ》]]

-[[《アマゾネスの弩弓隊》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《強引な安全協定》]]

**収録パック等 [#d384c024]
//―《停戦協定》が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ロックバーン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]] CA-30
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-118 &size(10){[[Rare]]};
-[[公認大会賞品(2003年4月)>プロモカード#PC]] PC1-006 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP083 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-118 &size(10){[[Rare]]};
-[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]] CA-30
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力−]] SD1-JP022
-[[プロモカード]] PC1-006
-[[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]] SD18-JP035
-[[GOLD SERIES 2011]] GS03-JP017 &size(10){[[Normal]],[[Gold]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1（第７期）]] BE01-JP075 &size(10){[[Super]]};
-[[THE GOLD BOX]] GDB1-JP057 &size(10){[[Gold]]};
-[[STARTER DECK(2016)]] ST16-JP034

**FAQ [#h6a7d01e]
Ｑ：[[相手]]が[[発動]]したこのカードに対し[[《地獄の扉越し銃》]][[《痛魂の呪術》]]は[[チェーン]][[発動]]できますか？~
Ａ：この[[カードの発動]]時に[[表側表示]]の[[効果モンスター]]が存在する場合は可能です。~
　　[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]しか存在しない場合は、[[ダメージ]]を受けるかどうか確定していないため[[発動]]することはできません。
**FAQ [#faq]
//Ｑ：[[フィールド]]に[[裏側守備表示]][[モンスター]]が存在せず、[[表側表示]]の[[効果モンスター]]だけが存在する時でも[[発動]]できますか？~
//Ａ：はい、[[発動]]できます。(10/02/08)

Ｑ：[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン》]]等は[[効果モンスター]]に数えますか？~
Ｑ：[[相手]]が[[発動]]したこの[[カード]]に対し、[[《地獄の扉越し銃》]]・[[《痛魂の呪術》]]等は[[チェーン]][[発動]]できますか？~
Ａ：この[[カードの発動]]時に[[表側表示]]の[[効果モンスター]]が存在する場合は、可能です。~
　　[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]しか存在しない場合は、[[ダメージ]]を受けるかどうか確定していないため、[[発動]]する事はできません。

Ｑ：[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン》]]等は、[[効果モンスター]]に数えますか？~
Ａ：カウントします。~

//Ｑ：[[表側表示]]にする[[効果]]と[[ダメージ]]を与える[[効果]]は、同時扱いですか？~
//Ａ：同時の扱いになります。(10/10/04)

Ｑ：[[リバースした]]時[[発動]]する[[リバースモンスター]]以外の[[モンスター]]の[[任意効果]]は[[発動]]できますか？~
Ａ：[[表側表示]]にする[[効果]]と[[ダメージ]]を与える[[効果]]は同時のため、[[発動]]できます。(10/10/04)

Ｑ：[[《暴君の威圧》]]の[[効果]]が[[適用]]されている場合、この[[カードの効果]]で[[リバースした]][[元々の持ち主>持ち主]]が[[自分]]の[[リバースモンスター]]の[[効果]]は[[発動]]しますか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]できません。(14/06/13)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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