*《&ruby(てっき){鉄騎};の&ruby(いかづち){雷鎚};》 [#top]
 カウンター罠
 (1):フィールドのモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、LPを半分払って発動できる。
 その発動を無効にし破壊する。
 その後、破壊したカードが存在していたゾーンと同じ縦列のモンスターゾーン・魔法&罠ゾーンにカードが存在する場合、
 それらのカードを全て破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1715699456241496401

 [[PHANTOM NIGHTMARE]]で登場する[[カウンター罠]]。~
 [[ライフポイント]]を半分払い、[[フィールド]]の[[モンスター]]の[[効果の発動]]・[[魔法・罠カード]]の[[カードの発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]し、その後[[破壊]]した[[カード]]と同じ縦列の[[カード]]全てを[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[ライフコスト]]は大きいが、前半の[[効果]]は、[[フィールド]]限定だが[[モンスター効果]]・[[魔法・罠カード]]の[[発動]]と幅広い対応先を誇る。~
 [[魔法・罠カード]]はメインの[[効果]]は必ず[[フィールド]]に置かれるため、基本的には[[無効]]にできる。~
 類似する万能[[カウンター罠]]で同じ[[コスト]]の[[《神の宣告》]]とは、[[効果モンスター]]に対する対応が異なる。~
 あちらは[[モンスター効果]]は[[無効]]にできないが、その[[召喚]]・[[特殊召喚]]を[[無効]]にすることで実質的に封じることが可能で[[相互互換]]となる。~
 あちらは[[蘇生制限]]や[[フィールド]]を離れた条件を満たさせない強みがあり、こちらは先にすでに出ていても後から伏せて潰せる強みがある。~

 後半の[[効果]]は、[[破壊]]した[[カード]]と同じ縦列の[[カード]]全ての[[破壊]]。~
 この[[効果]]を有用ととるかで、[[相互互換]]となる他の[[カウンター罠]]との優先順位が変わって来る。~
 [[フィールド]]の状況次第だが、[[エクストラモンスターゾーン]]も含めれば最大2枚の[[相手]]の[[カード]]を巻き込む事ができ、大きな[[アドバンテージ]]を得られる。~
 逆に[[自分]]の[[エクストラモンスターゾーン]]も巻き込まれれば、[[カード]]も最大3枚[[破壊]]される可能性があり、有用性は[[フィールド]]の状況に大きく左右される。~
 [[エクストラモンスターゾーン]]を考慮しない場合、[[相手]]の巻き添えは1枚までのため、リターンよりリスクが目立つ点は留意しておく必要がある。~

 どの位置で[[発動]]されるかは基本的に[[相手]]に選択肢が委ねられており、こちらのプレイングだけでは操作には限界がある。~
 [[モンスター]]であれば移動させる手段の他に、[[《地盤沈下》]]系統で使える場所を指定し、[[エクストラモンスターゾーン]]の使用及び同じ列に並べるように誘導することは可能。~
 しかし、[[魔法・罠カード]]については指定や移動はほぼ不可能であり、位置が限定される[[ペンデュラムゾーン]]は[[エクストラモンスターゾーン]]とは列が違うためうまみが薄い。~
 [[自分]]の巻き添えリスクについては並べすぎないことである程度はコントロールできるが、最終的にどの列を選ぶかはやはり相手依存となる。~

 巻き添え回避のために展開・伏せを控えた場合、この[[カード]]以外の防御手段が手薄になる。~
 半分の[[ライフコスト]]を払っている都合上、1度でも[[直接攻撃]]を受けると敗北に直結しかねず、[[壁]]となる[[モンスター]]や防御[[カード]]をこの[[カード]]で[[破壊]]してしまったら元も子もない。~
 この[[カード]]の影響を受けない[[手札誘発]]や[[墓地]][[効果]]で防御を補えれば[[ライフポイント]]も守れる。~
 また、[[自分]]の[[デッキ]]で使用する[[カード]]が全体的に[[破壊]][[耐性]]や[[破壊された]]場合の[[効果]]を持つものであれば、例え[[破壊]]されたとしても[[ディスアドバンテージ]]になりにくい。~

 また、[[自分]]の[[カード]]も[[トリガー]]になるため、[[相手]]の[[カード]]と同じ縦列で[[効果]]を[[発動]]し、それを[[無効]]にすることで能動的な[[除去]]としても一応使える。~
 この場合[[除去]]としては安定しやすいが、[[重い]][[ライフコスト]]に加え2枚の[[カード]]を消費しての[[除去]]であるため、効率は良くない。~
 [[《鉄騎龍ティアマトン》]]同様、[[自分]]が[[セット]]した[[アーティファクト]]を[[破壊]]してもよい。~

 [[【ダイノルフィア】]]との相性は良い部分も悪い部分もある。~
 まず相性の良い点として[[重い]][[ライフコスト]]があちらでは[[メリット]]になり、[[モンスター]]が「[[破壊された]]場合」の[[効果]]を持つため、後半の[[効果]]で巻き込んでも[[メリット]]に変えられることがある。~
 しかし、「[[破壊された]]場合」の[[効果]]込みでも[[融合モンスター]]はやはり[[破壊]]したくない状況が多く、[[破壊]]を嫌って[[発動]]を躊躇うこともあるだろう。~
 また[[【罠ビート】]]である以上[[罠カード]]の[[セット]]枚数が多く、[[自分]]のそれらが[[破壊]]に巻き込まれる可能性が高いのもネック。~

-[[魔法・罠カード]]の[[カードの発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]した場合、その[[カード]]は''[[セット]]からの[[発動]]・[[手札]]からの[[発動]]に関わらず、[[フィールド]]から[[破壊された]]ことにならない。''~
この場合に「存在していたゾーン」を参照する後半の[[効果]]を[[適用]]できるかは[[裁定]]待ち。~

-前半の[[効果]]で[[無効]]化はできたが[[破壊]]できなかった場合は後半の処理も行われない。~
逆に言えば、[[破壊]][[耐性]]のある[[カードの効果]]に対して[[発動]]する場合、[[フィールド]]の状況に左右されずに使用できる[[カード]]とも言える。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-その他の商品展開―~

**関連カード [#card]
-[[カードの位置]]

―[[イラスト]]関連
-[[《鉄騎龍ティアマトン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PHANTOM NIGHTMARE]] PHNI-JP080

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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//効果等が全て明らかになるまでタグは入力しないようお願いします。コメントアウトにしてもタグとしての機能がなくなるわけではありませんので、COではなく「記述しない」ようお願いします。