リンク・効果モンスター リンク3/光属性/幻竜族/攻2600 【リンクマーカー:左下/下/右下】 リンクモンスターを含むモンスター2体以上 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードは効果モンスターとの戦闘では破壊されない。 (2):自分フィールドに他の効果モンスターが存在しない場合に発動できる。 自分の墓地及び自分フィールドに表側表示で存在する、 効果モンスター以外のモンスターの数まで、 相手フィールドの効果モンスターを選んで破壊する。
Vジャンプ(2019年9月号) 付属カードで登場した光属性・幻竜族のリンクモンスター。
効果モンスターに戦闘破壊されない永続効果、墓地・フィールドの効果モンスター以外のモンスターの数まで相手効果モンスターを破壊する起動効果を持つ。
リンク数とリンク素材の縛りは《天威の鬼神》と同じなので出し方はあちらを参照。
こちらは攻撃力があちらより低く、効果モンスター以外のモンスターに対するサポートカードを受けられない。
代わりに有用な効果を持ち、リンクマーカーも全て自分メインモンスターゾーンに向いているので、【天威】では両者を併用することも十分考えられる。
また、効果モンスター以外のモンスターを用いないペンデュラム召喚やリンク召喚が主体のデッキでも、(2)の効果を無視してリンク先を3箇所確保できるモンスターとして採用を検討できる。
【光属性】なら《フォトン・サンクチュアリ》を経由したリンク2を用いることで消費を抑えて出せる。
(1)は効果モンスターには戦闘破壊されない耐性。
効果モンスター以外のモンスターと遭遇する確率は低く、適用される機会は多い。
元々の攻撃力が高めなのでサンドバッグになるとしても戦闘ダメージを軽減しやすい。
(2)は墓地・フィールドの効果モンスター以外のモンスターの数まで相手の効果モンスターを破壊する効果。
リンク素材に通常モンスターやデュアルモンスターを用いたり、トークンと同時展開したりすることで破壊できるモンスターの数を大きく増やせる。
前者の例としては、《レスキューラビット》で戦士族通常モンスター2体から《聖騎士の追想 イゾルデ》を出し、戦士族通常モンスターをリクルートしてこのカードに繋げば3体までの破壊が可能。
後者の例としては、《タツノオトシオヤ》からタツノコトークン3体を出して《水晶機巧−ハリファイバー》に繋ぎ、あちらで《幻獣機オライオン》をリクルートしてこのカードを出せば、タツノコトークン2体と幻獣機トークン1体が存在するので3体の破壊が可能。
対象をとらない効果なのでサクリファイス・エスケープも効きにくく、アドバンテージを稼ぎやすい。
他に効果モンスターが存在すると(2)が発動できないが、効果モンスターを多数採用したデッキであろうと、フィールドにこのカード1枚なら発動できる。
そのため、《レスキューラビット》等のために少量の効果モンスター以外のモンスターを採用したデッキであっても、出す順番を工夫する事で1〜2枚の破壊が望める。
無論、それらのモンスターを中心とした【天威】などでは、さらなる破壊も期待できる。
―イラスト関連
―《天威の龍拳聖》の姿が見られるカード