速攻魔法 「天架ける星因士」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドの「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターとカード名が異なる「テラナイト」モンスター1体をデッキから特殊召喚し、 対象のモンスターを持ち主のデッキに戻す。 この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、 自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。
ザ・デュエリスト・アドベントで登場した速攻魔法。
フィールドとデッキのテラナイトを入れ替える効果を持つ。
フィールドとデッキの異なるテラナイトを入れ替えることができ、速攻魔法なのでサクリファイス・エスケープに利用が可能。
そのまま使うとこのカード1枚分のディスアドバンテージだが、《星因士 デネブ》等のテラナイトで損失を補うこともできる。
デッキに戻してしまうので墓地へ送られた場合に発動する《星輝士 デルタテロス》の効果や《星因士 アルタイル》の蘇生とは相性が悪い。
一方で《星因士 デネブ》のサーチや2枚目以降のこのカードの対象を増やせるので一長一短と言える。
最大の難点は、リクルートしたモンスターを処理しない限りテラナイト以外のモンスターを特殊召喚できないデメリットだろう。
エクシーズ素材にすることですぐに処理できるが、テラナイトエクシーズモンスターの《星輝士 デルタテロス》と《星輝士 トライヴェール》はエクシーズ素材が3体と多く、ややエクシーズ召喚しにくい。
《煉獄の騎士 ヴァトライムス》なら2体のエクシーズ素材で出せるため、この点を補える。
発動タイミングは限定されるが、《神星なる因子》ならコストとしてテラナイトを墓地へ送る事ができる。
―イラスト関連
Q:特殊召喚する処理とデッキに戻す処理は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いになります。(14/04/19)
Q:《天架ける星因士》の対象として選択されたモンスターが、チェーンして発動した《月の書》や《強制脱出装置》等の効果によって、効果処理時にそのモンスターがフィールドに表側表示で存在しなくなっている場合、効果処理はどうなりますか?
A:《天架ける星因士》の効果処理時に、対象のモンスターが《月の書》の効果で裏側守備表示になっている場合や、《強制脱出装置》の効果で手札に戻っている場合には、「そのモンスターとカード名が異なる「テラナイト」モンスター1体をデッキから特殊召喚し」の処理が適用されず、「対象のモンスターを持ち主のデッキに戻す」処理も適用されません。
(《天架ける星因士》の効果でモンスターが特殊召喚されていませんので、「この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない」処理も適用されません。)(20/06/15)
Q:このカードの効果で特殊召喚したモンスターのコントロールが相手に移っている場合でも「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できないはこのカードを発動した自分ですか?
A:はい、その場合でも特殊召喚できないのはこのカードを発動したプレイヤーである自分です。(14/01/05)