*《&ruby(エンジェルブレイブ){天空勇士};ネオパーシアス/Neo-Parshath, the Sky Paladin》 [#x2e84a99]
 効果モンスター
 星7/光属性/天使族/攻2300/守2000
 このカードは自分フィールド上の「天空騎士パーシアス」1体を
 生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
 また、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
 自分のデッキからカードを1枚ドローする。
 フィールド上に「天空の聖域」が存在し、
 自分のライフポイントが相手のライフポイントを超えている場合、
 その数値だけこのカードの攻撃力・守備力がアップする。

 [[ストラクチャーデッキ−閃光の波動−]]で登場した、[[光属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。~
 2300の[[攻撃力]]と、[[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]、[[ドロー]]を加速する[[誘発効果]]、条件付きで[[攻撃力]]・[[守備力]]を上昇する[[永続効果]]を持つ。~
 [[《天空騎士パーシアス》]]の[[上位種]]であり、[[《力の代行者 マーズ》]]の[[効果]]をも兼ね備えている。~
 さらに、[[召喚ルール効果]]により[[生け贄召喚]]よりも軽い条件で[[特殊召喚]]することまで可能である。

 これまでの[[ストラクチャーデッキ]]の切り札の[[召喚条件]]から勘違いしがちだが、[[通常召喚]]・[[蘇生]]・[[帰還]]等が可能で[[蘇生制限]]も無い。~
 ([[特殊召喚モンスター]]ではない)~
 [[《天空騎士パーシアス》]]は[[天使族]]の中でも特に強力な部類に入るので、両者を[[デッキ]]に入れ、状況次第で[[特殊召喚]][[効果]]を活用したい。~
 さらに、[[天使族]]には[[《ジェルエンデュオ》]][[《マシュマロン》]][[《クリボーを呼ぶ笛》]]等[[生け贄]]サポートも豊富に存在する。~
 特に、[[《天空の聖域》]][[発動]]時に[[《天空騎士パーシアス》]]を[[リクルート]]できる[[《コーリング・ノヴァ》]]は非常に強力である。~
 [[《封印の黄金櫃》]]でこの[[モンスター]]を[[除外]]し、[[《奇跡の光臨》]]により、即[[特殊召喚]]する事も可能。~
 当然、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]があれば[[《サイバー・ドラゴン》]]のような感覚でいきなり[[特殊召喚]]できる。~


 [[貫通]]能力と[[攻撃力]]増加能力がマッチしており[[攻撃力]]を飛躍的に上昇させる事ができる。~
 また、[[ライフ]]を増やす過程で失われる[[カード・アドバンテージ]]を[[ドロー]]によって補う事が出来るので、使い勝手がよい。~
 [[《魂吸収》]]の強大な[[回復]]エンジンを利用する事で、爆発的な[[攻撃力]]と[[貫通]]能力を備える強力[[アタッカー]]に成長する。~

 [[《天空騎士パーシアス》]]と違い専用[[デッキ]]の構築が必要なので、[[【スタンダード】]]ではまず使用されない。~
 [[《天空の聖域》]]がなければ[[攻撃力]]が400ポイント上がった[[《天空騎士パーシアス》]]程度でしかないからだ。~
 つまり、[[《天空の聖域》]]を搭載した[[【天使族】]]でこそ、このカードの真価は発揮される。~
 [[【天使族】]]において[[《裁きの代行者 サターン》]]とポジション争いをする事になるだろうが、両方使っても問題はない。~

// [[攻撃力]]上昇[[効果]]の弱点である[[コントロール奪取]]があまり問題にならない点も優秀。~
// [[攻撃力]]が10000を超えた《天空勇士ネオパーシアス》も相手の場に移れば貧弱な[[モンスター]]にすぎないのだ。~
//貧弱じゃないしコントロール奪取されて攻撃されるので結局たいしてかわらない。
 [[自分]]の[[ライフポイント]]が上回ってさえいれば[[《冥府の使者ゴーズ》]]に対しても強い。~
 [[戦闘ダメージ]]を与えた時点で[[攻撃力]]が増加し、[[冥府の使者カイエントークン]]の[[攻撃力]]を上回るからだ。~
 ただし[[《天空の聖域》]]の[[永続効果]]により[[天使族]]の[[冥府の使者カイエントークン]]には[[戦闘ダメージ]]を与えられないので注意が必要。

 [[手札]]消費の激しい[[【神の居城−ヴァルハラ】]]でも[[《光神テテュス》]]とともに[[ドローエンジン]]として活躍できる。~
 ただし[[最上級モンスター]]の中では[[元々の攻撃力]]が低く、[[《天空の聖域》]]なしでは[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に[[戦闘破壊]]・[[コントロール奪取]]されてしまう。~
 とはいえ、低い[[ステータス]]だからこそ[[相手]]の[[攻撃]]を誘い、[[《オネスト》]]による返り討ちで[[相手]][[ターン]]にも[[ドロー]]できるので一概に悪いとも言えない。~
 [[ドロー]]を重ねれば重ねるほど[[相手]]は[[《オネスト》]]を警戒して[[攻撃]]できなくなるが、[[貫通]][[効果]]の前に[[ブロッカー]]は意味をなさない。

-[[《光神化》]]+[[《地獄の暴走召喚》]]の[[コンボ]]が使えるので[[光神機]]のお供に入れても良いだろう。~
ただし、[[《天空の聖域》]][[発動]]中には[[《光神化》]]で[[特殊召喚]]しても[[永続効果]]により[[攻撃力]]が1500を上回ってしまい[[《地獄の暴走召喚》]]へと繋げられないこともある。~
それを逆手にとり、[[ライフポイント]]が相手より多いときは[[《光神化》]]で[[特殊召喚]]して[[フィニッシャー]]にするという手もある。~
それを逆手にとり、[[ライフポイント]]が[[相手]]より多いときは[[《光神化》]]で[[特殊召喚]]して[[フィニッシャー]]にするという手もある。~

-[[《ダグラの剣》]]を組み合わせれば恐ろしいことができる。~
攻守がかなりの速度で増していくため、1万オーバーに達するのもそうそう珍しい事ではない。~
その状態で[[攻撃]]が通れば、ほぼ確実に[[1ターンキル]]となりえる。~
しかし、この[[カード]]に限ったことではないが、[[《魔法の筒》]][[《ディメンション・ウォール》]]には注意したい。~

-[[イラスト]]は鎧や武器の形に[[《天空騎士パーシアス》]]の面影を残すものの、その姿は[[光神機]]等の結晶型の[[天使族]]に近い。~
また、同じ[[ストラクチャーデッキ]]で登場した[[《天空聖者メルティウス》]]に[[イラスト]]、名前ともによく似ている。

-[[自分]]の[[ライフポイント]]が[[相手]][[ライフポイント]]以上あれば[[《女神の加護》]]を使うだけで3000ポイントアップする。~
-[[自分]]の[[ライフポイント]]が[[相手]][[ライフポイント]]以上あれば[[《女神の加護》]]を使うだけで[[ステータス]]3000ポイントアップする。~
フィニッシュに、反撃にと使い勝手は良い。

-コナミのゲーム作品において―~
「[[遊戯王デュエルモンスターズ ワールド チャンピオンシップ 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]」ではフリーデュエルのLV3で登場してくる。~

**関連カード [#odaaa5ab]
-[[《天空騎士パーシアス》]]
-[[《ダーク・パーシアス》]]
-[[《神聖騎士パーシアス》]]

-[[《天空の聖域》]]

-[[《力の代行者 マーズ》]]
-[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]

-[[《E・HERO エアー・ネオス》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#fbd45aea]
-[[【天空の聖域】]]
-[[【神の居城−ヴァルハラ】]]

**収録パック等 [#gfbdcb9a]
-[[ストラクチャーデッキ−閃光の波動−]] SD11-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−閃光の波動− スペシャルセット>パックパッケージ#z56b0f8c]] SD11-JPS01 &size(10){[[Ultimate]]};

**FAQ [#ha60dd00]
Q:このカードは[[通常召喚]]出来ますか?~
A:[[《不死王リッチー》]]と記述が似ていますが、このカードに[[召喚条件]]や[[蘇生制限]]はありません。~
  2体の[[モンスター]]を[[生け贄]]に捧げれば、[[通常召喚]]をする事も可能です。また[[蘇生]]や[[帰還]]に関しても制約はありません。