効果モンスター 星１０/闇属性/岩石族/攻3000/守3000 このカード名の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。 (1)：自分メインフェイズに発動できる。 手札のこのカードを相手ターン終了時まで公開する。 この効果で公開し続けている間、フィールドにセットされたカードは効果では破壊されない。 (2)：セットされた魔法・罠カードが発動した場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 手札で公開されている状態でこの効果を発動した場合、 さらにデッキから魔法・罠カード１枚を自分フィールドにセットできる。 そのカードは次のターンのエンドフェイズに除外される。
BURST OF DESTINYで登場した闇属性・岩石族の最上級モンスター。
手札の自身を公開する事でセットされたフィールドのカードに効果破壊耐性を付与できる起動効果、セットされた魔法・罠カードが発動した場合に手札から特殊召喚でき、公開状態で発動した場合は更にデッキから魔法・罠カードをセットできる誘発効果を持つ。
(1)は自身を公開し、フィールドのセットカードに破壊耐性を付与する効果。
相手のカードに対しても付与してしまうが、セットカード全てに破壊耐性を付与できる。
【罠ビート】のようなデッキなら苦手とする《ハーピィの羽根帚》などからセットカードを守りつつ、適切なタイミングで発動できるようになる。
セットモンスターも保護できるため、【クローラー】のようなデッキで採用することも考えられるか。
ただしフリーチェーン除去などがあればそもそもこのカードにチェーンして除去されてしまう可能性もある点は注意。
また(2)の追加効果のための公開にもなるが、１ターンに１度いずれかしか発動できないため、その場合(2)の効果の発動は相手ターンになる。
(2)は手札から自己特殊召喚し、公開状態で発動した場合は更にデッキから魔法・罠カードをセットできる効果。
前半の条件は非常に緩く速攻魔法以外の魔法カードを手札からセットしその後カードの発動を行えば満たせる。
優秀なステータスを持つモンスターであり素材からアタッカーまでこなせ、岩石族であるため《御影志士》からサーチすることも可能。
追加効果は公開状態から発動する必要があり、基本的に(1)で公開しているこのカードを発動することになる。
上述の通りこの場合相手ターンに発動することになるため、除去の的になりやすい点などは注意。
《正々堂々》のようなカードと組み合わせれば(1)抜きでの適用も可能。
その場合、自分のターンに速攻魔法以外の魔法カードをセットし、即座に使用可能になる。
ただ、このカードを公開するカードが必要となるため、任意のカードをサーチ可能とは言ってもある程度デッキを選ぶことになる。
《トラップトリック》をセットしその効果を使えば、次のターンのエンドフェイズに除外されるというデメリットを帳消しにできる。
また、《ドカンポリン》の発動時にこのカードを特殊召喚し、《ドカンポリン》とこのカードをバウンスして再利用すれば相手ターン毎に任意の魔法・罠カードをサーチできる。
除外されることを利用して《王宮の勅命》のようにお互いに影響を受けるカードを(2)でセット、相手ターンに発動すれば相手だけが影響を受ける状況を作れる。
変わったところでは《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》を除外する手段としても使える。
効果の汎用性が高く、加えて召喚制限とデメリットの無い岩石族では攻守共にトップタイの数値を誇るため、多くのデッキで採用できるモンスターである。
【ダーク・ガイア】では融合素材も兼ねられる。