天底(てんてい)使徒(しと)/Nadir Servant》

通常魔法(準制限カード、2023年7月1日から制限解除)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、
「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

 RISE OF THE DUELISTで登場した通常魔法
 エクストラデッキモンスター墓地へ送り、その攻撃力以下の攻撃力ドラグマ《アルバスの落胤》サーチサルベージする効果を持つ。

 サーチサルベージに対応するモンスター攻撃力は以下の通り。

カード名攻撃力
《凶導の白騎士》
《凶導の白聖骸》
500
《教導の天啓アディン》1000
《教導の聖女エクレシア》
《教導の大神祇官》
《導きの聖女クエム》
1500
《教導の鉄槌テオ》
《アルバスの落胤》
《灰燼のアルバス》(サルベージ)
《深淵の獣アルベル》(サルベージ)
1800
《教導の神徒》2000
《教導の騎士フルルドリス》
《黒衣竜アルビオン》(サルベージ)
2500
《教導枢機テトラドラグマ》3200
《凶導の白き天底》4000

 エクストラデッキから墓地へ送られてメリット効果を持つモンスター《轟雷帝ザボルグ》を参照。
 代表的なところでは《旧神ヌトス》(2500)や《PSYフレームロード・Ω》(2800)が挙げられる。
 このカード同様にドラグマ《アルバスの落胤》サポートでもある《灰燼竜バスタード》(2500)も狙い目。
 《灰燼竜バスタード》特殊召喚して使用する事も考慮するならば、《サイバー・エタニティ・ドラゴン》(2800)や《月光舞剣虎姫》(3000)も候補。
 これらのモンスターでも《教導枢機テトラドラグマ》以外はサーチサルベージできるため、ほぼ問題ないだろう。
 除去範囲はモンスターに限られるが、先攻ターン目に送っても次のターン以降に温存できる《中生代化石騎士 スカルナイト》(2400)も悪くない。
 能動的に効果発動するには自爆特攻が必要になるが、《ウィンドペガサス@イグニスター》(2300)なら破壊耐性墓地発動する効果を持つカードにも対応できる。

 エクストラデッキを重視しないデッキにこのカードと該当モンスターとを出張採用する事も検討できる。
 中でも《教導の大神祇官》墓地へ送ったモンスターコストに即座に展開でき、あちらの効果で更にモンスター2種を墓地へ送れる
 効果使用後はアドバンス召喚リリースフィールドのカードコストにするカード等に使用すればより効率的。
 儀式召喚を絡める場合には、ドラグマ儀式モンスターを採用する必要はあるが、《虹光の宣告者》(600)を墓地へ送る事で任意の儀式モンスター儀式魔法サーチできる。

 同じ通常魔法《おろかな重葬》と比較すると、こちらはノーコスト発動できる。
 また、サーチサルベージにより手札も減らず、セットに制限も掛からないため他の魔法・罠カードとの共有もやりやすいのも利点といえる。
 一方、発動後のエクストラデッキからの展開に制限がかかり、下記の通り攻撃力500未満には対応していない点で劣る。
 一長一短なので自分デッキにあった方を採用するか、そもそもこのカード自身が規制されている為、単純に併用しても良いだろう。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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