*《&ruby(てんてつちてん){転轍地点};》 [#top]
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 通常罠
 (1):相手フィールドにモンスターが3体以上存在する場合、その内の1体を選ぶ。
 相手は以下のいずれかを墓地へ送らなければならない。
 ●選んだモンスター
 ●選んだモンスター以外の自身のフィールドの全てのモンスター
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1397

 [[SELECTION 5]]で登場する[[通常罠]]。~
 [[SELECTION 5]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[相手]][[モンスター]]が3体以上存在する場合に、選んだ[[モンスター]]1体かそれ以外の全ての[[相手]][[モンスター]]のいずれかを[[墓地へ送る]]ことを[[相手]]に[[強制>プレイヤー#must]]する[[効果]]を持つ。~

 [[相手]]に[[モンスター]]1体かそれ以外の[[除去]]を選ばせることになり、[[相手]]に[[強制>プレイヤー#must]]するため、[[耐性]]も意味をなさない。~
 しかし、残す[[モンスター]]は[[相手]]が選べるため、狙った[[モンスター]]を確実に[[除去]]できるとは限らない。~

 [[自分]]が最も[[除去]]したい[[モンスター]]を選んでも[[相手]]はそれ以外を[[墓地へ送る]]ことができる。~
 [[相手]]の大量展開時に複数の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことを狙っても、[[相手]]は1体のみ[[墓地へ送る]]選択をし、被害を最小限に抑えられてしまう。~

 どちらを選ばれても[[相手]]に大きな被害を与えられるタイミングは、大型[[モンスター]]が2体以上存在する場合か、展開に不可欠な[[モンスター]]が2体以上存在する場合になる。~
 また、[[耐性]]が意味をなさないものの[[無効]]化や展開前の[[除去]]自体は受けてしまう。~
 [[対象をとらず>対象をとらない効果]][[プレイヤーに強制する効果>プレイヤー#must]]であるため、[[発動]]にさえ成功すれば[[耐性]]では防げないという点を活かしたい。~

 同じく[[相手]]に[[強制>プレイヤー#must]]する[[通常罠]]の[[除去]][[カード]]としては[[《イタチの大暴発》]]や[[《拮抗勝負》]]・[[《台貫計量》]]も存在する。~
 それらと比較してこの[[カード]]は良くも悪くも完全に相手にのみ[[発動]]を依存しているため、[[ライフ]]を減らしたり盤面を整えたりといった下準備を一切必要とせず条件さえ満たせば確実に最低限の仕事をこなせるのが強み。~
 [[除去]]能力こそ多くの場面でそれらに劣ることの方が多いものの、[[ラビュリンス]]等で何度も使い回す分には最序盤からでも使っていけるこちらに利がある場面もあるだろう。~
 ただし、[[【ラビュリンス】]]で使う場合は「[[通常罠]]の[[効果]]で[[フィールド]]から[[離れた>離れる]]」扱いにならない点は注意が必要。~
 [[相手]]の[[メインフェイズ]]の展開中でも使えるのがそれらに比べた[[メリット]]としては大きく、[[相手]]が[[モンスター]]を3体以上並べたタイミングで使えば展開抑止として機能する。~

//ただ、選択した[[相手]][[モンスター]]に[[耐性]]がない場合は、[[発動条件]]と相手の逃げ道がある単体[[除去]]でしかない。~
//例えば、狙った[[モンスター]]を1体[[除去]]するだけなら、[[手札コスト]]があっても[[フリーチェーン]]の[[《サンダー・ブレイク》]]などもある。~
//「[[相手]]に選択権を与える[[カード]]は、必ず[[相手]]に有利な選択肢が選ばれる」と言う点をしっかり認識した上で、ただ闇雲に採用するのではなく、仮想敵をしっかりと定めて採用したい。~
//選択したモンスターを確実に除去できるわけではないという点は既に述べられている。「見た目より弱い」という話は「見た目」が何を意味しているのか分からないし、書くべきではない
//「複数枚除去出来るかもしれないカード」ではなく「複数枚除去に逃げられるだけで、基本は単体除去」と言う事は明記すべきでしょ。イタチや拮抗勝負みたいな「状況さえ整えば必ず複数枚除去出来る」カードと比較してる時点で誤解を招きやすいし
//基本は単体除去ではない。相手が残したいモンスターを選べばそれ以外を選ばせる複数枚除去になる

-[[発動条件]]ではなく[[効果処理時]]に3体以上いることを参照するため、[[チェーン]]した処理によって[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]が3体未満になった場合には[[不発]]になる。~

-[[【列車】]]をイメージした[[カード名]]と[[イラスト]]だが、[[効果]]そのものの[[シナジー]]はイマイチである。~
高打点の[[モンスター]]が多く[[戦闘破壊]]しやすい[[デッキ]]なので、[[効果]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]の処理に元々長けており、この[[カード]]を採用する[[メリット]]が小さい。~
寧ろ、この[[カード]]で[[相手]][[モンスター]]が1体のみになった場合、[[《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》]]による[[攻撃]]の的が減ってしまう欠点にもなる。~
むしろこの[[カード]]で[[相手]][[モンスター]]が1体のみになった場合、[[《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》]]による[[攻撃]]の的が減ってしまう欠点にもなる。~
単に[[【列車】]]の[[ネタ]]なら[[エクストラモンスターゾーン]]を妨害できる[[《赤酢の踏切》]]の方が使いやすい。~

-[[カード名]]の「&ruby(てんてつ){転轍};」は「鉄道で車両を他の線路に移すために、線路の分かれ目に設けてある装置」「転路機」を指す。~
-線路の分岐点で列車の行き先を決める装置、いわゆるポイントの事を日本語で「&ruby(てんてつき){転轍機};」と呼ぶ。~
「転轍地点」はこれをもとにした造語だろう。~

-[[イラスト]]では二方向に分岐する転轍機の地点へ迫りつつある[[《豪腕特急トロッコロッコ》]]が描かれている。~
レールに大量の火花が散っていることから、急ブレーキをかけながらも止まる事ができていない様子と思われる。~
相手に[[墓地へ送る]][[モンスター]]の選択を迫る[[効果]]を踏まえると、モチーフは「トロッコ問題」だろう。~
--「トロッコ問題」とは、「人命を救助するために他の人命を犠牲にするのは正しい事か否か」という思考実験のこと。~
問題の内容は「制御不能になったトロッコがあり、そのままでは5人が死に、線路を切り替えると1人が死ぬが、この時、線路を切り替えるべきか?」というものである。~
なお、法的な問題は考えないものとし、倫理的な観点でのみ考えるとされている。~
---死亡させた側に親しい人間を配置するなど条件を変えていき、倫理観を詳細に深掘りしていく派生形も存在する。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]

―[[イラスト]]関連
-[[《豪腕特急トロッコロッコ》]]
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SELECTION 5]] SLF1-JP096 &size(10){([[Super]],[[Secret]])};
-[[SELECTION 5]] SLF1-JP096 &size(10){[[Normal]],[[Super]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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