*《&ruby(でんせつ){伝説};の&ruby(じゅうじゅつか){柔術家};/Legendary Jujitsu Master》 [#p2fedf96]
 効果モンスター
 星3/地属性/岩石族/攻1300/守1800
 フィールド上に守備表示で存在するこのカードと戦闘を行ったモンスターは、
 ダメージステップ終了時に持ち主のデッキの一番上に戻る。

 [[天空の聖域]]で登場した[[地属性]]・[[岩石族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[守備表示]]のこの[[カード]]に[[攻撃]]した[[相手]][[モンスター]]を[[デッキトップ]]に[[戻す]][[誘発効果]]を持つ。~

 [[戦闘破壊]]されるされないに関わらず、[[守備表示]]のこの[[カード]]に[[攻撃]]した[[モンスター]]を問答無用で[[デッキトップ]]に[[戻す]]。~
 実質的に[[ドローロック]]をかけることができ、[[上級モンスター]]を戻したのであれば[[相手]]は更に大きな被害を受けることになる。~
 多くの[[メリット]][[アタッカー]]の[[攻撃]]に耐えられる[[守備力]]を持っているので、[[下級モンスター]]との[[戦闘]]でも有効な[[効果]]である。

 基本的に[[セット]]状態で[[攻撃]]を待つことになり、一度[[表側表示]]になったら、それ以降[[攻撃対象]]に選択される可能性は激減する。~
 依然[[フィールド]]上で影響力を残しているものの、あくまで受け身であり、[[相手]]の意思でしか[[効果]]を使えない単なる[[壁]]になってしまう。~
 また[[守備表示]]でなければ[[効果]]を使えないため、[[表示形式]]を変更する[[カード]]に弱く、[[《巨大ネズミ》]]から有効に使えないのも欠点。~

 [[《ライオウ》]]などの、近年増えてきた優秀な[[効果]]を持つ[[攻撃力]]1900以上の[[下級モンスター]]の[[攻撃]]には耐えられない点にも注意。~
 [[バウンス]]することによって、[[《E・HERO エアーマン》]]や[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]の[[効果]]を再利用されてしまう場合もある。~
 特に[[《インフェルニティ・デーモン》]]は天敵。[[デッキトップ]]に戻すと[[ドロー]]された際に[[サーチ]][[効果]]を使用されてしまうからである。~
 特に[[《インフェルニティ・デーモン》]]は天敵であり、[[デッキトップ]]に戻すと[[ドロー]]された際に[[サーチ]][[効果]]を使用されてしまう。~
 とはいえ、あくまで「この様な欠点もある」というだけで、基本的には多くの場面で有効な[[1:1交換]]または[[アドバンテージ]]になるだろう。

 [[《月の書》]]との併用は弱点対策としても有効で、[[相手]]に[[攻撃]]された時に[[守備表示]]に変更して迎撃し、[[戦闘破壊]]もされなければ理想的。~
 [[戦闘破壊]]されたくない場合は[[《和睦の使者》]]、[[攻撃]]を強要したい場合は[[《立ちはだかる強敵》]]や[[《バトルマニア》]]と使うのも良いだろう。~
 いずれにせよ[[岩石族]]の[[下級モンスター]]の中では特に優秀なので、[[【岩石族】]]や[[【コアキメイル】]]には是非採用したい[[カード]]である。

-「[[ダメージステップ]]終了時」はまだ[[ダメージステップ]]なので、この[[効果]]に[[ダメージステップ]]で使えない[[カード]]は[[チェーン]]できない。~
この[[効果]]が[[発動]]するタイミングは、[[《巨大ネズミ》]]などの各種[[リクルーター]]と同じだと考えるとわかりやすいだろう。

-[[相手]]の[[攻撃]]で[[戦闘破壊]]されなかった場合は[[フィールド]]、[[戦闘破壊]]された場合は[[フィールド]]外で[[発動]]する[[効果]]になる。~
つまり[[戦闘破壊]]された場合は、[[《スキルドレイン》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]などの[[効果]]によって[[無効]]にされない。

-[[守備力]]1800でこの[[効果]]を持っているのは魅力的だが、[[ロック]]に強い[[レベル]]3で[[攻撃力]]も1300と意外に高い点にも注目したい。~
[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の「[[岩石族]]の[[融合素材]]」として十分な[[攻撃力]]であるため、[[【ダーク・ガイア】]]にも採用できる。

-[[《ケルベク》]]には[[攻撃力]]、[[《幻影の壁》]]には[[守備力]]で劣り、[[攻撃]]を受ける際の[[表示形式]]が限定されている点でもこの2体に劣る。~
しかし、あちらは[[バウンス]]先が[[手札]]であるのに対しこちらは[[デッキトップ]]なので、総合的に見ればこちらの方が優秀と言えるだろう。

-自身から仕掛けた場合でも[[効果]]が[[発動]]する[[テキスト]]だが、現在はこの[[カード]]が[[守備表示]]のまま[[攻撃宣言]]をする手段は無い。~
今後[[《絶対防御将軍》]]の様な[[効果]]を付与する[[カード]]が登場した場合、能動的にこの[[効果]]を使うことができるようになる。

-2008年度米国代表最終選考会では、この[[カード]]が[[【剣闘獣】]]の[[メタカード]]として多くの[[サイドデッキ]]に投入されていた。~
自身の[[効果]]で[[剣闘獣]]の[[効果]]を封じられる上に、[[《剣闘獣アンダル》]]以外は単独でこの[[カード]]の[[守備力]]を突破できないためである。~

--その点が評価されたのか、海外の[[Champion Pack]]:Game Sevenでは[[スーパーレア>Super]]で収録されている。

-人間離れした肌の色や強靭な肉体を持っているが、一応人の姿をしているにも関わらず[[種族]]が[[岩石族]]に設定されている。~
[[《モンク・ファイター》]]・[[《マスターモンク》]]・[[《プレートクラッシャー》]]など、一部の筋骨隆々な[[モンスター]]に見られる傾向である。

-柔道の帯(14歳以上)は、下の段級位から数えて「白帯」「茶帯」「[[黒帯>《伝説の黒帯》]]」「紅白帯」「赤帯」となっている。~
この[[モンスター]]が着けている赤帯は、九段または十段のみが締める事のできる帯で、武道における最高位を表す物である。~

-「マスターガイド」によると、[[《グリズリーマザー》]]とも素手で闘ったという格闘家らしい。~
[[効果]]や[[ステータス]]を考えるに、熊が襲ってきたところを[[投げ飛ばした>バウンス]]のだろう。

-コナミのゲーム作品において―~
World Championship 2011では対戦相手として登場。~
使用する[[デッキ]]は自身や同系統の[[カード]]を活用して[[ドローロック]]・[[バウンス]]を徹底的に狙う[[【爆風ライザー】]]。~
[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルクロスでは、[[相手]]の[[攻撃]]を二回連続で止めるコマンド「[[ばんのうじらいグレイモヤ>《万能地雷グレイモヤ》]]」を3つ持つ。~
特にチャンピオン戦では「伝説」の名にふさわしい働きを見せてくれるであろう。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ケルベク》]]
-[[《幻影の壁》]]

-[[《聖なる守り手》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#mee5fa04]
-[[【バウンス・ハンデス】]]
-[[【岩石族】]]

**収録パック等 [#s78212b9]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP129
-[[天空の聖域]] 308-017
-[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]] DT12-JP012

//**FAQ [#yf3bf338]
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//A: