フィールド魔法 このカードのカード名は「海」として扱う。 手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが1つ少なくなる。 フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場したフィールド魔法。
《海》として扱い、水属性モンスターのレベルを1つ下げ、フィールド上の水属性モンスターを強化してくれる。
このカードが発動していれば、《海》に関連するカードの効果を使える。
たとえば、《水陸両用バグロス Mk−3》や《海竜−ダイダロス》の効果を発動できる。
ただし、カード名も《海》として扱われるため、《海》と合計で3枚までしか投入できない点に注意。
例外として、《アトランティスの戦士》は《海》をサーチできず、《伝説の都 アトランティス》のみサーチできる。
手札の水属性モンスターのレベルが少なくなる効果は、多方面でメリットとして活用できる。
まず、生け贄召喚を行う場合は生け贄に必要なモンスターの数が少なくなる。
レベル5のモンスターは下級モンスターとして扱え、レベル7のモンスターは上級モンスターとして扱える。
また、レベル4の主力アタッカーがレベル3となることで、【フィフティ・フィフティ】の戦術を採用できる。
《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》や《レベル制限B地区》の影から安全に攻撃宣言が可能。
《海竜神の加護》・《ハイドロプレッシャーカノン》の適用も可能になる。
しかし、いくつかデメリットも存在する。
手札にある儀式モンスターの生け贄の星の数はこのカードの効果で少なくならない、という裁定が下っている。
《クラブ・タートル》・《要塞クジラ》を儀式召喚する場合は要注意。
デッキ内のモンスターはレベルが変化していないので、《高等儀式術》を使えば問題は無い。
また、レベルが下がってしまうことで、シンクロ召喚にも不利に働いてしまうことがある。
このカードを状況に応じてバウンスする等工夫しておきたい。
Q:《マジック・キャンセラー》が存在する時にフィールド上のこのカードのカード名はどうなりますか?
A:その場合でもカード名は《海》として扱います。(08/12/29)
Q:《禁止令》や《マインドクラッシュ》等の効果で《伝説の都 アトランティス》を宣言できますか?
A:《伝説の都 アトランティス》のカード名は《海》として扱われるため、《伝説の都 アトランティス》を宣言する事ができません。(08/06/08)
Q:《マジック・ガードナー》のカウンターが乗っている状態で新しいフィールド魔法が発動されるとどうなりますか?
A:別のフィールド魔法カードが発動されることによる破壊は「ルールによる破壊」なので防ぐことはできません。
Q:このカードの発動中、元々の攻撃力が1000未満のモンスターが召喚され、このカードの効果で攻撃力が1000を上回りました。
このモンスターに対し《落とし穴》を発動できますか?
A:発動できます。フィールド魔法など永続のステータス変化効果は、召喚された時点で適用されるためです。
Q:このカードの発動中、水属性・レベル1のモンスターは、レベル0になりますか?
A:0というレベルは存在しません。よってレベル1のままです。