フィールド魔法 このカード名はルール上「海」として扱う。 (1):フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いの手札・フィールドの水属性モンスターのレベルは1つ下がる。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場したフィールド魔法。
《海》として扱う効果外テキストと、水属性モンスターのレベルを1つ下げ、フィールド上の水属性モンスターを強化する効果を持つ。
【伝説の都 アトランティス】のキーカードである。
カード名を《海》として扱うため、《海》の代わりとして使える。
例えば、《水陸両用バグロス Mk−3》や《マーメイド・ナイト》の効果を使ったり、《海竜−ダイダロス》や《コダロス》のコストにしたりできる。
間違えやすいが、効果外テキストでカード名を《海》として扱うため、《伝説の都 アトランティス》・《海》・《忘却の都 レミューリア》・《幻煌の都 パシフィス》は合計で3枚までしかデッキに投入できない。
手札の水属性モンスターのレベルが少なくなる効果は、多方面でメリットとして活用できる。
まず、レベル5・7のモンスターは召喚に必要なリリースが1体少なくなる。
よって、レベル5のモンスターは下級モンスターとして扱え、レベル7のモンスターはリリース1体でアドバンス召喚できる上級モンスターとして扱える。
レベル5なら攻撃力2700のアタッカーとなる《ダイナミスト・スピノス》、レベル7では第一の効果との相性もいい《海竜−ダイダロス》や《超古深海王シーラカンス》が強力だろう。
また、レベル4の主力アタッカーがレベル3となることで、【フィフティ・フィフティ】の戦術を採用できる。
《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》や《レベル制限B地区》の影から安全に攻撃宣言が可能。
《海竜神の加護》・《ハイドロプレッシャーカノン》の適用も可能になる。
他にも影霊衣には、元々のレベルと同レベルのモンスター1体では儀式召喚できないのものもいるので、その補助をすることができる。
一方で、レベルが下がることで高レベル、ランクのシンクロモンスターやエクシーズモンスターを出しにくくなるといったデメリットがある。
特に《深海のディーヴァ》や《氷結界の龍 グングニール》が使いづらいのは【水属性】として致命的とも言える。
ただ、レベルが下がることを織り込んだエクストラデッキにすることでデメリットが回避できる。
《バハムート・シャーク》ならばランク3・4のどちらも元から活用できる構築にでき、水属性のランク3は強力なものが多い事から影響が少なく運用しやすい。
レベル5を多用してランク4を出すなどの構築もある。
他にもバウンス等で状況に応じて戻す、一時的に無効にするなどデッキによって活用方法を決めるといいだろう。
逆に、相手が水属性モンスターをシンクロ素材・エクシーズ素材にしようとする場合に相手の思惑を崩せる事もある。
水属性モンスターの攻守は200ポイントアップするので、相手を有利にする可能性もあるが、些細なことであるためあまり気にする必要はないだろう。
―ルール・テキスト上で《海》として扱うカードは《海》を参照。
―名前関連
―《伝説の都 アトランティス》が見られるカード
Q:《マジック・キャンセラー》が存在する時にフィールド上のこのカードのカード名はどうなりますか?
A:その場合でもカード名は《海》として扱います。(08/12/29)
Q:《禁止令》や《マインドクラッシュ》等の効果で《伝説の都 アトランティス》を宣言できますか?
A:《伝説の都 アトランティス》のカード名は《海》として扱われるため、《伝説の都 アトランティス》を宣言する事ができません。(08/06/08)
Q:このカードの適用中、元々の攻撃力が1000未満のモンスターが召喚され、このカードの効果で攻撃力が1000を上回りました。
このモンスターに対し《落とし穴》を発動できますか?
A:発動できます。フィールド魔法等、永続のステータス変化効果は、召喚された時点で適用されるためです。
Q:このカードの適用中、水属性・レベル1のモンスターは、レベル0になりますか?
A:0というレベルは存在しません。よってレベル1のままです。
Q:このカードの適用中、元々のレベルが水属性・レベル1のモンスターに対して《スター・チェンジャー》の効果でレベルを1つ上げる場合、そのモンスターはレベルはいくつになりますか?
A:その場合、再計算(1-1+1)を行い、レベルは1のままです。(14/12/08)
Tag: 《伝説の都 アトランティス》 魔法 フィールド魔法 《海》